2020年8月4日火曜日

例外的な、8月


毎日、いろんなことをして、
けっこう楽しくやっていますが、
よく考えてみると、こんな8月は、
めずらしい、ふしぎなこと、この上ないです。

これまた、ふしぎなことに、
フランス政府は、
ところによっては、
屋外でも、マスクを義務にするようになりました。
屋内では、それほどきびしく言われないのに、です。

ですから、
外を歩くと、暑くても、
マスクを着けている人が、たくさんあります。
これは、
かなり、びっくりする光景です。

それから、
私は、いつもなら、少なくとも一週間は、
バカンスに出かけていましたし、
プールに行ったり、
人が、訪ねてきたり、、、。
それが、
今年は、こんな状態ですから、
外へは、あまり出ません。
めずらしいことです、と口では言いますが、
実は、
もうちょっと、外へ出たいのです。

しかたありませんから、
(むりやり)こう、考えます。

もうじき、学校も始まって、
そういう、静かな時間をたっぷりとれなくなる日が
来る、ということを思い出す。
そして、
なるべく、今の静かな時間を利用するのだ、と
自分に言いきかせます。

そして、一人でできる、楽しいことだけを、
します。


絵を、描く。
オンラインレッスンを、する。
家でスポーツをする。
ぼけ、っとする。
ごくたまに、人と会う。
散歩。読書。

散歩といえば、
夕方、
お客さんの少ない、おみやげやさんのウインドウを
見ていましたら、
小さなボトルに、
シロップが売られていました。

かわいい!

カシス(ブラックカーラント)、
みかん、
バラの花、
ピスタチオ、など。

きっと、
シャンパーニュにでもまぜて、
飲むのでしょうか。

その、みかん、というのを見て、
思わず、思い出すことがあります。

遠いその昔、
昭和時代のことです。
夏も、まん中くらいになると、
お祭りが、もようされます。
山車(だし)をひっぱるのと、
おみこしをかつぐのと、
両方あります。
子どもは、山車をひっぱるのに、参加します。

もちろん、
山車の方が、おもしろい!
なにが、そんなにおもしろいかって、
それは、お菓子をもらえるからです。
ふくろをもって、参加します。
すると、ところどころで、
お菓子が配られる。
それは、すぐには、食べないで、
ふくろに、入れときます。

太いつなを、ひっぱりながら、
町中を、ねり歩きます。

そして、
どこか、目的地(?)に着くと、
ふくろには入れられないようなものが、配られます。
それは、
スイカの切り身だったり、
オレンジジュースだったりします。

その、オレンジジュースというのが、
実においしいのです。
粉ジュースを、
大きな水色の、生ゴミばこ(新品で、きれいです)の中に、
水で溶いたものです。

オレンジなんて、たぶん一滴もはいっていない、
飲み物です。
暑い中、ひたすら歩いたあと、
それが飲めて、おいしくて、
よほど、うれしかったにちがいないです。
それを、ひしゃくで、よそってくださった大人の人たち、
そんな景色が、まだ目にうかびます。

「みかん」のシロップの色を見て、
また、あのオレンジ粉ジュースを、
思い出してしまいました。


このあいだ、ものすごく暑かったですが、
きのうきょうは、長袖。
ジャケットを着る人もいます。

それが、
また、あしたごろから、猛暑になるそうです。
暑かったり、涼しかったり!

みなさまのお住まいのところでは、どうでしょうか。
どうぞ、お体たいせつに、おすごしください。

きょうも、読んでくださって、
どうもありがとうございました。



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5 件のコメント:

まめゆう さんのコメント...

Chiyoさん、こんにちは。

長い長い梅雨が明けたら、一気に真夏がやって来ました。一足先に梅雨明けした西日本は猛暑。関東もどんどん暑くなっています。

子供の頃のお祭りの思い出、まるで映画のワンシーンのように光景が目に浮かびます。
今年は、お祭りも花火大会も中止です。海開きもありませんでした。いつもとは違う夏ですね。

小さなボトルのシロップ、気になります(•‿•)シロップをシャンパンに入れたりするのですか?

この間、パリのカフェでは、ペリエにシロップを入れてもらえる裏メニューがある事を知りました。
フランスでは、シロップのそういう使い方はメジャーなのですか?
次にフランスに行ける時には、是非試してみたいと思いました。

それでは、また。

匿名 さんのコメント...

