月が、変わりました。
近くの学校も、はじまったようです。
朝、窓をあけて、机にむかっていると、
イキイキとした町の音が、はいってきます。
私たち、音楽院の授業も、
そろそろはじまります。
ところで、
大したことではありませんが、
困ったことがあります。
朝ご飯に、いつも食べるチーズが、手に入らないのです。
フランスには、チーズが400種類くらいあるというのに、
この私は、どうしても、
「この」チーズがいい、というものがあります。
ごくふつうの、大量生産的チーズ。
おいしくて、おいしくて、
毎朝食べても、あきないです。
なんど、店に足を運んでも、
棚の、その位置は、からっぽ。
もう一週間以上になります。
牛乳会社の、ストのせいかもしれません。
他のチーズでも、いいのですが、
すると、なぜか、
調子が、くるってしまいます。
味のせいか、
成分のせいか、
よくわかりません。
そのせいで、
体調まで、おかしくなってくるような気もします。
自分でも、情けなくなります。
柔軟性がない、というか、
頭が固い、というか、
考えが固い、というのか。
つまり、
頑固、っていうことです。
頑固といえば。
その昔、
小学生のころ、
近所の狭い道ばたで、缶ケリなどをして、大勢で遊んでいると、
「うるさい〜!」と叱られたりしました。
そんな時はよく、
「ガンコじじぃ〜!」と言い返して、
一目散に、逃げてきました。
今、思えば、
たしかに、子どもたちの遊ぶのは、うるさいです。
缶ケリなんて、なおさら。
もっと遠くで、遊んでくれ〜と、言いたくなるのも、わかります。
けれど、そのおじさん、
どういうお年だったんだか。
もしかすると、
私は、もう、その「ガンコじじぃ」さんの年を、
超しているかもしれません。
それは、わかりませんが、
もし「ガンコ」と、はやしたてられたら、
返す言葉がないです。
子どもは、口答えが、じょうずだな、と思いました。
うまく、弱みをついています!
今でも、そういう言い方、するのかしら。
などなど、
このチーズの件は、
昔の自分に、「ガンコ〜」と言われているようで、
ちょっと、イヤな気持ちになりました。
けさの朝顔は、「たたみじわ」がついていて、 なんだか、かわいらしく思いました。 こんな大きいものを、広げるのは、けっこう大変なのかもしれません。 よっこらしょ、と風呂敷を広げたような、感じでした。 |
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