ゆうべ、ふたたび、
マクロン大統領が、
テレビをとおして、国民に話しかけました。
とうとう、国境はふさがれました。
そして、市民は、ふらふらと外に出られなくなりました。
「戦争状態である」、と
はっきり言っていました。
ということは、
戦士たちは、
お医者さんたち、ということです。
医療にかかわる、すべての方々です。
マスクも足りない、きびしい条件のもとで、
危険に身をさらして、
働かれる方々。
ほんとうに、戦士です。
ホテルは、国に使われ、
タクシーも、国のために使われることになりました。
会ったことのない、
祖父のことを、思い出します。
商船にいた祖父が、
戦争の終わりの方で、
海軍にのもとに、働くことになったおじいちゃん。
フランスでは、
地方によっては、病院は、
パンク状態に、なりつつあります。
それは、
どの人を救おうか、
この人は、見込みがないから、
切り捨てなくちゃ、と、
そういうチョイスをしなくてはならない人々がある、
ということです。
つらい、つらいチョイスです。
その場にいる方々の気持ちを思うと、
やりきれないです。
お医者さんの、友人も、
ふだんは、のんびり仕事していますが、
今回は、
ものすごく、大変です。
戦争にとられる、そういう雰囲気です。
さて、
外出禁止は、きょうのおひるからです。
私は、その前に、
ロワール川に、散歩に行ってきました。
でも、
人は、少なく、
もし、たまに出会っても、
よけながら、遠回りに、すれちがいます。
私は、なんだか、やりきれなくなって、
ちっとも、楽しめなくて、
小走りで、家にもどってきました。
ゆうべ、マクロン大統領は、
外出禁止でも、
スポーツをするために外へ出てもいい、と
言っていましたので、
「うわぁ、粋なことを言うなぁ」と、
思っていました。
これから、ジョッギングをはじめようかしら、
と、ぼんやり考えていました。
けれども、
やはり、専門のお医者さんの話をきけば、
「絶対に外に出ないのが、良い」
ということでした。
いくら、つらくても、
家にこもっているのが、いいと思います。
それが、戦士さんたちを
サポートすることになると、思います。
まったく、
おかしな、思ってもいなかった状態に
なってしまいました。
ちょっと、信じられません。
日本では、こんなにきびしい制限をしなくても、
よい方に、向かっているというのに。
不安な気持ちで、
毎日戦ってる方々に、ありがとう、と
エールを、送ります。
きょうも、読んでくださって、どうもありがとうございました。
にほんブログ村
2 件のコメント:
優先順位をつけるのは究極の仕事(使命)ですね。そして、
医師はどれだけの使命を意識する職業か、ということですね。
フランスの医療と政治はかなり頼れるに値すると思います。
そうか、外出しないことが、医師と政府、フランスをサポートする行動なんですね。
家にいながら、楽しみを見出そうと思います。
多聞さん、こんにちは。
そうですね、まさしく究極の仕事ですね。
フランスの医療と政治、
ふだんは、あまり考えませんけれど、
たしかに、頼りがいがありますね。
家にいながら、楽しみを見いだす、
そうそう、そうです。
これは、想像力をたくましくしたら、
いろんなことを見つけられますね。
ふだんよりか、
たっぷり時間もあります。
コメント、ありがとうございました。
コメントを投稿