2016年8月30日火曜日

やっと、復活



やっと、サハラ砂漠の熱風が、去りました。

毎日、36〜8度、と
一週間も、なれない暑さがつづきました。
涼しくなってくれて、
私は、やっと生きた心地がします。

きょうは、
やっと、そうじも、ラクラクと、できました。

そうじをするのは、
そして、
片付けをするのは、
あまり上手なほうでは、ありません。
ですが、
散らかっていたり、ホコリっぽいのは、
さらに、苦手なのです。

このところ、
少し、元気がありませんでしたが、

涼しくなって、
さっぱりした部屋で、
あぁ、よかった、復活!
と、いう気分になりました。

調子にのって、
鉢植えの、植え替えをしたり、
水草の、株分けをしたり。



という、
ただ、それだけのことでしたが、
とても、うれしいです。

そして、
日本のみなさんは、毎年、きびしい夏を、
どのようにすごされているのだろう、と、
敬嘆の気持ちをもって、
ふるさとを、想います。

たしか、
私がいたころの、昭和時代の東京は、
今ほど、暑くはなかったです。

夕ご飯では、扇風機が、首をふっていました。
クーラーがなくても、
なんとか、大丈夫でした。
そして、
赤と緑のが一本ずつはいった、ヒヤムギなんかを、いただく。

扇風機といえば、
弟が、
お風呂あがりに、扇風機を、強い風力にして、
キンカンを塗っていたこともありました。
塗る時は、痛いけれども、
あせもに、よく効くのだそうです。

きっと、今は、あせもなんて、
ないかもしれませんね。
なつかしい、
昭和時代の、夏を、思い出してしまいました。


きょうも、読んでくださって、ありがとうございました。
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2016年8月25日木曜日

人類中心説的わがまま病、と、批評される



恥ずかしながら、私はまだ「我が輩は猫である」を
読んだことがありません。

が、きのう、
そのパロディの一節に、あたりました。

「米窪太刀雄」という著者の、です。
おもしろくてたまらない、本です。
当時、夏目漱石先生が、絶賛したそうですが、
私は、むしろ、パロディを読んで、
苦笑なさったのではないか、と、想像しています。

それは、さておき、

その中で、
亀が、人間を批評しています。
カメレオンも、鹿も、人間を批評しています。

つまり、動物から見ると、
人間というのは、自己中心、人類中心主義で、
わがまま勝手に生きている、ということです。

そう言われてみれば。
ほんとうに、私なんて、わがまま勝手なもんです。
なんだかんだと、ブーブー不平をいって、
実は、健康そのもので、
毎日、おいしいものをいただいて、
金魚を勝手に家につれてきて、ながめて、
まだ、
気分がよろしくない、と言っている。

同時に、
動物の世界を見ているとそうですが、
生き抜くためには、
やはり、強い者が弱い者を食べていかなくてはならない。

それは、
ほんとうに、悲しい、申し訳ないことだと思います。

昔から、
このへんの、折り合いが、
自分の中で、つかないでいます。

でも、やっぱり、
これ、という答えはなく、
お昼には、
お魚や、お肉を、いただかなくてはならない。

あんまり考えすぎると、
これまた、気分が、よろしくなくなりそうです。

やはり、自分は、動物なのだと、
原点にかえって、
その生き方をみとめて、
すると、少し心が軽くなって、
元気がでてくるけれど、

でも、やはり、
人間なのだから、
もっと、まわりと調和的に生きたい、
やさしい気持ちで、いたい、
けれど、

そこを、どうするか、は、
これは、
芸術の領域?というか、
まさに、
そこの折り合いが、むずかしいです。

でも、
考えても、しかたありません。

ほんとうに、
考えすぎは、よくないです。




話は、かわります。

どういうわけか、
フランス中央部は、今、ものすごく暑いです。
サハラ砂漠の熱が、はるばる、やって来たんだそうです。
ここ中央部に、その熱がたまってしまったのだそうです。

