2016年5月20日金曜日

フルーツのあとは、疲れるのかもしれない



フランスの、わが家の、ビワの木が、たくさん実をつけました。
木から、とって食べるのは、ほぼ、私だけです。

小学校のころ、塀の上をつたって歩いて、遠くへ行って、
よそのうちの、ビワの実を食べるという、いたずらをしていました。
(スミマセン)

いたずらだからか、おいしいのか、
とりたてだから、なのか、
八百屋さんで買うビワより、ずっと、おいしかったです。

実は、この木も、
日本の八百屋さんで、ビワを買って、
味がうすくて、かなりがっかりした時の、ものです。
その種を、フランスにもってきて、まいたものです。
かれこれ、20年くらい前のことです。

あの時は、がっかりしましたが、
今では、
こんなに食べられて、うれしい!ですし、
立派な木になって、ちょっぴり得意な気持ちです。

はじめは、植木ばち。
次に、庭に植えて、ぐんぐん大きくなりました。
冬に花がさくと、とてもいい香りです。
桜餅のような、香りがします。

でも、冬のあいだに、霜がおりたりすると、
花は、だめになってしまいます。
実も、なりません。

今年は、運良く、暖かい冬だったので、
こんなに、たくさん、なりました。

ただ、ひとつ、心配なことがあります。
庭のすみに、もうひとつ、ビワの木があるのですが、
そちらが、葉を、しゅーしゅーと元気よくのばしているのに、
こちらは、新しい葉っぱが、出てこない。
実のために、全身全霊をこめた、のでしょうか。

木、全体も、疲れたようにみえます。
大丈夫かしら。
ちょっと、気になります。

まぁ、
うちの次女も、受験のあとは、
めでたく合格したのに、しばらくは、
心も体も、なかなか元気がでませんでしたし、

そういえば、ずっと前に飼っていた、手乗り文鳥。
卵を産む時期は、毛並みが、かなり悪かったです。

そういう感じかもしれません。
フルーツを実らせたあと、というのは、
しばらくの間、疲れてしまって、当然なのかもしれません。

夜、フルーツをおいしくいただきながら、
ご苦労さまだったね、
また、よろしく頼むね、と思いました。
そして、
肥料の時期だな、と、思い出しました。

また、元気になってほしいです。

葉がしげる、もうひとつのビワの木







































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