ある日本の方から、
「今日は暖かく、
福寿草と蝋梅も咲きました」という、
メッセージが届きました。
こちらは、毎日寒くて、
朝も昼も、マイナス1度とプラス2度を行ったり来たりの、
メリハリのない日です。
さて、
この、「福寿草」は、読めるのですが、
次の「蝋梅」が、読めません。
この文字をコピー、ペースとして、
ネットで調べましたところ。
これはロウバイでした。
そういう梅を、私は見たことも、
聞いたこともありませんでした。
と、いうことを、その方に伝えますと、
折り返し、そのお花の写真が届きました。
青い空と、
黄色い、かわいらしい梅の花が写っています。
それから、
逆光で、幻想的、とおっしゃる写真も入っていました。
光に透けて、「ロウ」のように見える、とおっしゃる。
なるほど、そうなのですね。
私は、初めて、見ました。
いいことを教えてもらった、と
嬉しく思いました。
そして、きのうのことです。
めずらしく、空がすっかり晴れました。
いただいた「蝋梅」の写真のことが、頭にあります。
このあたりでは、どんな花が咲いているのだろう、と
気になりますが、
たまに、椿と、
花壇に植えられたパンジーくらいしか、
花が咲いていません。
もしかすると、植物園には、
なにか、お花が咲いているかもしれない、と
思いつきます。
ちょっと遠いけれども、足をのばしてみようかしら、
という気になります。
空気が冷たいので、
フードをかぶって、テクテク歩きます。
やっと植物園に着きますと、
入ったすぐのところに、黄色い梅の花が咲いています。
きっと、
「蝋梅」も、こんな感じなのでしょう、と思いながら、
写真をとります。
すぐ横には、ちょっと薄めの色の色違いがあります。
念のために、
名札の写真も撮っておきます。
それが。
結論を先に言ってしまいますが、
実は、それも「蝋梅」だったのです!!
それは、
家へ帰って、ネットで名札に書かれた学術名を調べて、
そういうことが判明したのです。
あの、いただいた写真と同じ!
日本と同じ!
なんだか、ちょっとおもむきが、ちがうようにも思うのですが、
写真には、あらわれていない、
うっすらと透きとおった感じ、というのは、
あるのです。
偶然にも、
関東のような、晴れたお天気のもとで、
同じお花を見られて、
これは、すごかった、と、
一人で、うれしくなってしまいました。
あの方に、
「見て、見て!」と言いたくなってしまいました。
レンギョウの花もまだ出てこない、
こんなに早くから、
ステキな黄色のお花でした。
そして、
植物園で、お花を探しましたが、
先日撮った、サザンカ(飛龍)と、
ヒースが、咲いているくらいでした。
それから、
見つけた時に、うれしくなるのは、
名札もついていない、勝手に生えてきた植物です。
野生のシクラメンで、
これは、郊外に出て、林の中を歩いていると、
一面に広がったりしています。
ごくごく小さいミニチュアのお花です。
考えれば、
これがミニチュアなのではなくて、
売っているシクラメンのお花の方が、
オーバーサイズなのかもしれません。
ピンクもステキですが、
田舎で、白いのを見つけると、
これまた一面に広がってステキです。
そういえば、
もうじき、田舎には、マツユキソウ(待雪草)が、
咲き始めるかもしれません。
あと、もう少しの辛抱だと思います。
しばらく歩いていましたら、
カモ君に、ばったり会いました。
私も立ち止まります。
すると、しばらく見つめあってしまいます。
逃げるかな、と思ってカメラを向けます。
また、
しばらく見つめ合いになりますが、
いな、
こちらに向かって歩いてきます。
よく見ると、
クチバシは、どろんこだらけ。
今、お食事中、という感じです。
また、何かください、と、
おねだりされてしまいます。
ごめんね、何も持っていません、
今度来るときは、パンを持ってこよう、と
思いますが、
そのあと、去ってゆく姿を見ると、
ずいぶんお腹もたっぷりした感じで、
ボテボテと、歩いていましたので、
もう少しダイエットした方が、と、
まるで、自分のことのように、思ってしまいます。
ダイエットといえば、
1月はガレット・デ・ロワのくり返しの月。
2月には、楽しみのクレープが待っています。
プラス、
もち米が手元にあって、
いつ、お餅を作ろうか、と考え中です。
いつまでたっても、
多すぎのものは、去っていけません。
どなたかが、
「少しぐらい、いいんですよ。
幸せを運んできてくれるのですから」と、
言ってくださったのを思い出します。
いいお言葉です!
だから、
まぁ、いいか、と思います。
きょうも、読んでくださって、どうもありがとうございました。
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4 件のコメント:
なんと!フランスにもロウバイがあったのですね。それもパリではない街の植物園にあるというのが、驚きです。日本的な名前ですけど、もしかしたら日本だけの花ではなくて、全然違う名前で知られる花なんでしょうか?そう思って見るからか、お写真のロウバイは洋風な感じがしました。キレイに咲いていましたね!
私の住む関東地方よりも気温が低そうなのに、そちらではロウバイや梅までも咲いているのが不思議です。Chiyoさんもお庭にロウバイ、いかがでしょうか(笑)
Chiyoさん、こんにちは
蝋梅
私も、大好きなんです^^
天神さん(北野天満宮)は
毎年、2月の初旬になると、様々な梅の蕾が花を開きます
紅白梅より、少し先に
この蝋梅も、花開くのですよ♪
reico さん、こんにちは。
そうなのです、ロウバイがあったのです!
私も、あのようなお花を見たい、と思って、
植物園に足を運んだら!
びっくりでした。
フランスで何というのかしら、と、
とった写真を、確認してみましたら、
「シモナント」ですって。
洋風に見えますか。
そうですね、考えてみますと、
関東と同じような植物が、こちらでも育っています。
わが家にも、ロウバイ、
いいアイデアですね。
こんなお話ができて、
楽しかったです。
ありがとうございました。
高兄さん、こんにちは。
高兄さんも、ロウバイがお好きなのですね。
私は、こちらへ来て、
初めて、知りました。
こうして、お花のお話できて、
嬉しいことです。
京都の天神様の、梅。
白いのと、紅のと。
それに先がけて、黄色いロウバイ、
素敵でしょうねぇ。
素敵な光景を届けてくださって、
ありがとうございました。
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