2017年12月26日火曜日

クリスマスは、どんなのがいいか


メリークリスマス、
ジョワイユーノエル、
などなど。

ともかく、お祝い。

家族がいても、
家族がいなくても、
友だちがいても、
友だちがいなくても、
楽しいクリスマスを。
楽しくなかったら、無理しないで、
静かなクリスマスを。
さもなければ、幸せな、ふつうの日を。

と、お祈りいたします。

*****

さて、
ノエルに、
私は、上の写真のような、こんな、
すてきなカードをいただきました。
手作りの、クリスマスカードです。
うれしいです。

うれしいといえば、
今年は、ステキな、サブレもいただきました。
手作りの、星形のサブレ。
三日月形のも。
これも、とてもおいしくて、
うれしかったです。

きっと、
作るときには、
あわててバターを溶かさないで、
ゆっくり、やわらかくして、
白くあわだてて、お砂糖をまぜて、と、
ていねいに、作られた、サブレ。
その方の、ていねいさが、伝わってくる、
おいしいサブレ。



お昼には、クリスマスのごちそうをいただいて、
午後は、ロワール川に散歩に行きましたら、
灰色の、つまらない景色でした。
寒いし、しめっぽい天気でした。
だれも、散歩に来ていませんでした。



けれど、
よく目をこらしてみると、
枯れ木の中に、
ひとつ、青い葉っぱをつけた、
小さい木が、低く、ぽつんとしていました。
ぽつんと、
がんばって、いるように見えました。





あしたは、買い物、大そうじ。
学校の仕事は、しばらくお休みです。
ラクと言えばラクですが、
家の中の、やることが、多くなります。
私は、どちらかというと、それが苦手です。

それに、いつもより、
家に、人がたくさんいますから、
料理も、かたづけも、多くなります。
ほんとは、のんびり、ぐうたらと、休みたいです。

一人でいれば、
さみしく思ったりしますが、
たくさんの人がいると、あたふたとしたり、します。
いつになっても、
あぁ、これで、よろしい!と
言い切れない自分が、ちょっと、情けないです。

来年は、
もうちょっと、
なんでも、肯定して、
「これでよろしい」と、言いながら、生きたいな、
なんて、思ったりしました。


きょうも、読んでくださって、ありがとうございました。



ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村



2017年12月19日火曜日

クリスマスは、ありがたい



きのうは、一日中、魂つめて仕事していました。

ので、夕方にやっと、
散歩に出ました。
すると。

夕方といっても、
もう、まっ暗です。
そんな中、ノエル(クリスマス)のかざりが、きれいなこと!

暗い中、
明かりのついた家や、お店というのは、
ただでも、きれいです。
それが、ノエルなんで、
みなさん、腕をふるって、ステキなかざりになっています。



うわぁ、こんなにきれいだったっけ、と
思いました。
それが、目にしみて、
一日の疲れにも、しんしんとしみて、
気持ちいいです。

夕方に、こんなふうにゆっくり散歩するのは、
久しぶりです。
こんなに、きれいなものがあるなんて。
気がつかなかったです。


ノエルは、私は、クリスチャンでもないのに、
ごちそうをいただいたり、
プレゼントのやりとりをします。
プレゼントは、何にしようかと、
このごろは困ったりします。
もう、モノなんて、十分足りてるのに、と
文句も言いたくなります。

それに、
お店の人たちを見ていると、
なんだか、ノエルというより、
せかせか、仕事、というふうに見えてしまいます。
毎年、ちょっぴり、忙しく感じます。

ですが、
いくら、仕事っぽく思えるノエルでも、
やっぱり、これは、きれいだと、
あらためて思いました。





思いつくままに、歩いて、
大通りの方に向かいますと、
だんだん、いい香りがしてきました。
甘くて、あったかい香りです!

