つい、このあいだまで、あんなに暑かったのに、
とたんに、ものすごく涼しくなりました。
まるで、ジェットコースターに乗っているようです。
33度から、いっきょに、13度に。
暖房をいれた人も、います!
いっきょに、さびしい雰囲気になりました。
きのう、日曜日は、ノルマンディの海岸に行きました。
ドーヴィル、という所です。
友人に、パイロット夫婦がいて、
たまに、飛行機に乗せてくれるのです。
それも、
人を乗せるのが、楽しくてしょうがない、という感じで、
「行こうよ、行こうよ」と誘ってくれるのですから、
ありがたいこと、この上ありません。
その方たちに、誘われて、
日帰りで、海まで行ってきました。
が、
小雨はふるし、
到着の空港では、暖房がはいっていて、
夏は、もう終わったな、という気が、しんしんとしました。
魚屋さんが、店の奥で、
料理を食べさせてくれるレストランに、行きました。
そこで、
イワシだの、タラだの、カキだの、エビを食べて、
おしゃべりがはずんで、
海辺をちょこちょこっ、と歩いて、
そして帰ってきました。
むこうにいたのは、たったの数時間だけです。
私の感想は、
「飛行機を操縦するというのは、ややこしそうで、
ずーっと注意が必要で、けっこうくたびれるように見える」
ということと、
「雲がきれい」
ということと、
「遠くに行ったのに、ほんとうに遠くに行った気が、しない」
でした。
せっかく、乗せてくれるのに申し訳ないけれど、
やっぱり、私には、
いつ発つかわからないような、船に乗って、
何日もかけて、ユラユラと揺られて行くのが、
一番あっているように、思います。
もちろん、船は、
時間はかかるし、
ぜんぜん便利ではないですが。
でも、パイロットの彼らに、誘ってもらうと、
よろこんで、ついていきます。
彼らの人柄が、大好きだからです。
さっぱりしていて、行動力があって。
ところで、
海辺の、おみやげ屋は、閑散としていました。
中へ入ると、日にあたった木の香りがしていました。
プラスチックのバケツやら、シャベルやら、
子どものビーチのおもちゃが、ぶるさがっていて、
夏の香りかどうだか、
なんだか、なつかしい香りでした。
私は、そこにしばらくいて、
深呼吸して、
その香りを、胸いっぱい吸いました。
遠い昔の、
昭和時代の、海水浴場のこと が思い出されて、
これは、「海の家」のにおいかもしれない、
と、思ったりしました。
そして、帰途につきました。
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