きのうの温度は、37度でした。
夫の乗った電車は、クーラーが故障していて、
降りた時、その37度が、
涼しく感じられたのだそうです。
あぶない、あぶない。


とはいうものの、
来週は、ふつうの温度にもどるそうです。

ススキは、秋を準備中。



きのうは、バカンスからもどってきた友人と、だべりました。
楽しかったです。
そして、きょうから、ジムがはじまります。
あしたは、
古い友だちが、お泊まりに来てくれます。
やはり、一人で家にいるのは、よくないです。

おかげさまで、
元気がでてきました。
こうして読んでくださる、みなさまにも
感謝、感謝、です。

きょうも、読んでくださって、どうもありがとうございました。
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2016年8月24日水曜日

心が、カゼをひいた?(心がジグザグしている)



きょうは、とても暑いです。
もう、これでもか、というほどです。
36度くらい。
それに、あとまだ3、4日続きそうです。

娘たちは、それぞれ、大学のある場所に、もどって行きました。
家は、がらんとして、

私は、といえば、
どうも、なにもする気もおこりません。
台所の、棚卸し、大掃除もしたいところです。
が、
そういう気が、おこりません。

食事をして、
ピアノをひいて、
買い物に行って、
必要なだけ、雑用をして、
終わりです。

あまりに、何もする気がおこらず、
とうとう、夫に、ケンカを
ふきかけてしまいました。

でも、解決はするどころか、
申し訳ない気持ちに、なりました。

どうも、いやな気分しか、わいてきません。
もう、しょうがない、
そうなんだから、しかたない、
自分の気分に反抗するのは、やめよう、とも、思いました。




その点、こどもは、いいなぁ、
若い人は、いいなぁ、
そばにいるだけで、楽しいなぁ、

と、思っていると、

もうじき、仕事がはじまって、
ピアノの授業がはじまるのだと、思い出しました。

今年は、なんだか、
仕事をする気にも、なれないと、思っていましたが、

そうです、
やっぱり、学校に行って、
生徒さんの相手をさせてもらう、というのは、
私にとって、いいことかもしれないと、思いました。


教える仕事というのは、
地道で、地味で、
長距離を走るような、仕事です。
私のような、せっかち者には、
ちょっぴり大変な仕事、ですが、

そういえば、夏休みに、私の元気がなくなるのは、
もしかすると、
ふだん、生徒さんたちから、いろんなビタミンを
もらっているから、かもしれません。
休みだから、ビタミンが、
切れてきたのかもしれません。

私のビタミンである、生徒さんたちに、
お礼を言いたくなります。
エネルギーをもらうために、
仕事に行って、
そして、
お給料をいただいているのです。

などなど、考えているうちに、
やっとこさっとこ、
少し、元気がわいてきました。



とはいうものの、
やっぱり、全体的に、元気がないのもたしかです。
しばらくは、
ちょっと、ゆっくり、そのまま、
休んでいようと思います。

そういう日があっても、いいじゃない、という、
そんな、気持ちに、やっと、なれました。
(ここまでくるのに、時間がかかったです)