それは、vin chaud ヴァン ショーでした。
 「あたたかいワイン」です。
シナモンのようなスパイスのはいった、
ワインの売店。
仕事帰りの人たちが、立ち止まって飲んでいます。

その雰囲気の、あったかいこと。



このごろは、
朝起きれば、まっ暗で、
夕方には、すぐまっ暗。
くもりで、寒い日ばかりの冬です。
気分も、暗くなりそうです。
そんな中、
ノエルの明かりは、ほんとに、ありがたいです。
ウインドーのきれいな色も、ありがたいです。

カメラを持っていなかったから、
とれませんでしたけど、
近所の薬屋さんのも、とってもきれいでした。
うすい青と、ピンクで、きれいなかざりつけでした。

そういえば、
お店の、あのマダムは、ふだん、
着ているものも、色がステキで、楽しいな、と
思い出しました。
きっと、あのマダムがかざったのだろうだなと思いました。



家の方にもどってくると、
近くの学校に、
明かりがついていて、
これまた、きれいでした。

きょうも、訪れてくださって、どうもありがとうございました。


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


2017年12月15日金曜日

ちょっぴり、ジェラシー



先日、仕事場で、
引退する方の、お別れ会がありました。

その方は、
とっても、やさしいおじさんです。
フィリップといいます。
私の働く学校で、去年くらいから、
用務員のようなお役を、していました。
定年退職。

その、お別れ会というのが、
シンプルで、シンプルで、
フィリップのやさしさが、ただよっていました。
とても、私には、まねできないです。

もともと、フィリップが、
ぜひ、お別れ会をしたいから、と
提案してくれたのだそうです。

火曜日の、夜、
授業を終えた教師たちが、
集まってきました。
授業のない人も、わざわざ、やってきました。

職員室のテーブルに、
フィリップが、用意したお皿をならべています。
小さくほぐした、なまのカリフラワー。
プチトマト。
ニンジンの、細長く切ったもの。
ビーツ(お庭でとれた)の、煮たもの。
サラダ菜。

それをつける、チーズクリーム。
パテ。パン。
奥さんが焼いたお菓子、などなど。
たくさん。
そして、ワイン。

そして、フィリップと奥さんの、静かなふんいき。
ただ、それだけです。

それが、ものすごく、心地よかったです。
(その分、これから、
さびしくなるなぁ、という気持ちがふえましたけど)

私だったら、
これぞと、こってしまうでしょう。
こったアペリチフを用意して、
気をきかせようとして、ピリピリしてしまうかもしれない。



フィリップは、静かで、
やさしい目をしています。
学校で、困ったことがあると、私はすぐ会いに行きます。
解決しないのに、もう、フィリップに話しただけで、
解決したような気持ちになります。
別に、大したことないや、と思えてしまいます。

そんな用務員のおじさんが、いなくなるというのは、
ほんとうに、さびしいです。

きのうは、庭の、これこれという花を苅ったよ、と、
写真を見せてくれたり。
きのうは、孫たちが、遊びに来てたよ、と、ぽろっと、
話してくれたり。

これからは、
毎日、時間ができるから、
庭仕事と、大工仕事を、楽しむ予定だそうです。

そういえば、
庭仕事と、大工仕事をかねているお店なら、あります。
なんだか、とてもシンプルで、
ふつうの趣味に、見えます。
そのシンプルさは、
私には、うらやましいです。

フィリップのそばにいると、
なんでもが、シンプルに思えてしまいます。
きっと、
ふつうの、淡々とした人生を、生きてきたんじゃないか、と
思ってしまいます。
ほんとうは、ちがうかもしれないですが、
そんな感じがしてしまうのです。

私とは、ちがうな、
ちょっぴり、うらやましい、と思いました。

そして、
これからは、
心が、ざわざわするようなことがあったら、
心の中で、フィリップを思い出せば、
ほっとするかもしれない、と思いました。


きょうも、訪ねて来てくださって、どうもありがとうございました。


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村



2017年12月11日月曜日

家で、ぬくぬく



けさは、嵐!
外は、すごい風です。
ひゅーひゅー、バタバタと、きこえます。

そんな朝、早く起きて、
紅茶と、パンを、いただきました。
その、おいしいこと。
外は、嵐というのに、
部屋の中は、あたたかい色の明かりです。
外は、まだ、暗いです。

紅茶は、おいしくて、「蜜」のように思えます。
甘露、と言いたいくらいです。
ただの、ふつうの紅茶ですけど、
入れたては、ほんとに、おいしい。

家があって、
寒さが、しのげて、
ぬくぬくと、朝ごはん。

ステキな、ひとときです。



家の、あたたかい感じといえば。

先日、
夕方、ピアノの授業をしていましたら、
生徒さんが、はいってきたとたん、
なんとなく、いいにおいがしました。

お菓子が焼ける、においでした。
それが、服にくっついて、
学校まで、はいってきました。
きっと、お母さんが、
お菓子を焼いてるのだろう、と
想像してしまいます。

お台所の明かりが、
目にうかんできます。
オーブンをあけて、
焼き具合を見ている、お母さんが、
見えるような気がします。



外は、寒かったり、
雨がふったり、
暗い天気続きです。
日が短くなって、
暗くなればなるほど、
それは、ノエルが近い、ということです。

もうそろそろ、
プレゼントの準備を、はじめようと思います。
だれに、なにを、と
色々考えるのです。
けれど、よく考えると、
たいてい、
お金で買えないものを、プレゼントしたいのです。

