2016年12月14日水曜日
「もっと」は、「よろしい」の敵
英語でいうと、
「ベター」は、「グッド」の敵、となりましょうか。
これを、きのう、
フランス語で、ある人に、言われました。
あまりにも、私にぴったり、のことわざです。
欲を出して、「もっと、もっと」と、
がんばるのは、やめましょう。
うまくいかないですよ、というようなことだと思います。
たしかに、そうです。
そういうことは、よくあります。
「もっと、うまくいくかも」と、
がんばりすぎて、
苦しくなって、
ますます、下手になってしまう、ことです。
料理をしている時も、
遊びで、絵を描いている時も、
ピアノを弾いている時も。
それにしても、このことわざを、
今まで、一度もきいたことがありませんでした。
夕ご飯の時、その話を、夫にしたら、
たしかに、フランス語に、そういうことわざは、ある。
自分も、このごろは、気をつけるようにしている、
と、言っていました。
なかば、「白状する」というふうに。
なるほど!
私のまわりには、がんばりやさんが、多いのでしょうか。
だから、このことわざを、
今の今まで、一度も、聞いたことがなかったのかもしれません。
けさは、とても天気がいいです。
雨戸をあけて、びっくり、見とれました。
実は、
雨戸をあけるちょっと前に、絵の本を見ていました。
いろいろな絵を見て、
きれいだなぁと、ため息をついていたのです。
そして、雨戸をあけたら、
絵よりも、もっともっと、すてきな色の空が
広がっていました。
それでは、これから、散歩に行ってきます。
きょうも読みに来てくださって、ありがとうございました。
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2 件のコメント:
こんにちは。もっと、は宜しいの敵。全くその通りだと思いました。向上心のある人は、特にもっと、もっと、と上を望みますね。私はある時期からそういうことをぱたりとやめました。そういうことで現状に感謝できると知ったからなのですが、思うにこれは向上心の敵なのかなあ、と。バランスが難しいですね。今日は、思いがけず私が常に思っていることばがブログに書かれていて嬉しかったのです、というコメントです。
こんにちは!
コメントありがとうございました。
エコーがあると、楽しいです。
yspringmind さんは、もう、「もっと、もっと」を、やめられたんですね。
すごいです。
うーん、そうですね。
なかなか、加減がむずかしいのかもしれません。
加減がよい、のをめざすのでしたら、
「いい加減」となります。
すると、ちゃらんぽらん、の感じになってしまうのです。
それにしても、このことわざは、
なんとなく、東洋っぽいと、思います。
フランスで、それをきいて、ちょっとびっくりしました。
(「足るを知る」
「過ぎたるは ...」なんていうのが、うかんできます)
貴女の住まわれる、イタリアにも、
こういうのは、あるのかな?と、思いました。
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