2020年8月27日木曜日

ちょっと変な、新学年


フランスの新学年が、始まろうとしています。
教師たちは、準備中。
私も、それなりに、
準備中。

今年は、3月から、
学校での授業をしていません。
いつものクラスにもどれるのは、
うれしいことなのですが。

今回は、
マスクのことを考えなくては、なりません。
オンライン授業では、
マスクなしで、
自由にしゃっべっています。
それが、
学校での授業となると、
そうとはいきません。

そこが、ちょっぴり、
心配です。

これまでにも、
マスクをして、
会議に出席したとき、
一度で聞き取ってもらえなかったことがあります。
何回も、くりかえし、
ますます大きな声で、言わなくてはなりませんでした。

お店で、
かん違いされたことも、あります。

これから、授業では、
ちょっと、大きめな声で、
はっきり言わなくてはならないかもしれません。

私はいつも、
一対一のレッスンをしてきましたから、
大きな声をだすのは、慣れていないです!

それから、もうひとつの心配。

お茶を、自由にすすることが、できない!


などと、まぁ、呑気な心配をしています。

気の毒ですが、
私のまわりには、
仕事を見つけられない人が、
かなり、いらっしゃいます。
まったくの災難です。
早く、ほんとうに、どうにかなってほしいです。


きのう、
スポーツ用マスクが、届きました。

フランスでは、屋内では、
マスクが義務になりましたが、
なぜか、スポーツジムでは、マスクなしで、
みなさん、フィットネスをなさっています。
とても密で、換気もないのに、
それは、ゆるされています。

私は、まだ、行っていませんが、
そのうち、行きたいと思っています。
そのために、
スポーツ用の、息の吸いやすいマスクを
手に入れました。

とはいっても、
試してみると、やはり、ちょっと努力が必要です。
高山の、酸素の少ないところを
歩いているようなここちです。
徐々になれていけるのかもしれません。

しばらく、これをつけて、
練習をしなくては、ならないようです。


マスクをはずして、ふつうに息をするとき、

「あぁ、気持ちいい!幸せ!」

と、うれしく思います。
これまで、そんなことは、
感じたことがありませんでした。
これからしばらくは、
そんな幸せが、ひんぱんに来そうです。

よろこんでいいのか、
どうなのか、ちょっとよくわかりませんが、
やっぱり、おいしい空気は、
もっともっと、楽しもう、と
思ったりしました。

みなさんも、どうぞ、お体大切に、おすごしください。



にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村




もうひとつのブログ
オンライン「ふだん塾」。
ピアノ教師として、上達の
ヒントを、書いています。

こちら↓







2020年8月22日土曜日

フランスに、月謝袋はあるか


けさの、スクープは!
新しいりんごが、出回っているということです。

夏の終わりになりますと、
インドりんごだか、
青くてすっぱいリンゴが、出て、
それを持って、海水浴に行ったおぼえが、
あります。
遠い昔、昭和時代のことですから、
今、日本で、そういうリンゴがあるかどうか、
わかりません。

そういうことが、
ここロワール地方で、おこります。
一年中リンゴは売られていますが、
収穫は、秋です。
とりたては、おいしいです。

はつもの(初物)は、すっぱく、
身が白っぽく、かたくて、
実にジューシーです。
それが、
出ました。
香りも味も、すばらしい。
まるで、りんごの香料のシャンプーのようです。

これが出ると、
さて、もうそろそろ9月、と思います。

きのう、
ある日本の方と、お話していましたら、
おけいこ事の、月謝袋の話になりました。

そういえば、
遠い昔、日本で、
私のピアノレッスンの場合は、
毎回、封筒に入れて、でした。
中にいれる
おさつは、新品のものでなくてはいけない。

ですから、母が、あたふたと、
新品のおさつを用意しています。
封筒には、父が、万年筆で、
「御礼」そして、名前を、書いてくれます。
と、
そういうことを、何年間も、していました。

その後、
私は、
フランスに来て、
教師として仕事をはじめて、
まず、びっくりしたのは、

生徒さんが、
私のことを、ファーストネームで呼ぶこと。
マダムとか、メトレス(小学校の先生)と呼ぶ人は、
とても少なかったです。
ミッテラン大統領時代の、
自由なリラックスした時代のことです。

はじめは、ものすごく、びっくりでしたが、
じき、慣れてしまいました。
それに、
だからといって、私のことをリスペクトしない人は、
ひとりもいません。
とてもリスペクトされていますので、
ぜんぜん、問題ないのです。

そして、
日本のお作法のことを思い出します。
先生のことを、ファーストネームで呼んだら、
どうなるか!