たとえば、
「元気な心臓」とか、
「やすらかな、気持ち」とか。



その線でいくと、
「家で、ぬくぬく」も、
私は、いいな、と、
思ったりしました。

きょうも、読んでくださって、どうもありがとうございました。


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

2017年12月6日水曜日

同じようで、同じでない



けさは、ちょっと寒さも、ゆるまりました。

ロワール川へ、散歩に行きましたところ、
どうしても、
川岸に、おりる気がしませんでした。

きっと、いつもと同じ景色が、あるのだろう、
なんとなく、退屈、

と、思ってしまいました。

それならば、
と、Uターンをしました。
だれも、なにも、用がないのだから。

ところが、
しばらくすると、きれいな色の苔が、目に入ってきます。

うーん。
同じと思っていても、
きのうとは、ちがうのかもしれません。
毎日、日ざしはちがいますし、
苔だって、成長してるはずです。

それで、やっぱり
なんとなく、水のにおいを、吸いたくなってしまいました。
ふたたび、Uターンをして、
川岸にむかいました。



川には、かもめが、キーキーと、
鳴いています。
なんだか、海にいるような気分になります。

水辺を歩くのは、楽しいです。

川の水は、たんたんと、流れています。
同じ水だと思って、毎日みていますが、
毎回、
ちがう水のはずです。




まぁ、最後の一葉が!

と、おもしろく思って、ながめてしまいました。
けれど、
よく見れば、そうではなくて、
たぶん、釣り人の、浮きです。


やっぱり、川岸におりて、よかった。
そういえば、
これまで、同じ散歩だったということは、ないな、
毎回、ちがうな、と
思い出したりしました。

きょうも、読んでくださって、
どうもありがとうございました。


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


2017年12月1日金曜日

外国に住む、ということは



やっと、仕事が、ふた山、終わりました。
そのあいだ、
フランスふだん「日記」が、とどこおってしまいました。

「日記」といいながら、
実は、「週記」にもなっていないのではないかと、
気が気でなかったです。

さて、
きのうは、友人と、ごはんを、一緒しました。

かわいそうに、彼女は、
パートナーとうまくいかなくて、
思いつめています。
私も、そういう経験は、ありますから、
その心細さや、くやしさは、なんとなく想像できます。

それにしても、
その心細さといったら。

一人になっちゃうかもしれない。

この心細さというのは、
外国に住んでいるからなのか、
それは、生まれ育った母国にいても、同じなのか、
と、私は考えてしまいます。

同じ悩みがあっても、
母国にいたら、
もう少し、心の底に、
どっしり、安心感があるような気がしてしまいます。



うーん、
やっぱり、外国に住むということは、
そう、なみたいていのことではないな、と、
今さら、
思いました。

たとえば、
毎日、外国語を話して、
生きています。
それは、
かなりの、がんばりなのかもしれない、
なにげなくやっていることだけど、
もしかすると、
かなりの努力をしてるのかもしれない、と
我が身のことが、
けなげに、
ちょっと、かわいそうに、思えました。

ロワール地方は、かなり寒くなりました。
みなさまも、どうぞ、
あたたかくして、お大事に、おすごしください。
読んでくださって、どうもありがとうございました。




ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


2017年11月20日月曜日

日本は、いいにおいがする



きのう、日ようびは、
ロワール川にそって、となりの町に行きました。

とてもおいしいレストランがある、といううわさを
きいたからです。
シェフは、日本の女性。
友だちと一緒に、行ってきました。

ほんとうに、
おいしいですし、
ひとつひとつが、
発明品、
芸術品でした。

日本の味をいかした、フランス料理。
すごいなぁと、拍手をしながら、
いただきました。

それから、
もうひとつ、すばらしかったのは、
景色。
ロワール川が、目の前にあるのです。
大きな鳥や、小さな鳥が、
ゆらゆらと、動いているのが、見えます。
まるで、テレビがついていて、
年中、ロワール川がながめられるようなものです。



