先日、ある方を訪ねにいきました。
いつもは、歩かないところを、歩きました。
行く道、桜の並木がありました。
そういえば、前回、この並木で、
どの木にも、さくらんぼが、なっていて、
びっくりしたことを、思いだします。
ちょっと背伸びをして、手をのばせば、実がとれるのです。
日本では、とても高価な、さくらんぼ。
ここフランスだって、なかなか、高いフルーツです。
それが、町の並木で、とり放題なんて。
今回は、さくらんぼは、まだ青くて小さかったです。
また、来ようかしら、
熟すのは、いつごろ?
などと思いながら、歩いていると、
変な木が、あります。
さくらんぼではなくて、
藤の花が、垂れさがっているのです。
あれあれ?
と、
近づいてよく見ると、
藤の木が、桜の木を、乗っ取っているのです!
なんだか、ずうずしいです。
そうそう、
今の家に、超してきた時、
庭に植わっていた藤の木が、元気よすぎて、困ったことがありました。
まわりの植物にからまるし、
日陰にしてしまうし。
でも、私にとって、
藤の花といえば、
「かんざし」についていた花です。
(遠い、昭和時代の思い出です)
ゆらゆらと垂れさがる具合が、上品で、控えめ。
色は、目に深くしみるようで、きれいです。
でも、日本で、藤棚を見たのは、一回きり。
あとは、
ここフランスで、藤の木を見てきました。
花の色も、
葉のきれいな若葉色も、
香りも、
大好きです。
それにしても、
藤の木って、こんなに、おてんばだったのでしょうかね。
日本の藤は、どうなのかしら、
もうちょっと、しおらしいかしら、
と、思いめぐらすうちに、
目的の、訪問のお家に着きました。
きょうも、読んでくださって、どうもありがとうございました。
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2 件のコメント:
こんにちはChiyoさん、いつも素敵なお話ありがとうございます。藤棚や盆栽として観賞用にととのえられてる藤は雅な感じですが、奈良公園の奥で見かける藤は、近くで見るとかなり怖いですよ。他の木にうねうねとからみつく姿は寄生獣みたいです。花はかわいらしいし、離れたところから眺めていると素敵なのですが。
usatsuboさん、こんにちは。読みにきてくださり、その上、コメントを、ありがとうございます。
やっぱり!日本でも、藤はそんな感じですか。ほんとに、怖い感じですね。まったく、知りませんでした。
それにしても、よくぞ、はるばる、奈良公園の様子を、おしえてくださいました。うれしいです。ありがとうございました。
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