なんて、
ちょっと、おそろしくて、想像できません。

なんだか、
おかしくて、笑い出したくもなります。


このあいだ、
「フーテンの寅さん」を見ていましたら、
寅さんが、お祝いの袋に、
おさつを入れる時、
寅さんにしては、大金でしたが、
そのおさつ2枚に、アイロンを、かけていました。
いっしょうけんめい、
シワをのばしていました。

ああ、やっぱり、と、
日本のお作法を、なつかしく、思い出しました。


また話は、もどりますが、
朝市では、また、
ナスや、トマト、いんげんを買ってきました。
いつも同じものばかりです。

たまには、
アーティーチョークも、と
さがしましたが、
ありません。
それもそのはず、ここでは、とれません。
あれは、ブルターニュ地方の産物です。
だから、産地直送の、
朝市には、あまり見つからないのかもしれません。

これは、
また、ちがったお店にいかなくては、と
思いなおしたりしました。

きょうも、読んでくださって、
どうもありがとうございました。

(追伸

フランスの方は、月謝袋は、あまり使わないように
思います。でも、たまに、封筒を使う方もあります。
アジア系の方に多いです)



にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村




もうひとつのブログ
オンライン「ふだん塾」。
ピアノ教師として、上達の
ヒントを、書いています。

こちら↓







2020年8月21日金曜日

日本経由の、ラタトゥイユ


夏のこの時期には、
朝市で野菜を買うと、

いんげん、
ズッキーニ、
米なす、
トマト、
ピーマン、

そして、
メロンが多いです。

メロンは、野菜ではありませんが、
前菜で、よくいただきます。
こんなに便利で、
おいしいものは、ありません。
切って、種をとれば、いいのです!

新鮮で、おいしい野菜。

それにしても、
ほぼ、
この4つの野菜で、
いつも、いつも、食事を作っています。



ラタトゥイユという、
野菜の煮込みがあります。
南フランスのお料理だそうです。

この季節に、
よく、つくります。
大きなおなべで、
トマト、なす、ピーマン、タマネギを、
煮込みます。

塩とオリーブオイルだけで、
とてもよい味がでる。

遠いとこからお友達、親せきがくれば、
必ず、つくります。
いっぺんに、たくさんできて、便利です。

羊肉、
ハム、など、
そして、
冷肉でも、あたたかいお肉でも、
どちらでも、よくあいます。

ラタトゥイユも、
さめて、冷蔵庫にはいっていたりすると、
もっと、おいしいです。
煮込みは、一晩たつと、
味がしみて、おいしくなるといいますが、
ほんとうに、そうです。


それが、
先日、
日本のテレビで、
料理番組を見ていましたら、
ラタトゥイユの説明でした。

それが、
フランスで勉強なさった日本人シェフの方でした。
その説明が、とってもじょうずで、
おもしろくて、
私も、すぐに、おぼえてしまいました。

そのあと、
そのやり方にそって、つくってみましたところ。

それが、
今までやっていた私のラタトゥイユより、
何倍も、おいしくなりました!

考えれば、
私は、どうやって、
どこで、この作り方を覚えたのか、
覚えていませんが、
そのやり方では、どうしても、水っぽくなって、
味も、なんだか、しまらなかったのです。

それが、
あることをするだけで、
ずいぶん改良されました。
コツをおそわったのです。

日本の人に、ずいぶんお世話になるなぁと、
フランス料理の、
ラタトゥイユにまで影響がでるなんて、
おもしろい、と思いました。

それ以来は、
もう、ずっと、このやり方で、
このラタトゥイユを作っています。
このシェフに、大感謝です。




(*コツは、
あるていど、すべての野菜に火が通ったころ、
ざるにあげて、汁をとる。
その汁だけを、煮つめる。ここが大事なのです。
煮つまったら、さっきの野菜をおナベにもどして、
まぜて、なじませて、できあがりです。

トマトの味が、ダシのように、
おいしくなります)

きょうも、読んでくださって、ありがとうございました。
よろしかったら、ためしてみてください。






にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村




もうひとつのブログ
オンライン「ふだん塾」。
ピアノ教師として、上達の
ヒントを、書いています。

こちら↓





2020年8月18日火曜日

およばれの時は、デリケート


この、三日月の下にある、
明けの明星が、見えますでしょうか。

ロワール地方は、
暑さの山もこえて、ほっとしています。
それでも、
日中は、暑くなりますが、
日本のとは、くらべものにならないはずです。

そんな中、マスクをして外へ出ますと、
やはり、暑さが、こたえます。
マスクをするなんて、
私は、小学校の時、
そうじの時、
給食係の時、以来です。
なつかしいこと、この上ない、なんて、
言えたらいいですが、
実は、ちょっと苦しい感じです。


外をしばらく歩いて、
たとえば、
橋の上で、もう、人はいないから、
マスクははずしてもいいだろう、と、
はずします。

すると、
とつぜん、さーっと、
いろんな香りがしてきます。
気持ちいい!