里帰りから、もどってきて、2週間になります。
日本では、いろいろ、
いいな、と思ったり、
なつかしく思ったりしました。

たくさんありすぎて、
それを、いちいち書いていたら、
一冊の本になりそうなくらいです。

ほんとうは、書きたいのですが、
目の前には、やりたいことも、たくさんあって、
どうも、収集がつきません。

ですので、
ひとつだけ、
いいな、と思うことを書きます。

それは、
日本にいると、
日本の人が、すうーっと、前をとおっていったりするとき、
いいにおいがする、ということです。

シャンプーの香りか、
せんたくのきいた、服の香りか、
よくわかりませんが、
香水というのでもなく、
いいにおいがします。

これは、ほんとに、ステキです。

電車に乗っていても、そう思います。


におい、といえば、

もし、東京、駒込のあたりに、
昭和のときから、
ちっともかわってない文房具やさんや、
せとものやが、あったとしますと、

私は、
その前に、すっと、たたずんで、
目をつぶって、
においを感じます。

すると、
いくら、きれいにしてあっても、
お店からは、
古い、においがします。

それは、
梅雨のせいで、きっと、カビっぽくなったりしたような、
ほこりっぽいような、
それに、
昭和のあの昔に、感じていたにおいも、
まざっています。
ほんのり、ですが、
確実に、そういうにおいがします。

それには、
毎回、感激します。

まだ、残っていたんだ、と、びっくりです。
写真だけじゃなくて、
生きている、
昭和の時代があった、と、
とてもうれしくなります。

そういうお店には、
「くださ〜い」と、声をかけて、
中にはいります。
そして、必要もないですが、
ユニというえんぴつと、
トンボというえんぴつを、一本ずつ買ったり、しました。

フランスにもって帰って、
そのえんぴつをけずってみれば、
これまた、いいにおいでした。
昔のと、同じにおいでした。

あら、と思い、ためしに
フランスのえんぴつをけずってみても、
こんな、いいにおいはしません。

この香りは、
日本の木かもしれない、と
また、うれしくなりました。
なつかしい、なつかしい、においでした。

きょうも、
読んでくださって、どうもありがとうございました。



ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

2017年11月13日月曜日

ヒップホップおばさん、パーティに行く



けさ、旧市街を歩いていると、
25才くらいのお兄さんが、
すれちがいに、「ボンジュール」と言いました。

私も、「ボンジュール」と言いました。
でも、いったいどこの、だれさんなのだろう?と
ふしぎに、思いました。
もしかすると、きのうの人かもしれない、と
思いました。

実は、
きのうは、ダンスパーティーに行ったのです。
ヒップホップの先生が、オーガニゼーションしてくれました。
日曜日の午後、
若い人も、小さい人も、
私のようなおばさんの年代も、みんな集まって、
3時間くらい、ガンガンと、踊りました。

そこにいた人かもしれないです。
たぶん、そうです。


と、書いてみれば、なんのことはないですが、
実は、
行く前は、ものすごく、ゆううつでした。
楽しみが目的で始めたヒップホップなのに、
いざ、行くとなると、こんなにストレスがかかるなんて。

ダンスパーティーといっても、
一人一人が、それぞれ自由に踊っていればいいときもあれば、
みんなで、円(サークル)をつくって、
その中に入って、即興のソロを披露する、という形式もあります。

その、「サークル」が問題なのです。
別に、ソロをやらなくてもかまいません。
ぜんぜん義務はないし、
だれも、圧力をかけてくることはありません。
でも、やっぱり、
行ったからには、踊りたいです。

それから、
いったいどのタイミングで、円の真ん中に出ていけばいいのでしょう。
それが、よくわかりません。

ものすごくうまい人、
ぜんぜんタイプの違うダンスをしている人。
そのあとで、
私のような初心者が、出て行ったら、
なんだか、場違いのようですし、
気おくれするから、ますます、踊り方が、情けなくなりそうです。

それに、だいいち、
ダンスパーティに行くのは、これが、初めてなのです。

いつも、先生は、
「correct (正しい)踊り方ができないと思ってるんでしょ。
だから、出てかないんでしょ。
だけど、ボクに言わせれば、
踊らないで、いつまでも見てるだけ、ということ、こそが、
correct じゃないよ」
と言います。

