海辺で、数日すごして、ゆうべ家へもどりました。
旅もいいけど、家もいい!
わが家へもどってこられるって、いいことだ、と、
つくづく思いました。
テーブルに残していった「ごちゃごちゃ」だって、
いとおしく思えてしまうのです。
ちなみに、
上の写真は、わが家ではありません。
帰りに立ち寄った町、オンフルールで見た家です。
この町は、実にかわいらしいです。
窓ぎわの植木を見れば、
ちょっぴりモヤシっぽい、あお白いゼラニウム。
これは、冬越しために、
どこかガレージにでも置いといたのでしょう。
それを、出してきたようです。
そういう季節になりました!
もう、春夏の用意が始まっています。
そういえば、こんなくもり天気でも、
寒さは、もうすっかりやわらいでいます。
今回、海辺では、よく休めたと思います。
とくに、始めの2日間は、静かでした。
理由は、私が、口をきかなかったからです。
声が出なくなったのではないですが、
ちょっとしゃべろうとすると、セキこんでしまうのです。
ですので、夫には、紙に字を書いて、
筆話をしました。
ベートーベンみたいです。
夫は、声が出るのですが、
私につられて、ひそひそ声になったり。
実に静かでした。
でも、夫は、ちょっと気味悪がっていました。
おまけに、
私があまりにゆっくり歩くので、
のろのろ歩き+声が出ない=もう終わりが近い
という気がしたそうです。
ですが、
それにもだんだん慣れてきたら、
「あぁ、なんて静かなんだろう」と感動したそう。
そして、
私は、といえば、
何か言おうとしても、
紙に書かなくてはなりませんから、
だんだん、めんどくさくなってきます。
そして、
「別にいいや、こんなこと」と思います。
それを続けていると、
ふだん、どれほど自分がおしゃべりか、わかります。
別に言ったって、言わなくたって、どうでもいいことを、
しゃべり続けてるんですから。
そういう自分が、おかしくなって、笑ってしまって、
また、セキこむ!
オンフルールでは、
前にも行ったことがあるのですが、
また見たくなって、美術館へ行ってきました。
そこには、
このへんの海を描いたものがたくさんあります。
それをながめていると、
私が今、見ている海の色と、まったく同じです。
150年たっても、同じ光、同じ空、同じ海です。
150年前のフランス人たちに、なじみの気持ちがわいてきます。
↑ これは、
海ではないですし、
ちょっと、季節がはずれていますが、
色が目にしみて、とても心地よいので、アップしました。
言葉断ちと、
きれいな色とで、
ずいぶん、心も体も、休まったと思います。
きょうも、読んでくださって、どうもありがとうございました。
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