Chiyoさん、こんばんは。

今日も暑かった~。
マスク着用も大変!でも、命がなくなるのはもっと大変、、、
マスクで息が出来ないのも、、とキリがないですね。

アジア圏以外で、マスク着用の人々を日常的に見る日が来ようとは!ですね。
何とも妙なこの中になってしまいました。

さて、この目を見張るような鮮やかな小瓶たち、愛らしい。
リキュールかな?と思いましたが、シロップですか!
こんな洒落たものがあるなんて、素敵。

昔アメリカで、コーヒーにヘーゼルナッツなど、数種のシロップが添えられて
いて、驚いたのを思い出しました。

紅茶にはハーブ入りや果物の皮だの、色んなアレンジがあるのですから、当然と
言えばそうですよね。

あと、うす緑のブドウの写真を見るたびに、すぐり、グーズベリーを思い出します。
食べる機会はないのですが、涼やかですよね。
おそらく、子供のころに読んだ、アンデルセン物語に出てきて、名前を覚えてるの
だと思います。

これも、いったいどんな味なんだろう?と、折に触れて反芻して味や舌ざわり
皮の弾ける様子など、楽しんでいます。


お祭り、懐かしい思い出があってよかったですね。

粉のオレンジジュース、そうそう!
水に溶かして飲むものでした。私も昭和の時代、よーくわかります。

背の高い透明の箱に入って、中で噴水のように出てきていました。
知らない方に説明するのは難しいです、簡単でごめんなさい。

今思えば、すごく人工的な味で、おっしゃる通り、本物のオレンジなんて
全く入っていなかったのですが、いやぁ、それが美味しかったのですよね。
その機会の前で、胸がときめいていました。

幸せな思い出ですね。

夏バテなどされませんように。

たま

Chiyo さんのコメント...

まめゆうさん、こんにちは。

関東にも、暑い夏がやってきましたか!

今年は、夏のイベントも中止なんですね。
海開き、も。

(それにしても、
その「海開き」って、いい響きですね。
何十年、聞かなかったか。。。
そういえば、プール開き、もありましたね)

シロップの件。
お水、ペリエに入れるのには、
ミント、ざくろ水が定番。
ビールに入れる人も!


白ワインには、カシス。
キールというのですよ。
それをシャンパンにすると、
アンペリアル、といって、格がひとつ上がる。

などなど、
色もきれいなのです。
味は?
そこは、意見が分かれるようです。

私は、シャンパンでしたら、
そのままピュアの方がいいなぁと、思います。

イベントのない夏ですが、
楽しいテーマがみつかったら、いいですね。

きょうも、ありがとうございました。

Chiyo さんのコメント...

たまさん、こんにちは。


暑かったですか〜。
マスクを着けて、では、ほんとに大変ですよね。

ところで、
このボトル。
ね、愛らしいでしょう。
あまりに気になったので、
友人にプレゼントしたいと思い、店に入りましたところ。

それが、
おっしゃるとおりのリキュールだったのですよ!
たまさんの目は、するどいです。

ヘーゼルナッツのシロップとは、
知りませんでした。
コーヒーに添えるのも、ステキですね。

すぐり、グーズベリーは、
そうですよね、外国の物語に出てきて、
味も知らないで、想像して楽しんでいました。

実際、口に入れてみると、
とても酸っぱかったりするのではないかと、心配します。
でも、その透きとおったルックは、とても
風流です。

その、ジュースの噴水マシン!!
そうですねえ、ありましたね。
赤いプラスチックの色が一緒に思い出されるのですが。
紙コップに注がれるのですよね。
あぁ、もう、なつかしくて、なつかしくて。

ほんとうに、幸せな思い出です。
そんなお話が一緒にできて、
一粒で2度、幸せです。

きょうも、いろんなお話、ありがとうございました。


Chiyo さんのコメント...

訂正!

気になったので、調べてみましたところ。

キールに入れるカシスは、
シロップではなくて、リキュール。
「クレーム ド カシス」というので、
ずっと、シロップだと思っていたのです。

そして、

シャンペンに入れたものは、
インペリアルではなくて、

「キールロワイヤル」でした。

インペリアルは、
カシスのかわりに、
フランボワーズを入れるということでした。

どうも、
失礼いたしました!