それを思い出して、
パーティに来たんだから、
ボンジュールを言うつもりで、さぁ、行こう!と、
自分で自分に、圧力をかけて、
無理をして、円の中央に出ました。

もう、なんだか、
いい加減に、
支離滅裂に、
いっしょうけんめい、
踊りました。

そうしたら。

なんだか、ふだんより、ぐっと暖かい声援がきこえました。
「よくやったなぁ」という
励ましのコールのように、きこえました。

うわぁ、
みんな、、暖かいなぁ、と
ほっとしました。

ものすごくうまい、
無表情の、お兄さんたちも、
声援してくれました。

うれしかったですけれど、
踊り終わったあと、
あらためて、
心臓がバクバクしてきました。
かなり、ストレスかかってたんだな、と
思いました。

まだまだ、自然にはいきませんし、
楽しい、とまではいきません。
でも、
調子に乗って、そのあと、何回か、
サークルの中央に、出てみました。
一度やってしまえば、あとは、
けっこう、
それほどむずかしくもないかな、なんて、
ちょっぴり思ったりしました。

そんなふうに、一山超えられた、
自分では、記念になるパーティでした。




行く前に、
ゆううつ、だの、
不安だのと、こぼしていたので、
家族の人に、
「ダイジョブだよ、
みんな、人のことなんか、気にしてないんだから」とか、
「『おばさん』が来てくれて、きっと、みんな喜んでるよ」なんて、
励まされていました。

帰ったら、
「ね、ダイジョブだったでしょ」と
言われました。
ほんとに、
ダイジョブでした。

きょうも、読んでくださって、どうもありがとうございました。



ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

2017年11月9日木曜日

血のつながった人たちは、私のお宝


しばらく、ごぶさたしていました。
秋休みには、東京へ里帰りしていました。
それを終えて、フランスにもどると、
ものすごく、ステキな秋晴れでした。

雲の形は、とびきり、ステキでした。

と、
思っていたら、
じき、雨もふりだして、
寒くもなってきました。
その間、私は、時差ぼけで、
からだが、思うように動きません。

あれよ、あれよという間に、時はすぎていきます。


さて、
日本には、十日くらい、いました。
とても短いです。
でも、思い出は、いつまでたっても、
ひきだせます。
ひきだしては、また、くりかえし、味わいます。




海にも、行きました。
ちょうど、台風のあとでした。
波が、ダイナミックでした。



ここでも、雲は、とびきりステキ。
千葉の、外房です。
フランスの雲と、ほとんど、同じです。
海だって、ほとんど、同じです。

同じ地球に住んでいるのだから、
あたりまえなのかもしれません。



日本では、大好きな人たちと、会えて、
うれしかったです。
やっぱり、私のふるさとは、日本。
日本に、血のつながってる人がいる、というのは、
ありがたいことだ、と、つくづく思いました。

などと、
あたりまえのことを、
思いっきり、知らされて、帰ってきました。

さぁ、
これから、職員会議にでかけます。
まだ、時差ぼけも、ちょっぴり残っています。
眠たくならないか、と、ちょっと心配です。




季節のかわりめ、
みなさんも、お元気でおすごしください。
きょうも、読んでくださって、どうもありがとうございました。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

2017年10月20日金曜日

フランスあいさつキスは、チクチクする



ヒップホップの仲間と、時間をすごすにつれて、
ダンス以外にも、
新しいことを、習うことがあります。

若い人の、習慣です。

私は、仲間の中では、ちょっと例外的な、
「おばさん」です。
若い人にまじって、いろいろなことを教えてもらいます。

そこで、おそわったことで、
とても気に入っているのは、
チェック!

「チェック」というのは、
ご存知の方も多いのでしょうが、
あいさつの仕方です。
フランスのあいさつの、キスのかわりに、します。
握手っぽいですが、
握手ではありません。

まず、
手のひらを、相手の手のひらに、パン、と合わせます。
そのあと、げんこつを、合わせます。
ジョッキで、乾杯するような感じです。

これはこれは、実に、気分とマッチします。
会えてうれしい!という気分が、
すっかり、動作にあらわれています。
ですので、
はじめてチェックをしたとき、
すんなりと、自然に、できました。


相手は、10代の男の子たちです。
たまに、8才の子もいます。
大学生の人も、います。
握手をするのは、しゃちこまりすぎですし、
キスをするのは、汗かいているとき、
なんとなく、しづらいですから、
チェックは、いい感じです。