川の水のにおい、
そばの、ワッフルを焼く屋台のにおい、
木の葉のにおい?
など。

あーっ!
ほんものの空気が吸えるなんて、
なんていう幸せ!と、思います。

だったら、
これからも、
時々、わざとマスクをしてから、
それをはずして、
「あーっ!」と、
幸せを味わったらいいのか、
なんてことを考えてしまいます。

こんなにかんたんに
幸せって、手に入るのか、っていう感じです。

先週は、
めずらしく、およばれが、いくつもありました。

なかなか会えない、遠い友人、親せき。
すると、
さいしょに、少し、
ディスタンスのルールを確かめ合うような、
へんてこな作業があります。

久しぶりに会ったので、
うれしくて、
抱き合ったりしたくなりますが、
もちろん、今は、
しません。

行く前から、
「マスクは、無しにしよう」と提案してくる人も、
あります。
理由は、
「いつも、人と会う時は、
マスクをしていない」から。

今まで大丈夫だったから、
これからも大丈夫という考えです。
すると、
私は、説明しても並行線だな、と思って、
「私は、マスクをするのです。
おしゃべりには、むかないのですけど」とだけ、
言います。

そのあと、いろいろやりとりがあって、
けっきょく、
風通しの良いところで、
はなれて、おしゃべりできるように、してくれます。

結果がよいので、
それで、よろこばしいです。
ただ、そこにたどりつくまで、毎回、
ちょっぴり、ストレスフルです。


私のまわりの人は、
似た者同士なのか、
だいたい同じ慎重さで、やっています。
波長が合うのです。

新聞やテレビを見ていて、思いますが、
フランスの半分くらいの人は、
私と同じくらい、「神経質に慎重」なような気がします。

私は、これで、大満足です。
国民の半分だったら、いい方です。
できれば、もっとふえてほしいですが、
これだけマスクをする人がふえて、
ていねいに手洗いをする人がふえたので、
私は、かなりいい線いってると思います。
こうして、経済も、うまくいって、
収束を待てたら、と思います。


さて、話題はかわります。

去年、日本からもってきた、「みょうが」が、育ちました。
芽が出てくる時は、
なめくじ君たちに、やられないように、
毎日、見張っていました。
ロックダウン中で、家によくいましたから、
もう、じろじろと、見張りました。

それが、もう何鉢も、大きくなって、
もうそろそろ、収穫なのではないかと、
楽しみにしています。

しかし、いったい、いつ、
食べられる部分が、出てくるのか??
おそうめんのつゆに、薬味として、
ぜひ、みょうがを入れたいのに、
もうじき、秋になってしまいますよ、と、
実は、
せき立てたい気持ちです。

なんとなく、
細く小さな芽が、ふもとからでてくるのが、
そうなのかもしれない、と
期待しています。


日本のある人から、
鈴虫を、買いました、という知らせが、
届きました。

自粛で、家にいるので、
楽しみたいから、ということでした。
なんとも風流なしぐさ、と思いました。


きょうも、読んでくださって、どうもありがとうございました。



にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村




もうひとつのブログ
オンライン「ふだん塾」。
ピアノ教師として、上達の
ヒントを、書いています。

こちら↓









2020年8月13日木曜日

教科書にのる、レベル


今年の夏のことは、もしかすると、
将来、
歴史の教科書に、載るかもしれないです。

このウイルスのことは、
ぜったい、載ると思います。
その時のさし絵に、
フランスの、
フランス人が暑い夏にマスクをして、
バカンスを、ためらっている様子。
そんな写真が、載るような気がします。

