今、イタリアの、小さな島、エルバ島というところに、家族で、来ています。
大学生の娘2人も、一緒です。
とはいえ、
街が好きな人、
静けさが好きな人、
暑いのが好きな人、
暑いのが苦手な人、
などなど、
4人の希望は、まちまちです。
みんながそれぞれ、満足するように、
ここを選びました。
私には、ちょっと、暑すぎです。
蚊もいるし。
ですので、もっぱら、海岸に出ています。
ここに来る前に、フィレンツェに少しばかり、滞在しました。
すてきなことは、いっぱいだし、
食事も、おいしい。
それにしても、夏に、街を観光するのは、あまり、いいアイディアとは、思いません。
ともかく、観光客の方が、多すぎて、
(スミマセン、私も、観光客なのですが)ステキなものと、対話したくても、
ものすごく、集中力が必要です。
でも、上の、有名な絵は、集中力がなくても、見ていて、かなり、うれしくなりました。
貨物船の旅から、帰ってきた私は、すっかり、海の魅力にとりつかれています。
絵を見るのも、やはり、海に、目がいってしまいます。
たしかに、こういう色の、海は、あります。まさに、そうです。
ここの海水浴場は、波がなく、どちらかというと、湖のようです。
静かです。
ちょっぴり残念です。
波の音、波にゆられること、
波をながめること、を、
楽しみにしていたのですが。
そのかわり、と言ってはなんですが、
水が、とても透明です。
水泳ゴーグルをつけて、泳いでいたら、
手のひらくらいの、小さな魚が、少しばかり見つかりました!
きれいなこと。
しっぽの方に、黒いたてじまが、あって、
とってもおしゃれです。
しばらく、いっしょに、泳いでみたのですが、それが、とても楽しい。
ただ、
あたりまえですが、
私は、息つぎをしなくてはならないのです。
その必要がなかったら、もっともっと、深くまで、ついていくのに。
海底を見ると、
ぼうぼうと、イネ科の草のような、海藻が、たくさんはえています。
海底は、思ったよりも、でこぼこしていて、
じつに、いい景色でした。
今。海のとりこになっていますので、
海べで読む本は、
「海底2万マイル」。
むし暑くて、日差しの強い、島の風土は、久しぶり。
日本の海水浴を、思い出します。
日本の磯料理があったら、いいのにな、と、ちょっぴり、ないものねだりをしたくなります。
みなさん、この島には、休養に来てらっしゃるようです。
みなさん、海べでのんびりしてらっしゃいます。
私には、ちょっと、静かすぎるというか、静かな海べをながめていても、
船の旅とくらべてしまいます。
船に乗って、どこかに行きたくなります。
ちょっぴり、島流しにあったような気分です。
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