「仲間よ!」っていう感じがします。

それに慣れてしまうと、
別な場面で、キスをするのが、
めんどうになってきます。

よく考えると、
私は、フランス人のあいさつキスが、
ちょっぴり苦手なのです。

なにが苦手かと言いますと、

ほっぺに、チュッとすると、
ひげが、チクチクする男性がいます。
それは、まるで、
洗い物スポンジの、ざらざら面で、こすられているようです。

たまに、
ひげもなく、肌が、すべすべなので、あ、よさそう、と思っていると、
アフターシェーブのせいかどうか、
キスをしたあとから、
こちらの肌が、ピリピリすることもあります。

女性は、たいてい、すべすべ肌なので、
大丈夫ですが、
たまに、チクチクする人もいます。
あれは、なんなのだろう、と思います。


チュッ、チュッ、と、右左に、2回。
ここ、ロワール地方では、4回というのが相場ですが、
私は、心をこめて、2回することにしています。

心の奥では、
めんどくさいなぁ、と思っていても、
やはり、この地に来たのは私ですから、
この地のしきたりを、がんばって、やっているのです。

「心をこめて」
と、思っていましたが、
もしかすると、
このごろでは、めんどくさいという気持ちが、
にじみ出てしまっているかもしれません。

ほんとうは、
おじぎをする、とか、
握手くらいが、私には、しっくりくるのに、と
いつも、思っていたのです。

でも、このチェックは、
もっと、しっくりきます。
もっと、もっと、広まってくれたらいいのに、
と、思います。

ひげチクチクの人には、
チェックを、かってに押し付けちゃおうかという
アイデアも、わいてきます。

仕事に行くと、
一日に、何十回も、ビズ(あいさつキス)をすることがあります。
その、めんどくさいことといったら、
フランスで生まれた人には、わからないでしょう。

あの、めんどくさいビズをしなくてもいい、フランスになってくれたら、
などと、
ちょっと、あやうい、
フランス人に、おこられそうなことを、思いました。

きょうも、読んでくださって、どうもありがとうございました。


2017年10月17日火曜日

ちょっとめずらしい、ハリケーン



ここのところ、
秋というのに、私は、サンダルをはいています。
それくらい、あたたかいのです。
暑いときも、あります。
素足に、サンダルというのは、
とても、気持ちいいです。

あれ、
これは、インディアンサマーというのかしら、と
ぼんやり思っていましたら。

そうではなくて、なんだか、
不思議な現象が、おこっているそうです。


なにやら、
大西洋の、
いつもとちがったところに、ハリケーンが生まれて、
いつもと、正反対の方向に進んで、
アメリカの方に行かずに、
ヨーロッパに来ている、ということです。

なんとも、
めずらしい、ハリケーンだそうです。
そういえば、
イギリスに来る、ハリケーンなんて、
あまり聞いたことがありません。

その、めずらしいハリケーンが、
サハラ砂漠の熱い空気を、このフランスにも、
もってきちゃったそうなのです。

それが、
この、あたたかさの、理由。


そのハリケーンのおかげで、
このロワール地方は、
実に、のんびり、
ただ、ひたすら、あたたかい秋を、いただいています。
半そでの、Tシャツで、じゅうぶんです。

これが、
真夏におこっていたら、
もっと、もっと暑くなって、
たいへんなことに、なっていたかもしれません。

それが、
秋のことですから、
ちょうどいい温度です。


川のほとりの、
切られた枝には、
スズメが、たくさん、行き来していました。
巣をつくるための、小枝を、
さがしているのかもしれません。

元気に、チョンチョン、
さかんに、行ったり、来たり。
さぁ、巣をつくろう、と、
大さわぎしているようでした。



来週は、ちょこっと、里帰りします。
これから、おみやげの用意をします。
これは、ちょっと、心の重荷です。

なにが、喜ばれるのか、よくわからない、からです。
毎回、同じものになるのも、
つまらないかな、と、考えてしまいます。

会えること、
一緒に、お茶をのめることが、
いちばん、うれしいことなのにな、と、私は思います。

もしかすると、
あちらの方も、そう思っているかもしれません。
だったら、
あまり気にせず、いつもと同じものを、
もっていこうかな、とも思いました。

読んでくださって、
どうもありがとうございました。




ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村