きょうは、
日本の一部を、
フランスの田舎に、とりつけてしまった話です。
それが、フランスの方々、大喜びなのなんのって!
前にもお話しましたが、
ある人が、住宅を仕事場に改造する、というので、
今、趣味で、その手伝いをしています。
その中で、
大急ぎで決めた「柵」がありました。
住宅の玄関先に、
雨宿りできるような場所があったのです。
トタン屋根の、物置のような。
さて、ここを、どうしようか、
とりはらおうか、と、
悩んでいた時。
木の職人さんが、
屋根と骨組みはそのままにして、
木で、柵を作りましょう、と提案してくれました。
そうね、それもいい。
だけど、彼の提案は、
ちょっと、牢屋のような柵でした。
それを見て、私の中で、
故郷をなつかしく思う心が、わいてきました。
「あれがいい〜」と。
私が小さかったころの、
木造の家なみが、思い出されます。
昭和時代のことです。
トタン屋根、木の壁、木の雨戸など。
お勝手のあるところには、たいてい窓があります。
そこには、雨戸はありません。
そのかわり(?)
柵がとりつけられています。
その柵がいい!と、
私の心がねだるのです。
ネットでさがせば、今でも、ないことはない柵です。
もちろん、金属製のものは、たくさんあります。
これに決めました!
その写真を見せて、木の職人さんに作ってもらいました。
とってもじょうずに、作ってくれました。
もちろん、私は、
なつかしい昭和がもどってきたようで、
うれしくてたまりません。
だけど、
フランス住宅地に、個人の趣味で「和」をもってきちゃって、ごめん、
という気持ちもありました。
作ってくれた職人さんも、
他の職人さんも、
ここを通る人、たくさんの人が、
「いいね〜!」と言ってくれたので、
ひと安心。
みなさん、大喜びしてくれて、
私も、なおさらうれしいです。
きょうも、見にきてくださって、ありがとうございました。
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p.s.
この柵の名を知っている方、ありましたら、おしえてください。
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