珍しすぎて、
ぜったい、話題になります。

バカンスに行く人は、フランス国内に、
家を借りたりして、ほんのちょこっと、
行きます。
別荘がある人、キャンピングカーのある人は、
それを利用します。

私のまわりには、
だいたい、そんなふうに、ためらいがちに、
ほんのちょっと、バカンスに行っています。

私は、幸い、仕事がありますので、
退屈もせず、毎日、ちょこまか、動いています。
バカンスに、遠くに行くことはしません。

それにしても、
日本には、いつ行けるようになるのか。
秋の里帰りが、先のばしになりそうなのは、
とても、さびしいです。

ところで、
日本は、まだまだ暑いようです。
エアコンがあっても、まだきびしいようです。
暑さが苦手な私は、
夏に日本に行くのは、何十年もやっていません。

夏、といえば、
扇風機の音が、ぶーんと首をふっており、
のき下のすだれでは、風鈴が、ちーんとして、
カラコロと、カルピスの氷をかきまぜる、という
そんな、遠い昔のひとこまが、
うかんできてしまいます。

それ以来、
温度は、どんどん上がって、
クーラーは、エアコン、と名をかえたようです。
きびしい夏、みなさん、
お大事にすごしていただきたいです。

フランスは、暑さの山をこえ、
きょうなどは、窓をあけて、
風を入れています。
ふだんは、
暑いと、雨戸を閉めて、
家の中に、こもります。
厚い石の壁の家です。
そうかんたんには、外の温度に負けません。
そうやって、「ひんやり」を、保つのです。


いつも、思うのですが、
この涼しさを、暑い日本に、送ってあげられたら。
プレゼントに、
「はい、ロワール地方のですよ」と、
送ってあげたいです。

ピアノの、オンラインレッスンでは、
楽譜を、送ることができます。
楽譜というのは、もとは、貴重な品物です。
それが、今では、
一瞬にして、遠い国へ、届けられます。

以前なら、
コピー屋さんへ行って、
一ページずつ、コピーしてもらって、
家に帰って、封筒に入れて、
住所を書いて、
郵便局へ行って、
窓口で、「エアメール」で、
送ってもらいました。
日本ですと、1週間くらい、かかりました。

「切手は、ステキなのがありますか。
もしあったら、それにしてくださいね」といえば、

「そうですねえ、こんなのと、
こんなのとがありますよ」と、見せてくださって、
料金に合うように、いろんなのをまぜて、
料金ぴったりに合うように、
やってくれます。

そういうことをしていたのは、
そんなに昔でもないです。
それが、今では、
スマホで、スキャンして、
さっと、送ります。

ネットでは、
「楽譜図書館」というのもあって、
そこから、無料で、
さっと、いただいて、家でプリントもできます。

そういうことができるようになりました。
ですから、
もしかすると、
この先、「涼しさ」を、
さっと、送れるように、なるかもしれません。


朝、起きますと、まっくら。
夕ご飯のあと、散歩に行きますと、
お日さまは、沈んだあと。

ぐんぐん、夏が、終わりに近づいてきています。
なんだか、さびしいような気持ちがします。
いつもなら、
新学期が、楽しみですが、
今年は、
マスクをして?
マスクで授業をするのは、ちょっと変です。
生徒さんも、教師も、マスクをする。
これまた、
歴史の教科書に載りそうです。


朝の明星が、写真にとれましたので、
のせておきます。

みなさん、
お大事に、おすごしください。

きょうも、読んでくださって、ありがとうございました。



にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村




もうひとつのブログ
オンライン「ふだん塾」。
ピアノ教師として、上達の
ヒントを、書いています。

こちら↓










2020年8月9日日曜日

この暑さは、異常


おとといくらいから、
フランスは、またもや、とても暑くなっています。
アフリカの方から、暑い空気が
やってくるのだそうです。

確かに、そんな感じはします。
カラッと乾いた、砂漠の感じ。
少し風もありますから、
まぁまぁ、すごしやすいといえば、
すごしやすいです。

たまに、
蒸し暑くなることが、あります。
すると、
とたんに、頭の回転が悪くなります。
やる気も失せます。
日本の夏は、こうだったなぁと、
思い出します。
夏の、いいにおい、もします。

ここにクーラーはありませんが、
うちには、幸い、
階下のひんやりした部屋がありますから、
なんとかしのげます。
それがない人は、気の毒です。

ところで、
以前に、子どもの小鳥ルージュクを
ひろってきたお話をしました。
2、3日、うちの庭ですごして、
しばらくたって、空にはばたいていった小鳥。
「もち」という名をつけていました。

その「もち」君かどうか、
よくわかりませんが、
先日、
同じような場所に、ちょこんと来て、
じっとこちらの方を見ていたのです。

「やあ!」

大人になったからか、
すらっとしています。
どちらかというとスリムで、
以前の、ぷよぷよとした感じは、ありません。
もしかすると、
「もち」君の、息子かもしれない、
などと、想像は、いろいろふくらみます。

「いつぞやは、
うちのおやじが、どうもお世話になりまして」
なんて、
ルージュクが、言うかどうか?!

