うちに、
ルージュクという小鳥が、
しばし来てくれたことは、
お話しました。
また、もどってくるのでは、
と言ってくださった方も、ありました。
それが、
まさに、あたっていました。
次の日、
夫が、「いる!」と言うのです。
えええっ?
カメラをつかんで、
外へ出れば、
ツバキの木の下に、います。
こっちを見ています。
ほんとです、あの、小鳥ちゃんです。
うれしい。
ちょこまか、
土をつっついては、食べたりします。
カメラを向けると、
気に入らないのか、
木の上にのぼって、見ています。
あぁ、元気そうで、なにより。
君、もう、大丈夫ね。
それにしても、
家族が、むかえに来てたみたいのに、
一緒に、行かなかったの?
もしかすると、
ここに、住むのかもしれない、と
思ったのですが。
結論をいいますと、
2日、ここにいましたが、
きょうは、
もう、見あたりません。
お客さんが、帰ってしまったような、
がらんとした、気持ちがします。
また、戻っているかもしれない、と
外へ出るたび、さがしてしまいます。
その2日間は、
この小鳥と、一緒に、
私は、庭で、ぶらぶらしたりしました。
まだ、高くは飛ばずに、
だいたい、地べたをはね回っていました。
私は、
「もち」という名をつけて、
呼びました。
ポチという犬の名がありますが、
「もち」は、おもちのように、
上あがりに、発音します。
すると、
「ち」と言う時に、
なんとなく、鳥の声と似ていて、
あちらも、きょとんと、します。
「もち」、といいながら、そばに行くと、
きょとんと、見ていて、
ちょんちょん、と、
2、3歩は、こちらによってきます。
かわいらしいことです。
でも、まぁ、
1メートルくらいのところが、
限度です。
あっちに、行ってしまいます。
もしかすると、
ここに住んでくれて、
こうして、話(?)ができるかもしれない、と、
楽しみにしたりしました。
でも、
元気よく、旅立って行ったようです。
うれしいのと、
さびしいのと、半々。
ところで、みなさん、
この鳥をご存知かどうか。
日本では、見たことがなかったですが、
このあたりでは、
春、夏になると、よく見られます。
ルージュク=「赤いしっぽ」という名です。
その、おもしろいのは、
鳴き声です。
すごく、めずらしい鳴き声です。
ぴよぴよ、と、まず鳴いてから、
そのあとに、最後に、
紙をくしゃくしゃに丸めるときの、音が、するのです。
つまり、
「ぴよぴよ、ぴよぴよ、ぴよぴよ。くしゃくしゃ」と、なります。
そんな不思議な鳴き声を、
知りませんでしたので、
私はさいしょ、
だれかが、遠くで、
紙を丸める仕事をしているのだ、と思っていました。
「くしゃくしゃ」なんて!
「もち」は、
まだ、子どもですので、
そんなふうには、鳴きません。
音は、しません。
もしかすると、
いつか、
また、「くしゃくしゃ」ができるころになったら、
ここへ、遊びにくるかもしれません。
だと、いいなあ。
でも、そのころには、
大人になって、みちがえてしまうはずです。
「もち」なのか、
ふつうの、ルージュクなのか、
区別がつかないはずです。
でも、
もしかすると、
私を見て、きょとん、とするかもしれません。
そうしたら、
「ああ、『もち』かもしれないな」と、
思うでしょう。
などと、
ロックダウンで、
ヒマがすぎて、色々なひとりごとを、
頭の中で、おこないました。
このロックダウンも、あと2日で、
終わります。
解除、うまく、いきますように。
みなさんも、お元気で、お大事におすごしください。
読んでくださり、ありがとうございました。
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2 件のコメント:
Chiyoさん
コロナ心配していましたが、皆さまお変わりないみたいでホッとしました。
どうかこれからもご無事でありますように。
さて、先日からのルージュクのお話!
もうワクワクして読みました。まるで自分もそこに居て、じっと観察している
かのような気分に浸れました。
心がじわーっと温かくなりました。
素敵な出会いがあったのは、きっと普段からのChiyoさんの暮らしぶり、心がけが
あらばこそ、だと思います。よかったですね。
たま
たまさん!
おひさしぶりです。
私のきまぐれ日記を読んでくださり、
一緒に感動してくださり、
とっても、うれしいです。
ルージュクは、
そのあとも、気にして、さがすのですが、
いません。
いなくなって、さびしいですが、
あの、かわいらしさの感じは、
いまでも、
はっきり残っているんですよ。
ルージュクのように、
たまさんが、
もどってらして(というふうに思えました)
うれしかったです。
お元気でおすごしください。
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