2020年8月9日日曜日

この暑さは、異常


おとといくらいから、
フランスは、またもや、とても暑くなっています。
アフリカの方から、暑い空気が
やってくるのだそうです。

確かに、そんな感じはします。
カラッと乾いた、砂漠の感じ。
少し風もありますから、
まぁまぁ、すごしやすいといえば、
すごしやすいです。

たまに、
蒸し暑くなることが、あります。
すると、
とたんに、頭の回転が悪くなります。
やる気も失せます。
日本の夏は、こうだったなぁと、
思い出します。
夏の、いいにおい、もします。

ここにクーラーはありませんが、
うちには、幸い、
階下のひんやりした部屋がありますから、
なんとかしのげます。
それがない人は、気の毒です。

ところで、
以前に、子どもの小鳥ルージュクを
ひろってきたお話をしました。
2、3日、うちの庭ですごして、
しばらくたって、空にはばたいていった小鳥。
「もち」という名をつけていました。

その「もち」君かどうか、
よくわかりませんが、
先日、
同じような場所に、ちょこんと来て、
じっとこちらの方を見ていたのです。

「やあ!」

大人になったからか、
すらっとしています。
どちらかというとスリムで、
以前の、ぷよぷよとした感じは、ありません。
もしかすると、
「もち」君の、息子かもしれない、
などと、想像は、いろいろふくらみます。

「いつぞやは、
うちのおやじが、どうもお世話になりまして」
なんて、
ルージュクが、言うかどうか?!

言うはずは、ありませんが、
そのまま、続けますと、

「まぁ、それはそれは。
さぁ、どうぞお入りなさい。
お茶がいいですか、それとも麦茶」

と、言いたくなるような、
若い羽毛が、ふさふさした、
若者でした。

それとはまた別の、
小鳥の話ですが、
夕ご飯の、8時すぎくらいに、
よく水浴びに来るのもあります。

ルージュゴルジュ(のど赤)です。
クリスマスカードの雪景色には、
たいてい登場する、というような、渡り鳥です。
それが、
この暑い時に、やってくるのです
ふしぎなことです。

そして、
さらに、ふしぎなのは、
しっぽが、とても短い。
しっぽがない、と言ってもいいです。

もしかすると、
かわいそうなことに、
そのせいで、
みんなと一緒に、涼しい国に、移住できなかったのかもしれない、
と、夫は言います。


それにしても、
毎日、同じ時刻に、水浴びに来るのは、
ふしぎなことです。
小鳥については、
いろいろわからないことが、多いそうです。

地図なしで、
どうやって地球上を飛び回れるか、とか、
眠らずに、飛び続けられる、とか、
すごいことが、
いまだに、ミステリーなのだそうです。

なにあともあれ、
こうやって行水をして、
涼をとれるなら、
お安いご用。
涼しい国にいかれなくても、大丈夫、
どんどん来てね、と言いたくなります。


フランスは、
朝も夕も、
どんどん暗くなってきています。
同じ時刻に散歩に行くと、それがわかります。
どんどん日が短くなって、
そろそろ、新学期が始まる予感がしてきます。

まだまだ暑いでしょうが、
みなさんも、おからだ大切におすごしください。

きょうも、ありがとうございました。


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4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

Chiyoさん、こんばんは。

ブドウの実も色づいてきましたね!
良い香りがしそうです。

日本の夏、、、蒸し暑く入浴後も、また汗ばんで閉口します。
でも、着替えて洗濯すれば、またすぐ乾くのでありがたい。

昔は夕方に打ち水などで涼をとっていましたが、今では到底
追いつきません。
エアコンなしにはやってられません。おっしゃる通り頭が働かなく
なります。

屋内で熱中症で救急搬送される方が多いのです。
Chiyoさんのお宅がうらやましいですね、ヒンヤリした空気感が
伝わります。

ルージュク!
懐かしいですね。

あぁ本当に、ルージュクなのか、息子さん?
親切な日本人人の話を小耳にはさんで、訪ねてきた他人、他鳥?
知りたいですねぇ。

独りで水浴びに来るルージュゴルジュ。
まさか誰かに尾を切られた?

気持ちよさげに水盤を一羽占めだなんて、贅沢。
彼の楽しみな日課に、Chiyoさんのお家が選ばれているんですね。

気持ちに任せて、物語を作るなんてステキです。
コドモ時代を思い出しました。

ご自愛ください。

たま

yspringmind さんのコメント...

こんにちは。全く暑いですねえ。話によればフランスはイタリアよりも暑いようですよ。どうしたのでしょうねえ、ずっと北に位置すると言うのに。ところで“もち”が帰って来た??? わー。きっと大人になってスリムになったんですよ。それとも暑いので跳ねが抜けてスリムに見えるとか。自然の世界にも義理や恩、情は存在するのでしょう。それともご主人が言うように、尾っぽが短いために遠くまで飛べず北に行けなかったのかもしれません。じゃあ、みんなが戻ってくるまで優しいchiyoさんの庭で一緒に夏を過ごしましょうか。そんなところかもしれませんね。ああ、たのしい。暑いけど、本当に異常に暑いけれど、楽しい8月になりそうですね。うふふ。

Chiyo さんのコメント...

たまさん、こんにちは。

ひどく暑い中ですが、お元気そうで、
ほっといたしました。

ブドウのロゼも、色づいてきました。
それにしても、暑いですね。
日本は、もっと暑いはず。
打ち水(なんて、なつかしい言葉!)だけでは、
追いつかない。

エアコンで、どうぞ、なんとかしのいでください。
屋内で熱中症なんて、
ちょっと考えられません。
ヒンヤリした、昔の日本家屋が、
なつかしく思い出されますが、
時代も気候も、変わってきているのですね。

ルージュクのお話、
覚えていてくださって、ありがとうございます。
懐かしいなんて、言ってくださって。
こんど、「もち」君の親せきが来ましたら、
たまさんからのこと、お話し、しときます。
そうして、
「コドモ時代」に、戻るのは、楽しいですね!

どうぞ、お体大切に、
おすごしください。

きょうも、ありがとうございました。



Chiyo さんのコメント...

yspringmindさん、こんにちは。

まあ、南のイタリアのよりここフランスの方が暑い、とは!

「もち」のこと、覚えていてくださるだろうな、と
思っていました。
そう、大人になって、スリムになったんですよね。
義理、恩、人情?
鳥にも、そういうのがあったら、と
想像しちゃいますね。
つるが恩返しした、とか、
亀が竜宮城につれてってくれる、とか、
私たちは、いろいろ
そういうお話を、知ってますからね。

そうだったら、いいな、と思いますよ。

はい、うちで、夏をすごしてくれてるみたいです。
楽しいですね。
yspringmindさんが、そういってくださって、
もっと、楽しくなりましたよ。

きょうも、お話のおつきあい、
ありがとうございました。