夏のバカンスで、今、イタリア、エルバ島に、来ています。
お宿の朝ごはんは、8時から。
でも、めったに来ない、海です。
8時まで、部屋で待っているなんて、もったいない、と思います。
ので、
朝ごはん前でも、外にでます。
海岸の方におりていくと、
パンが焼けるにおいが、します。
海岸の風景は、日本と大して変わりがないですが、
このにおいには、やっぱり、西洋にいるのだな、と思い知らされます。
きゅうりのかおり、
魚の干物が焼けるかおり、は、
しません。
お日さまが顔を出す前の、海には、
ほかけ船が、プカプカと浮いています。
じつに、静かな、海水浴場です。
さて、
きのうは、
島の、反対がわの海岸に、行ってみました。
浜の色が白いから、水の色も、淡い緑で、とてもステキだというのです。
たしかに、
きれいな色の水でした。
こんな色の水に、つかれるなんて、
うれしい!
と、
大急ぎで、水に入ろうとすると。
こんなにたくさん人がいるのに、
水に入る人が少ないのは、変です。
あぶない海岸なのかしら?
と、いぶかっていると、
クラゲがいる、ということが、わかりました。
たしかに、茶色い、3本足のクラゲが、
ごくたまに、見えます。
波にゆられて、
どこへ行くという計画も、何もなさそうに、ひたすら、浮かんでいます。
しかたがありません。
海は、私のすみかでは、ありません。
私が、クラゲ君のうちに、来ているのです。
クラゲ君は、どう思っているか知りませんが、
ひょっとすると、
人がたくさん来て、
迷惑に思っているかもしれません。
クラゲ君の、いないところで、
少しばかり、水につかって、遊びました。
そして、早めに、引き上げてきました。
そういえば、
今、私は、「海底二万マイル」という本を読んでいます。
遠い昔、小学生のころ読んだお話です。
とても、気に入った本だったです。が、内容は、あまりおぼえていません。
それに、
貨物船の旅のあと、海のことが、とても好きになったので、
こんどは、子ども向けのではなく、全文を、読んでみたくなりました。
海べで、ねそべって、
海底のお話を読んでいて、
ふと、目を上げる。
すると、
すぐそこに、ノーチラス号がいて、
空気を吸いに、ひと休みしていても、
ちっとも、不思議はないような、気になります。
お話の中には、
お魚のいろいろ、とか
クラゲ、イカ、
など、たくさん出てきます。
やっぱり、
本に出てきたクラゲが、
実現してしまった、
と、
そんな気持ちもしました。
本と、
現実の、区別が、
よくつかないような、そんな心地です。
ところで、
スーパーマーケットで、
こんなクリームを見つけました。
なんだか、日本っぽい、パッケージです。
材料を見ると、メンソレータムと、
ちょっと似ています。
興味しんしんで、
さっそく、買いました!
丁字(クローヴ)やら、
カンフルやら、
とても、いい香り。
蚊に刺されにぬると、
スーッとして、
やわらぎました。
ずいぶん、古くから愛されている、
クリームのようです。
出会えて、うれしいけれど、
こんなに気に入ってしまって、
今後、
イタリア以外でも、
かんたんに、
手に入るのかしら?
まぁ、いいか。
では、みなさんも、暑い夏、お元気で、おすごしください。
きょうも、
はるばる、来てくださり、おつきあい、ありがとうございました。
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