先日、実をたくさんつけた、
わが家のビワの木のことを、書きました。
種から育てた、ビワの木です。
日本で食べた実の、種からです。
ちょっぴり、自慢の木でした。
今年は、
これでもか、というほど、たくさん実をつけてくれました。
ただ、ちょっと元気がなかったので、
ちょっぴり心配していたのです。
でも、でも、
やっぱり、枯れてしまいました。
町中の、塀のそばに植えた、ビワの木。
なにか、わけがあるのでしょうか。
20才なんて、木としては、若いのに。
あっさり、枯れてしまったです。
とっても、残念。
枯れた木は、まだ庭のすみに、立っていますが、
その姿を見るのは、
ちょっとつらいです。
私にできることと言ったら、
よく生きてくれたね、
日本から、はるばるやってきて。
ありがとうね、
ステキな、葉っぱ、
おいしい実、
ありがとうね、
と、
いたわることぐらい。
枯れるということが、わかっていたのかどうか。
今年は、とてもたくさんの実をつけてくれたです。
小さい実で、
種は、一人前に大きくて、
食べるには、めんどくさかったですが、
とっても甘かったです。
種も、たくさんとれました。
種は、一部、お酒につけました。
来年あたり、
夏バテしそうになったら、飲む薬になるはずです。
のこりの種は、蒔くために、とっておきます。
枯れることがわかっていたから、
こんなに、実をつけて、
子孫を残そうとしたのかもしれません。
いずれにしても、
私は、のこりの種をだいじに、とっておきます。
この木だって、私のまいた種からうまれたのです。
私は、また、まこうと思います。
これから、たまに、まいては、
苗を、育てて、
ふやそうと思います。
元気な苗は、もっと大きく育てて、
庭の地面に、植えかえます。
そして、また、大きな木になると思います。
もう一本の木 |
というわけで、
枯れてしまったビワの木は、
やっぱり、生き続けているようにも、思えます。
と、
そんなふうに考えてみることが、
ゆいいつの、なぐさめです。
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