言うはずは、ありませんが、
そのまま、続けますと、

「まぁ、それはそれは。
さぁ、どうぞお入りなさい。
お茶がいいですか、それとも麦茶」

と、言いたくなるような、
若い羽毛が、ふさふさした、
若者でした。

それとはまた別の、
小鳥の話ですが、
夕ご飯の、8時すぎくらいに、
よく水浴びに来るのもあります。

ルージュゴルジュ(のど赤)です。
クリスマスカードの雪景色には、
たいてい登場する、というような、渡り鳥です。
それが、
この暑い時に、やってくるのです
ふしぎなことです。

そして、
さらに、ふしぎなのは、
しっぽが、とても短い。
しっぽがない、と言ってもいいです。

もしかすると、
かわいそうなことに、
そのせいで、
みんなと一緒に、涼しい国に、移住できなかったのかもしれない、
と、夫は言います。


それにしても、
毎日、同じ時刻に、水浴びに来るのは、
ふしぎなことです。
小鳥については、
いろいろわからないことが、多いそうです。

地図なしで、
どうやって地球上を飛び回れるか、とか、
眠らずに、飛び続けられる、とか、
すごいことが、
いまだに、ミステリーなのだそうです。

なにあともあれ、
こうやって行水をして、
涼をとれるなら、
お安いご用。
涼しい国にいかれなくても、大丈夫、
どんどん来てね、と言いたくなります。


フランスは、
朝も夕も、
どんどん暗くなってきています。
同じ時刻に散歩に行くと、それがわかります。
どんどん日が短くなって、
そろそろ、新学期が始まる予感がしてきます。

まだまだ暑いでしょうが、
みなさんも、おからだ大切におすごしください。

きょうも、ありがとうございました。


にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村




もうひとつのブログ
オンライン「ふだん塾」。
ピアノ教師として、上達の
ヒントを、書いています。

こちら↓










2020年8月6日木曜日

なんとか、やっと脱出する


また、歯をこわしてしまいました。
ので、
いつもの友人の歯医者さんのところへ、行きました。
まぁ、2時間半かかるので、
不便なこときわまりないですが、
いいことも、あります。
友人に、会えること。

そして、

海辺にも行ける、ということです。
おかしな話ですが、
バカンスだから、遊びに行こうといえば、
ウイルスのせいで、そんな気がおこらない。
けれど、
歯の治療なら、遠出もして、
ついでに、海遊びも、できる。

(おもに、夫を駆動するのが、
たいへんなのです)

それにしても、
ビーチは、人出も少なく、
大して暑くもなく、気持ちのいいひとときでした。







ちょうど、満ち潮で、
遠浅のビーチですから、
ぐんぐん水は、あがってきます。
そして、
そのせいで、魚も、あがってきます。
上の写真では、ちょっぴり見えますでしょうか。

水底と同じ色の魚が、
それは、もう、イキイキと、
群れになって、泳いでいます。
私が行くと、すぐに、あっちの方に、
行ってしまいます。
その勢いたるや、
海の波と、同じ波長です。
すごいスピードです。

ロックダウンとか、
距離をとって、話す、とか、
やたらに手でさわらない、とか、
マスク、だとか、
そういうブレーキの多い生活をしていますと、
このお魚たちの勢いが、
ものすごく、うれしく感じられてしまいます。

一緒になって、踊りたい気持ちになります。
まぁ、
その中をかきわけて、
ぐんぐん遠浅の浜を沖にむかって、
水もだんだん冷たくなって、深くなったころ、
平泳ぎで、泳ぎました。









ロワール川が、大西洋に注ぐところです。
水の色も、ちょっとロワール川に、似ています。

海に来られてよかった!という気持ち。
また、来よう、と思います。
夫も、
また、ちょいちょい来よう、なんて、
言っています。
いったん来てしまえば、うれしいのに。
足をふみだすまでが、大変らしい。







帰りは、
また、コンテナターミナルのそばを通りました。
今年は、船の旅に出ませんが、
また、いつか出られるだろうと、
楽しみにしながら、通りました。

きょうも、読んでくださって、どうもありがとうございました。



にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村




もうひとつのブログ
オンライン「ふだん塾」。
ピアノ教師として、上達の
ヒントを、書いています。

こちら↓