さきほど、
注文した本が、届きました。
大正5年発行という、とても古い本。
思ったより、小さくて、すてきで、
ちょっと、カビ臭くて、
なんだか、いとおしいです。


この本ことは、
またの機会、に。

なんだか、パッとしない記事に、おつきあいくださって、
ほんとうに、ありがとうございます。

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2016年8月18日木曜日

モチベーション、いまいち

才能ある方が、無名、無償で、落書きしてくださる。


ここ何日か、暑い日が続きました。
私は、暑さが、苦手です。
早く、涼しくならないかしら、と思っていると、

けさ、
朝ごはんの時間に、にわか雨が、ふりだしました。
雨なんて、ものすごく久しぶりです。
気持ちいいです。



そして、しばらく、激しくふったあとは、
涼しい風が、家の中にも、はいってきました。
ラッキー!
外へ出て、涼をとります。

7月のはじめに、まいた朝顔が、やっと、
ツルをのばし始めていました。
やっと、花のつぼみも、出ています。
ずいぶん、時間がかかりました。

それにしても、
朝顔を育てるのは、何年ぶり?
小学校の、朝顔日記、以来かもしれません。
春に、里帰りのとき、種を買ってきたのです。

さわってみると、
葉っぱも、ツルも、うぶ毛が、いっぱい。
あら、朝顔って、そうだったかしら?
枝豆の手ざわりと、そっくりです。

そういえば、枝豆なんて、なつかしい。
夏の、塩をふった、ゆでたての枝豆。

ここ、フランスでも、冷凍で、買えるようになったのですが。

日本では、
みなさん、今でも、
枝豆「ひとたば」、で買って、
ゆでてらっしゃるのでしょうか。
それとも、冷凍かしら。

枝から、
豆のさやを、とりちぎる手伝いを、したような気がします。
遠い、昭和時代のことです。



なんて、
思い出していると、
ときおり、
風が、葉っぱをゆすってきます。
曇り空に、風がふくときは、どうしても、
そわそわと、
さびしい感じが、します。

もうすぐ、新学期、という風の音です。
うかれた気持ちの休みは、終わり、という音。

いつもなら、このころには、
「さぁ、もうそろそろ、仕事したいな」という気になるのに、

今年は、どういうわけか、
あまり、そういう気持ちになりません。
さぁ、どうしたものか、と
思いつつ、

朝顔のツルが、つたっていけるように、
笹の枝を、立てました。
あと、数日で、花は咲きそうです。
ちょうど、仕事がはじまるころに、咲くのかもしれません。

朝顔といったら、「夏休み」を思いうかべるのに、
それが、
新学期と重なるなんて、
ちょっと、変なリズムですが、

でも、

お花は、とても、楽しみです。

きのうの、ロワール川




















まんなかの、ちょっと上、左がわに、お魚






















まだまだ暑いようですが、みなさま、どうぞ、お元気でおすごしください。
きょうも、読んでくださり、ありがとうございました。

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2016年8月15日月曜日

また、海に行きたくなる



家族の夏休みは、まだ、あと数日のこっています。

なんども、くりかえし書いてしまいますが、
7月はじめの、貨物船の旅を味わってからは、
私は、すっかり、海にひかれています。

バカンスで、しーんとしている、この町にいるよりも、
海に行ってみたい、と思ってしまいます。
よく考えてみれば、
うちから海べまで、
車で、2時間ちょっとで、行けるのです。

ですので、
雑用は、ひとまず、おあずけにして、
ちょっと無理を言って、
海に行くことを、提案しました。
夫が決心するのに、ちょっと、時間がかかりましたが、
行けることになりました!

家族4人をつれて、ノルマンディー海岸まで、
だーっと、車を走らせました。

夫は、けっこう、うれしそうです。
突然の、私のアイディアに、はじめはびっくりしたようですが。
だいたい、夫は、ヨットが上手なのです。
それなのに、いつも、まじめに仕事ばかりしています。

さて、
天気は、すばらしく、
海は、きらきら輝いています。

目的は、2双ヨット(カタマランヨット)に乗ること。
浜辺で、一時間いくら、で、ヨットを借りることができます。
今回は、一時間半乗って、40ユーロでした。

2人の娘も、夫も、うれしそう。
黒い、ウエットスーツを貸してもらって、
夫も、娘も、かっこいいです。
スタートレックの、登場人物のよう。
その上に、救命具をつけて、
いざ、波の上に!

うれしい!



今回は、風は弱く、スピードが出ない、と夫は言います。
でも、私は、そんなのどうでもいいです。
風はなくても、波がけっこうありました。
すると、ヨットが、
上、下、と、ものすごく、ゆれます。
それが、とっても楽しいのです。


このヨットは、まるで、
いかだに、帆をつけたような、乗りものです。
ぐらぐらと、とんでもない方向にゆれますので、
バンドに足を固定しておくか、そのバンドに、手でつかまります。

