家族の夏休みは、まだ、あと数日のこっています。
なんども、くりかえし書いてしまいますが、
7月はじめの、貨物船の旅を味わってからは、
私は、すっかり、海にひかれています。
バカンスで、しーんとしている、この町にいるよりも、
海に行ってみたい、と思ってしまいます。
よく考えてみれば、
うちから海べまで、
車で、2時間ちょっとで、行けるのです。
ですので、
雑用は、ひとまず、おあずけにして、
ちょっと無理を言って、
海に行くことを、提案しました。
夫が決心するのに、ちょっと、時間がかかりましたが、
行けることになりました!
家族4人をつれて、ノルマンディー海岸まで、
だーっと、車を走らせました。
夫は、けっこう、うれしそうです。
突然の、私のアイディアに、はじめはびっくりしたようですが。
だいたい、夫は、ヨットが上手なのです。
それなのに、いつも、まじめに仕事ばかりしています。
さて、
天気は、すばらしく、
海は、きらきら輝いています。
目的は、2双ヨット(カタマランヨット)に乗ること。
浜辺で、一時間いくら、で、ヨットを借りることができます。
今回は、一時間半乗って、40ユーロでした。
2人の娘も、夫も、うれしそう。
黒い、ウエットスーツを貸してもらって、
夫も、娘も、かっこいいです。
スタートレックの、登場人物のよう。
その上に、救命具をつけて、
いざ、波の上に!
うれしい!
今回は、風は弱く、スピードが出ない、と夫は言います。
でも、私は、そんなのどうでもいいです。
風はなくても、波がけっこうありました。
すると、ヨットが、
上、下、と、ものすごく、ゆれます。
それが、とっても楽しいのです。
このヨットは、まるで、
いかだに、帆をつけたような、乗りものです。
ぐらぐらと、とんでもない方向にゆれますので、
バンドに足を固定しておくか、そのバンドに、手でつかまります。
でも、ゆれても、そのままに身をまかせていれば、
楽しいこと、きわまりません。
波に乗っているようなものです。
帆が風を切る、音。
マストと金具が、ふれあう音。
波の音。
ヨットは、波にあたるとき、
水は、びちゃびちゃと、容赦なく、体にふりかかってきます。
海に手をつっこむ。
足をつっこむ。
ヨットのそとがわに、身をのりだす。
水が、からだにかかる。
こんなに、かんたんに、楽しめるんだね、と、
夫も、よろこんでいたので、
私も、うれしい。
そして、
そのあとは、
近くの、お魚屋さんで、
伊勢エビ、エビをゆでてもらって、
生の貝を、むいてもらって、
パンといっしょに、
むしゃむしゃ、いただきました。
そして、
また、化石海岸にでかけていって、
化石狩りを、しました。
みなさん、海水浴にいそがしく、
化石狩りをする人は、私たちだけでした。
また、ちょっと掘っただけで、
いとも、すんなりと、
恐竜時代の、貝がらが、でてきました。
また、その古さに、おどろいて、
貝をさわりながら、
家へ、帰りました。
夏の、ひとこま、でした。
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