この休みを使って、地中海を見に行きました。
ちょっと、がまんすれば、海水浴もできました。
とはいっても、水は冷たかったです。
2分くらいつかれば、もう、限度。
泳ぐ人は、私と、あと数人だけでした。
明るい日ざしと、きれいな空と海の色を、
じゅうぶん味わって、
体もよろこんで、
鼻カゼも吹き飛んで、
わが家にもどってくれば。
家の暖房が、こわれていました!
石の家だから、しんしんと冷えます。
今、ももひきをはいて、ジーンズをはいています。
まるで、スキーに行ったようです。
きのうまで、はだしでサンダルをはいていたのに。
信じられない、温度の差です。
私は、ニースに行くのが大好きです。
数年前に、たまたまニースの上空を通ることがありました。
そのとき、海の色に、見とれてしまったのです。
こんな色の海があるなんて!
こういう色の水の中で、泳いでみたい!と、
思ってしまったのです。
それ以来、ニースの海によく行きます。
たまたま通った、というのは、どういうことかというと、
覚えてらっしゃる方もあると思いますが、
アイスランドの火山のせいで、
飛行機が、思うように飛べなかったときのことです。
日本から、帰ってくるのに、
イタリア、ローマ経由で、
野宿をしたり、飛行機をなんども乗り継いで、
大変な思いをして、
パリまで、たどりつきました。
その、大変な旅の、最後の方、
やっと、フランスの陸が見えてきた、という所が、
ニースでした。
飛行場は、海岸にあります。
もう着く、というとき、海はすぐそこに見えました。
まぁ、なんという色!
やっと、着けた、
あと、もうすこしで、わが家に帰れる、という、
うれしい、ほっとした気持ちでした。
それが、
こんな海の色に見とれる気持ちを、
ちょっぴり、倍増したかもしれません。
しかし、
何回行っても、この海の色は、ステキです。
それに、ちょっと風があって、
波がでたりすれば、
海底が、かきまぜられるのか、
まるで、紅茶にミルクをいれたように、
青色も、ミルキーな色になります。
小さいころ、
遠い昔、昭和時代のことですが、
アイスキャンデーに、ソーダ味、というのがありました。
その色と同じになります。
たぶん、
私が、この色に見とれたとき、
このソーダ味、アイスキャンデーというのが、
頭のどこかにあったと思います。
こんな色の海につかってみたい、と思ったのも、
ソーダ味がするかもしれない、と
思ったからかもしれないです。
なんど泳いでも、
いっこうに、ソーダ味はしませんが、
この色は、やっぱりステキです。
ラムネのびんに、こんな色がありましたし、
ビー玉にも、ありました。
きれいな、きれいな、色です。
小さいころ、
そんなガラスの、きれいな色をのぞいて、
見とれていたことを、思い出します。
なるほど、やっぱり、
昔の人も「この色はすごい!」と思ったのでしょうか。
コートダジュールというのは、
青色の海岸、という意味です。
日本語では、こんぺき海岸と訳したりするそうです。
なんだか、こんぺいとうを思い出してしまいます。
私だったら、
「るりいろ海岸」がいいな、と思います。
でも、
一番ぴったりくるのは、
「ソーダ味アイスキャンデー海岸」かもしれません。
などと、思いながら、
かじかむ手で、パソコンを打っています。
暖房は、月曜日になおるそうです。
ということは、
3日間くらいは、冬支度での生活になるということです。
あしたは、ニースのとなりの海岸のことを、
お話したいと思います。
きょうも、読んでくださってありがとうございました。
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