でも、ゆれても、そのままに身をまかせていれば、
楽しいこと、きわまりません。
波に乗っているようなものです。

帆が風を切る、音。
マストと金具が、ふれあう音。
波の音。

ヨットは、波にあたるとき、
水は、びちゃびちゃと、容赦なく、体にふりかかってきます。

海に手をつっこむ。
足をつっこむ。
ヨットのそとがわに、身をのりだす。
水が、からだにかかる。


こんなに、かんたんに、楽しめるんだね、と、
夫も、よろこんでいたので、
私も、うれしい。


そして、
そのあとは、

近くの、お魚屋さんで、
伊勢エビ、エビをゆでてもらって、
生の貝を、むいてもらって、

パンといっしょに、
むしゃむしゃ、いただきました。

そして、
また、化石海岸にでかけていって、
化石狩りを、しました。
みなさん、海水浴にいそがしく、
化石狩りをする人は、私たちだけでした。

また、ちょっと掘っただけで、
いとも、すんなりと、
恐竜時代の、貝がらが、でてきました。
また、その古さに、おどろいて、
貝をさわりながら、
家へ、帰りました。


夏の、ひとこま、でした。

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2016年8月10日水曜日

退屈な、ふだん生活



この夏は、
貨物船の旅海水浴、と、
いつもとは、ちょっとちがった時をすごしました。

すばらしかったのはいいですが、
困ることも、あります。

帰ってきて、いざ、ふだんの生活にもどるとき。
ふだん生活が、
ものすごく、色あせて見えてしまうのです。

めずらしく、ステキで、ハッピーな時間は、
もう、2度とやってこないような気がしてしまいます。
そして、
退屈で、退屈で、
しかたないような気分になってしまいます。

もうじき、
ふだんの生活にも慣れるはず、ですが。



友だちに、会いたいのですが、
みなさん、バカンスです。
どこかへ、いなくなっています。

仕事が、2ヶ月間、休み、というのは、
いいですが、
ちょっぴり、
人恋しくもなります。

毎年、そうです。
9月になると、仕事をしたくて、しょうがなくなります。



日本は、暑いそうです。
ほんとうは、時間があるのだから、夏に日本に行けば、いいのですが。
だけど、
あの暑さと、クーラーに耐えられるだろうか。

と、思うと、
すでに、
私は、かなり、思うがままの、
わがままな、好き勝手な生活をやっているな、と
自分でも、思います。

それなのに、

退屈だの、
故郷が恋しいだの、

文句言っている私は、かなりのワガママものだと、
思った次第です。



旅から帰ったら、
庭では、スイートピーや、
雑草が、シューシューと、のびていました。

きょうは、
手入れを、しようと思います。


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2016年8月7日日曜日

自然と、おしゃれになっている

フィレンツェで。すてきな「落書き」


家族でのバカンスを、数日、イタリアで、すごしました。

フィレンツェで、観光。
そして、
エルバ島で、海水浴。

なにもかも、めずらしく、
おしゃれで、おいしく、いい香りで、すばらしかったです。



私のいちばんの、気に入ったものは、
魚といっしょに、泳ぐことです。

水がとても澄んでいて、
ふつうの水泳ゴーグルで、魚が見えました。
海の底には、海藻が、
ぼうぼうと、はえていました。

今まで、私にとって、
海水浴場というのは、
泳ぐための、水のある、場所だったのです。
波があって、
プールより、ほんのちょっとこわい、場所。

ですが、
こうして見ると、
海にもまた、地面があって、
でこぼこした地形が、あるのでした。
泳ぎながら、海底を見つめていると、
いわば、鳥になって、空から地上を見ている気分です。

なんという、自由な感覚!

目をこらして、泳いでみると、
魚も、たまに、見えます。

小さいのは、群れになっていて、たくさんいる。
そばへ行くと、すぐ、逃げだします。

一方、
中くらいのは、
ソロで、泳いでいることが多い。
ゆっくり、一緒に泳いでくれる。

なんとなく、こちらを見ているような気もする。

しばらくすると、
仲間だか家族のものがいて、
よく見ると、
小さいのが、大きいののあとを、泳いでいたりする。

4、5匹と、一緒になって泳いでいると、
心が通じたような気持ちになります。

人間同士が、あつまって、なごやかに、気が合って、
おもしろいことをだれかが言って、
ドッと、一緒に笑ったりする、
それとおんなじ、感じです。

ですが、
私は、息つぎをしなくてはならないので、
ときどき、顔を、水の外に出します。
そして、
顔をつけると、もう、魚は、見えなくなっていたりします。

銀と、水色がまじったような、お魚。
しっぽのほうに、黒と白のたてじまが一本。
このたてじまには、なにか、
生きのびるための、意味があるのか、ないのか。
私には、単なる、おしゃれ、に、みえます。



