先日は、市役所の窓ぎわで、
アネモネが、とてもきれいでした。
とても明るい日でしたので、青色がくっきり見えました。
なのに、けさは、一転して、霧!
窓からは、お向かいのお家だって、よく見えません。
ところで、
お風呂好きがたたったのか、
慣れない和風呂で、湯冷めしてしまったのか、
熱を出して、ちょっと寝こんでしまいました。
そういえば、このひと月は、
どこへ行っても、
カゼをひいた人が、いっぱいでした。
しょうがないといえば、しょうがないです。
久しぶりに、熱を出して、思います。
体の調子がよくて、スタスタと歩けるっていうのは、
なんていいことだろう!と。
そんなこと、何度も経験しているはずなのに、
私はすぐ忘れてしまうのです。
スタスタ歩けることのありがたさも、
すぐ、忘れてしまいます。
もう、だいぶよくなりましたが、
関節が痛むというのは、つらいです。
ただ横になっているだけで、痛くて、つらくて、
「こんな人生、意味ないのではないか」なんて、
大げさなことを思い始めてしまいます。
そして、
思い出します。
今まで出会った、痛みを持った方たちのこと。
たいていは、お年寄りです。
もうちょっと、若い人だっていました。
そして、
あの時、そこまで、つらさをわかってやれなかったことを、
申し訳なく思います。
だからといって、どうすることもできなかったかもしれませんが、
きっと私は、冷たかったのではないか、と思います。
きのう、だいぶ具合がよくなったので、
起き上がって、ちょっと歩いたところ。
あ、この歩き方は、リュリュおばあちゃんのだ!と
すぐにわかってしまいました。
その歩き方は、
鏡を見なくても、わかります。
ペンギンのように、手は、うしろの方に。
お腹をかばうように、体は「く」の字に折れてます。
それは、腰が痛いからなのです。
リュリュおばあちゃんというのは、
夫の祖母です。
もうこの世にはいないです。
でも、けっこうお年になるまで、元気で、
私たちを歓迎してくれました。
長い時間かけて、お料理を作ってくれたり。
そして、今、私はやっと気づきます。
いくらお元気でも、この歩き方をしていたということは、
たぶん腰が痛かったということです。
そこまで、わかってやれなかったことを、
ちょっと、申し訳なく思います。
もうちょっと、いたわればよかった、と思います。
私のまわりには、グチをこぼさないお年寄りが多いです。
お年寄りにかぎらず、若い人でも。
グチをこぼしたら迷惑になる、と
思ってらっしゃるのかもしれません。
ポンコツに見えたくない、という誇りの気持ちもあるかもしれません。
でも、ひょっとすると、
ひそかに抱えた、痛み、つらさがあるのかもしれない、
私には、なかなかわからないなぁ、
ゴメンね、
という気持ちになりました。
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