2016年9月22日木曜日
外国にいることを、思い知らされる
きょうは、秋分です。
みごとに、
ちゃんと、秋に、なりました。
暑すぎた9月も、
ふつうの、涼しい秋に、もどりました。
コスモスといえば、たしか、秋の花です。
わたしの出番、というように、
さかんに咲いていました。
香りも、はなやかです。
菊と、マーガレットの香りをたして、2で割ったような香りです。
ところで、わが家、親戚には、
9月、10月生まれの人が、多いのです。
ケーキを焼いたり、
プレゼント選びをしたりすることの多い季節になります。
そして、
日本にいる祖母は、
この9月に、100才になりました!
体は、かなり弱っていますが、
別に、痛いところがあるわけでもなく、
心おだやかに、
毎日を、暮らしているようです。
こんど、新しい施設にはいったそうです。
が、
お部屋の人がひとり、
同じことを、日になんべんもなんべんも、繰り返すのだそうです。
それにあきたのか、
親戚の者が会いに行くと、ものすごく、喜ぶそうです。
そんな知らせをきいて、
そりゃそうだな、と、かわいそうに思います。
祖母は、庭いじりが好きでした。
私が幼かったころ、
おばあちゃんちに、お泊まりに行っては、
祖母にくっついて見ていたので、
その影響か、
私も、庭いじりが好きです。
けさ、水やりをしながら、
祖母だって、さぞかし、庭いじりをしたいだろう、と
思いました。
文句もいわずに、施設でしずかに、毎日を暮らしているそうだけれど。
そして、
その昔、
私が、外国で生活している様子を、手紙に書いて送ると、
たいてい返事を書いてくれて、
内容はおおかた忘れましたけど、
「よくがんばってるね、でも、なんだか、かわいそうにも思う」
というようなことを書いてくれたことがあって、
そんなことを書いてくれる人は、他にいなかったので、
とても、印象的だったのを、思い出しました。
そのころは、祖父も元気で、
にぎやかな毎日だったはず。
今では、
私が、庭いじりを楽しみながら、
庭いじりをできなくなった、祖母のことを、
かわいそうに、思います。
(でも、本人は、気にしてないかもしれません)
そういえば、最近は、私は、
メールを書く数がふえたけれど、
紙の手紙を、あまり書かなくなりました。
祖母に手紙を書くことも、少なくなりました。
100才の祖母は、メールを使わないです。
こんな、当たり前のことを、忘れていました。
あぁ、きょうは、
祖母に、手紙を書こう、と思いました。
でも、どこから、書き出したらいいのやら、
でも、まぁ、内容はどうでもいいから、
急がないと。
と、そんな気持ちになりました。
日本も、とても涼しくなったそうですね。
季節のかわり目、どうぞお大事におすごしください。
きょうも、訪ねて来てくださって、ありがとうございました。
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