それにしても、フィレンツェでも、島でも、
いろんなところに、おしゃれで、きれいなものが、ありました。

たとえば、大事な遺跡の、額縁。
ディーテールが、とてもすてきです。
花の色も、グラドュエーションが、こっています。



お店の、ウインドー。
建物の、大きな木戸。鉄格子。



たんなる、解説の、文字のおしゃれなこと。


小さなエルバ島の、小さな関門。
こんなにおしゃれなのは、フランスに、あるかしら。



などなど、
いろいろなところで、
感心のためいきをついて、
思うぞんぶん、泳いで、

ちょっぴり涼しい、
フランスのわが家に、もどりました。



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2016年8月2日火曜日

クラゲ海岸

夏のバカンスで、今、イタリア、エルバ島に、来ています。

お宿の朝ごはんは、8時から。
でも、めったに来ない、海です。
8時まで、部屋で待っているなんて、もったいない、と思います。

ので、
朝ごはん前でも、外にでます。
海岸の方におりていくと、
パンが焼けるにおいが、します。
海岸の風景は、日本と大して変わりがないですが、
このにおいには、やっぱり、西洋にいるのだな、と思い知らされます。

きゅうりのかおり、
魚の干物が焼けるかおり、は、
しません。

お日さまが顔を出す前の、海には、
ほかけ船が、プカプカと浮いています。
じつに、静かな、海水浴場です。

さて、
きのうは、
島の、反対がわの海岸に、行ってみました。
浜の色が白いから、水の色も、淡い緑で、とてもステキだというのです。

たしかに、
きれいな色の水でした。
こんな色の水に、つかれるなんて、
うれしい!

と、
大急ぎで、水に入ろうとすると。

こんなにたくさん人がいるのに、
水に入る人が少ないのは、変です。
あぶない海岸なのかしら?
と、いぶかっていると、

クラゲがいる、ということが、わかりました。

たしかに、茶色い、3本足のクラゲが、
ごくたまに、見えます。

波にゆられて、
どこへ行くという計画も、何もなさそうに、ひたすら、浮かんでいます。

しかたがありません。
海は、私のすみかでは、ありません。
私が、クラゲ君のうちに、来ているのです。

クラゲ君は、どう思っているか知りませんが、
ひょっとすると、
人がたくさん来て、
迷惑に思っているかもしれません。

クラゲ君の、いないところで、
少しばかり、水につかって、遊びました。
そして、早めに、引き上げてきました。

そういえば、
今、私は、「海底二万マイル」という本を読んでいます。




遠い昔、小学生のころ読んだお話です。
とても、気に入った本だったです。が、内容は、あまりおぼえていません。
それに、
貨物船の旅のあと、海のことが、とても好きになったので、
こんどは、子ども向けのではなく、全文を、読んでみたくなりました。

海べで、ねそべって、
海底のお話を読んでいて、
ふと、目を上げる。
すると、
すぐそこに、ノーチラス号がいて、
空気を吸いに、ひと休みしていても、
ちっとも、不思議はないような、気になります。

お話の中には、
お魚のいろいろ、とか
クラゲ、イカ、
など、たくさん出てきます。

やっぱり、
本に出てきたクラゲが、
実現してしまった、
と、
そんな気持ちもしました。

本と、
現実の、区別が、
よくつかないような、そんな心地です。



ところで、
スーパーマーケットで、
こんなクリームを見つけました。

なんだか、日本っぽい、パッケージです。
材料を見ると、メンソレータムと、
ちょっと似ています。
興味しんしんで、
さっそく、買いました!

丁字(クローヴ)やら、
カンフルやら、
とても、いい香り。
蚊に刺されにぬると、
スーッとして、
やわらぎました。

ずいぶん、古くから愛されている、
クリームのようです。
出会えて、うれしいけれど、
こんなに気に入ってしまって、
今後、
イタリア以外でも、
かんたんに、
手に入るのかしら?

まぁ、いいか。

では、みなさんも、暑い夏、お元気で、おすごしください。
きょうも、
はるばる、来てくださり、おつきあい、ありがとうございました。


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