今年はじめた、ヒップホップのクラスの、
おさらい会が、終わりました。
ふた晩、踊りました。
くたびれちゃって、
もう、楽しかったのかどうかも、
よくわかりません。
あまり、まちがえないで、すんだ、
よかった、
という気持ちです。
とってもらった録画を見ると、
もう、恥ずかしくってしかたありません。
あぁ、みっともない、と
思ってしまいます。
(左から2人目が、筆者です)
さて、
この、おさらい会で、いたく感心したことがあります。
2日目の、最終リハーサルの時のことです。
ちょっとした、行き違いがあって、
ちょっとした、行き違いがあって、
グループ7人中、2人しか、来なかったのです。
私は、来ました。
そのことで、
他のグループに、迷惑をかけてしまいました。
先生も、かなり困りました。
さて、そのあと、
先生は、どう反応したか?
そして、
来なかった生徒は?
そこが、おもしろいのです。
あぁ、こんなお仲間と踊れて、よかった、と思います。
まず、私が、
おそくやってきたみんなに、
「えーっ、なんで来なかったのぉ?」と、言いました。
みんな、にやにやして、
「これから、先生におこられるんだってさ」と言っています。
一日目、うまくいったから、
来なくてもいいだろうと、勝手に判断したようです。
私だって、できれば、家で休んでいたかったのに。
一日目、うまくいったから、
来なくてもいいだろうと、勝手に判断したようです。
私だって、できれば、家で休んでいたかったのに。
「ふーん。
リハーサル、2人で、わびしかった〜。
私、なんだか、うらぎられちゃったような気持ちだったのよ」と
私は言いました。
そうしたら、
女の子がひとり、「まぁ」と、クスっと笑って、
日本語で、
「ゴメンナサイ〜」と、頭下げてくれました。
そのかわいいこと!
すぐ、許したくなっちゃいます。
そのあと、
一人、
すでに先生に、叱られてきたらしい大人が、
やってきました。
これから叱られる予定の、男の子たちが、
「どうだった?」と、心配しています。
その答えが、すばらしい!
「うん、まあ。
だけど、いいのさ。
だけど、いいのさ。
別に、悪気があって、やったことじゃないんだから」
と、落ち着いています。
私には、とうていできない、曲芸のように、思えます。
私だったら、
すっかり恐縮してしまって、
あぁ、もうしわけない、とちぢこまって、
本番だって、ダメになりそうなくらい、
落ち込むかもしれません。
そして、
そのあと楽屋で、先生と、ご対面。
先生、なんと言うかな、と、みな、顔色をうかがっています。
先生は、なにも言いません。
緊張が高まります。
緊張が高まります。
でも、しかたないので、
私たち、仲間は、すみに集まって、たわいもない話をしていると。
しばらくして、
先生が、やってきました。
「叱る人」を演じる、という感じで、
ちょっぴり、こっけいに。
さっきのリハーサル。
来られなかった人。
いったいだれが、
ボクに、前もって言ってくれたっけ?
すっごく、がっかり、いやな午後をすごしたよ。
困ったよ。
来た2人に、あやまったかね?
と、
演じているにしても、
困ってた感じが、ずしずし、伝わってきます。
そして、
その、ひととおりのことを言ったら、
かなり短かったのですが、
かなり短かったのですが、
(そこが、感心してしまうところなのですが)
そのまま、別なトピックスにうつって、
いろいろな指示を、はじめたのです。
それが、
今回の踊りのテーマである「笑い」の指示ですから、
おかしくなります。
「じゃ、舞台のそでのところで、
ボク、応援で、ガンガン笑うからね」と。
ああよかった。と
私は、ほっとしました。
みんなも、だと思います。
つまり、
先生は、ネチネチと、叱らなかったのです。
でも、先生が困ってた、というのは、
じゅうぶん、伝わってきました。
もう、これからは、
みんな、とても注意すると思います。
みんな、
先生のこと、大好きなんですから。
私が先生の立場だったら、
どうしただろうかな。
たぶん、その日は、なにも言わずに、
お腹の奥につめこんで、
別な日に、吐き出したかもしれないな。
こんなふうに、
あまり待たずに、
ふつうに、イヤな気持ちを表現できたら、
もっと、すっかりさわやかに、生きられるだろうな、と
思いました。
本番が終わって、みんなで、楽屋で、喜び合いました。
先生は、
「あ〜、バカンス〜に入ったぁ!
バカンス、バカンス〜!」と、
お茶目に、踊っていました。
こういう、かろやかな、お仲間に出会えて、よかった、と
つくづく、思いました。
きょうも、読んでくださって、どうもありがとうございました。
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2 件のコメント:
ジャスミンティーさんから、うれしいツイートを、いただきました。
*****
わぁ〜無事おわられたのですね。
遠目ですが、ふだん生活さん、とっても活き活きされてる感じがします。
二日間お疲れ様🍵
それにしても素敵で爽やかなお仲間✨
怒る側も怒られる側も日本ではこうはいきませんよね。
「恐縮」は日本人特有のものかも。
朝から素敵なツイート、ありがとう。🙋
*****
ジャスミンティーさん、
コメント、ありがとうございます。
これまでにも、
いろいろと、あたかいお言葉をかけてくださって、
ありがとうございました。
とても、励ましになっていました。
おかげで、
ここまでやってきました。
やっぱり、
なかなか一人では、できなかったと思います。
「怒る人、怒られる人」、
なかなか、そう、さっぱり、うまくできないですね。
私も、そんなふうに、やれたらいいな、と思います。
ステキなジャスミンティーさん、
これからも、どうぞ、よろしくお願いします。
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