2017年11月13日月曜日
ヒップホップおばさん、パーティに行く
けさ、旧市街を歩いていると、
25才くらいのお兄さんが、
すれちがいに、「ボンジュール」と言いました。
私も、「ボンジュール」と言いました。
でも、いったいどこの、だれさんなのだろう?と
ふしぎに、思いました。
もしかすると、きのうの人かもしれない、と
思いました。
実は、
きのうは、ダンスパーティーに行ったのです。
ヒップホップの先生が、オーガニゼーションしてくれました。
日曜日の午後、
若い人も、小さい人も、
私のようなおばさんの年代も、みんな集まって、
3時間くらい、ガンガンと、踊りました。
そこにいた人かもしれないです。
たぶん、そうです。
と、書いてみれば、なんのことはないですが、
実は、
行く前は、ものすごく、ゆううつでした。
楽しみが目的で始めたヒップホップなのに、
いざ、行くとなると、こんなにストレスがかかるなんて。
ダンスパーティーといっても、
一人一人が、それぞれ自由に踊っていればいいときもあれば、
みんなで、円(サークル)をつくって、
その中に入って、即興のソロを披露する、という形式もあります。
その、「サークル」が問題なのです。
別に、ソロをやらなくてもかまいません。
ぜんぜん義務はないし、
だれも、圧力をかけてくることはありません。
でも、やっぱり、
行ったからには、踊りたいです。
それから、
いったいどのタイミングで、円の真ん中に出ていけばいいのでしょう。
それが、よくわかりません。
ものすごくうまい人、
ぜんぜんタイプの違うダンスをしている人。
そのあとで、
私のような初心者が、出て行ったら、
なんだか、場違いのようですし、
気おくれするから、ますます、踊り方が、情けなくなりそうです。
それに、だいいち、
ダンスパーティに行くのは、これが、初めてなのです。
いつも、先生は、
「correct (正しい)踊り方ができないと思ってるんでしょ。
だから、出てかないんでしょ。
だけど、ボクに言わせれば、
踊らないで、いつまでも見てるだけ、ということ、こそが、
correct じゃないよ」
と言います。
それを思い出して、
パーティに来たんだから、
ボンジュールを言うつもりで、さぁ、行こう!と、
自分で自分に、圧力をかけて、
無理をして、円の中央に出ました。
もう、なんだか、
いい加減に、
支離滅裂に、
いっしょうけんめい、
踊りました。
そうしたら。
なんだか、ふだんより、ぐっと暖かい声援がきこえました。
「よくやったなぁ」という
励ましのコールのように、きこえました。
うわぁ、
みんな、、暖かいなぁ、と
ほっとしました。
ものすごくうまい、
無表情の、お兄さんたちも、
声援してくれました。
うれしかったですけれど、
踊り終わったあと、
あらためて、
心臓がバクバクしてきました。
かなり、ストレスかかってたんだな、と
思いました。
まだまだ、自然にはいきませんし、
楽しい、とまではいきません。
でも、
調子に乗って、そのあと、何回か、
サークルの中央に、出てみました。
一度やってしまえば、あとは、
けっこう、
それほどむずかしくもないかな、なんて、
ちょっぴり思ったりしました。
そんなふうに、一山超えられた、
自分では、記念になるパーティでした。
行く前に、
ゆううつ、だの、
不安だのと、こぼしていたので、
家族の人に、
「ダイジョブだよ、
みんな、人のことなんか、気にしてないんだから」とか、
「『おばさん』が来てくれて、きっと、みんな喜んでるよ」なんて、
励まされていました。
帰ったら、
「ね、ダイジョブだったでしょ」と
言われました。
ほんとに、
ダイジョブでした。
きょうも、読んでくださって、どうもありがとうございました。
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4 件のコメント:
こんにちは。
Chiyoさん、わかります!!
わたしも何かイベントに参加する時とか、よく「不安~」とか「もうやめる~」とか言っちゃいます(笑) 周りからは「マジメ過ぎるんだよ」とよく言われます。楽しみなはずなのに、プレッシャーになっちゃったりしますよね��
以前は、フランス語のレッスンの度に毎回緊張して、ドキドキしてました。始まってしまえば、楽しいんですけどね。さすがにフランス語のレッスンは慣れて、毎回緊張する事はなくなりましたけど。
あー、同じように感じる方がいるんだなぁって、ちょっとホッとしたり、勝手に親近感を感じています。
まめゆうさん、こんにちは!
同じように、感じる方がいると知って、
私こそ、ホッとしました。
イベントでは、
みなさん、リラックスしてらっしゃるようなのに、
私だけ、緊張して、
頭の中は、ぐるぐると、
いろんなことに注意しているのですから。
でも、
そういう方もあるのだと知って、
うれしいです!
ありがとうございました。
こんにちは。Chiyoさんの勇気に乾杯! これ、簡単そうで難しいことだと想像します。だいたい、ずっとしたいと思っていたヒップホップのクラスに参加したことだって、私にしてみたら、うわー、すごいなあ、というほどのことなのです。今日のChiyoさんの話から、沢山の勇気を分けて貰いました。有難う! 私も重い腰を上げて、ちょっと頑張ってみようかなー、と。
yspringmindさん、こんにちは!
乾杯していただいて、うれしいです!
勇気を受け取ってくださったなんて、
そんなふうに、言ってくださって、
ありがとうございます。
そうなんですよ、
私にとっては、かなり、むずかしいことです。
でも、一度やってしまえば、
あとは、けっこう、慣れるかもしれない、と
思いました。
ところで、
yspringmindさんも、
ヒップホップ、なさりたいですか?
ちがうかもしれませんが、
重い腰を上げて、これから、なにをなさるかな、っと、
ちょっと、興味を持ちました。
きょうは、
お声をかけてくださって、
うれしかったです、とっても。
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