2016年5月6日金曜日

疲れたら、よむ本



きのうは、どうも調子がでませんでした。

おとといは、教室が、けっこう涼しかったです。
それで体が冷えたのでしょうか。
帰ってくるころには、もう、休みたい、という気持ちでした。

外は、だいぶ暖かくなってきています。
若い生徒さんたちは、
かっこいいTシャツとか、
そでなしの、すてきなワンピースを着ていたりして、
すっかり初夏の気分です。
華やかです。

でも、涼しい教室にずっといましたので、
私は、寒くてたまりません。
家へ帰っても、いっこうにからだが温まりません。
あたたかいスープをのんで、早めに休みました。

次の日も、同じで、
残念ながら、スポーツにも行く気がしませんでした。
大好きなボディジャムを休むなんて、
まことに残念なのですが、しかたありません。

というわけで、
久しぶりに、ねころがって、うとうとしたり、
本を読んだり、
ツイッターで、たくさんの懐かしい写真をながめたり。

読んだ本は、
浅田次郎さんの、短編集。
何度読んでも、涙がでます。
「角筈にて」など。

浅田さんの文章は、JAL飛行機のマガジンで、
はじめて読みました。
とても、おもしろおかしい!と、
すぐに、すっかり気に入ってしまいました。

しばらくして、友だちに勧められたのが、
短編集でした。

ところがこれは、ぜんぜん、おもしろおかしくありません。
とても同じ人が書いたとは、思えませんでした。
切ない、心をゆさぶるお話ばかりです。

かなり、切ない話ばかりですが、
読んで、涙を流したあとは、
心が、やわらかくなったような感じに、なります。

そのあとは、
すっかり逆の、
とても、おもしろおかしい、
奥田英朗さんの、短編集。
「空中ブランコ」。

さわやかで、やさしくて、痛快!
何回読んでも、おもしろいです。
これまた、読んだ後は、
心も頭も、すっかり、スポーツをしたような感じになります。

というわけで、
きのうは、本と一緒に、ごろごろしました。

けさは、すっかりリセットされて、
生まれたてのような気持ち(?)になりました。

日本では、ゴールデンウィークが終わったようですね。
こちら、フランスでは、ちょうど休日と日曜日のはざまです。
ゴールデンウィーク気分の人も、あるのですが、

私は、これから仕事。
行ってまいります。





きょうも、読んでくださって、どうもありがとうございました。

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