縫い物をして、楽しみました。
とってもいい生地があったので、
それを使って、春らしいバッグを作ったのです。
ところが、
できあがってみると、
自分が想像していた形ではないのです。
気のせいかと思っていたのですが、
しばらくして、設計図とくらべてみると、
10センチ足りない部分が!
バッグの底辺が、10センチ足りないというと、
かなりの誤差です。
それじゃあ、思っていた形にならなくて、あたりまえです。
と、納得すると、少しは気がおさまるのですが、
でも、つまらない気持ちはのこります。
月曜日は、生地屋さんは、お休みだから、
次の日まで待って、
また、やりなおす、ということになります。
一からやりなおし、です。
がっかりしますし、めんどくさいです。
それでも、やりなおします。
ずいぶん、執念深い、と自分でも思います。
でも、もともと、
自分の自由な勝手なシュミでやってることです。
「これ!」
というものができあがらなくては、意味がないのです。
あまりに、がっかりなので、
どこで、どう、まちがえたのか、
いろいろ、さがしてしまいます。
あれこれ、思いめぐらしてみますと。
どうやら、
例の、50センチものさしを、
ちゃんと、使えてないようなのです。
竹の、あの、日本のものさし、です。
あそこで、読みちがいをしたようです。
自分でも、情けなくなります。
遠い昔、
ランドセルには、
いつも、竹の30センチのものさしが、飛び出ていました。
毎日、使ってたかもしれない、あの、ものさし。
数字が書かれてなくても、
サイコロの目のように、赤、黒、と印があって、
それが、リズミカルに並んでる、竹ものさし。
10センチ単位で、じょうずに読んでいたのに。
その「10センチ」を読みまちがえたようなのです。
まちがい、といえば、
ぬいもので、私はすぐ、まちがえます。
しょっちゅう、やりなおしをしています。
まちがいに気づく。
がくぜんとする。
ほどかなくてはならない。
そして、また、やりなおし。
これほど、じれったいものはないです。
それでも、やりなおすのですが、
まぁ、
どこにも売っていない、自分だけのシュミで、
いろいろ作れるのは、楽しいです。
カゼも、ようやくぬけてきました。
お向かいのおうちには、モクレンの花が、
開き始めています。
春らしい一日になりそうです。
きょうも、読んでくださって、どうもありがとうございました。
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