2021年6月25日金曜日

ボデイジャムは、ドラッグ

先日、ものすごく暑くなったと思いましたら、
今では、とても涼しくなっています。
とても、わかりにくい天気です。
それでも、湿度は、東京と同じくらい高いです。
これは、ロワール地方では、めずらしいことです。

また、
強い雨がふったり、
風がふいたり、というのが、多いです。

気候が、たしかに、変わってきています。
すると、
この地方に住む理由が一つ、なくなります。
暑さが苦手な私は、
この地方で夏をすごすのが、楽チンで、
いいなぁ、と、いつも思っていたのです。

それが、
天気予報の地図を見ていますと、
この地方が、フランスで一番暑いことが多い。
南フランスよりも、暑いのです。
まるで、
神様に、ねらわれているような気持ちになります。


















さて、
フランスの状態は、ウイルスに関しては、
良い方に向かっています。
おかげで、
スポーツジムに行って、また、
ボデイジャムを楽しんだりすることができます。
(1時間、音楽に合わせて、ダンス)

それは、うれしいことです!
終わったあとで、
「あ〜、気持ちいい。
まるでドラッグをやったみたい」と、
言っている人もいます。

私は、ドラッグのことは、わかりませんが、
実は、
このボデイジャム自体が、
私のドラッグになっているかもしれません。

1週間に一度は、ボデイジャムを踊っていないと、
どうしても、つまらなくなります。
ですので、ロックダウン最中でも、
家で、ビデオで1人ジャムをしていました。
ということは、
やはり、中毒になっているようです。

まぁ、こういう中毒ならば、いいか。
























さて、
きょうは、音楽院で、
大きくなって卒業する生徒さんが、
最後のレッスンに来る予定です。
「さようなら」を言うことになります。

それが、私は、おっくうです。
10年間くらいご一緒してきました。
大きくなるのを、ずっと、そばで、
見させてもらいました。
きょうは、絶対、涙が出ます。
毎年、こういうことが起こるのです。

私は、「さようなら」を言い合う、
こういうレッスン日とか、
旅立ちの場所、
飛行場とか、が、苦手です。

とはいうものの、
「さようなら」を言い合えるのは、まだいい方で、
それを言わずに、旅立っていく人もいます。
このごろでは、
そういうことが、まわりにぼちぼち。

時は、
ずんずん進んでいるなぁと思います。
ロックダウンで、
静かに、のんびり、過ごしていましたが、
そんな最中でも、
時は、進んでいるのだなと、ちょっとびっくりします。

















けさのロワール川では、
消防隊が、訓練をしていました。
水に入って、救助する練習です。
ふつうの消防車もありましたが、
なぜか、古い消防車も来ていました。

そばでは、
学年末の小学生が、1クラス、
先生に連れられて、ゴミ拾いをしていました。
ゴミを多く取った方が勝ち、というような勢いで、
競って、ゴミ袋をいっぱいにしていました。
おかげで、
いっぺんに、岸辺は、キレイになっていました。

先生は、
いいこと考えたな、と思いました。

見てますと、
はいつくばって、
顕微鏡でゴミを見つけて、拾っているような子どもがいて、
あぁ、それだと、
いくらたっても、ゴミ袋は、いっぱいになりませんよ、と
言いたくなりました。
でも、
世の中には、そういう人も必要だな、と思いました。
















きょうも、読んでくださって、
どうもありがとうございました。




にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村



もうひとつのブログ
オンライン「ふだん塾」。
ピアノ教師として、上達の
ヒントを、書いています。

こちら↓










2021年6月14日月曜日

変な、ペット


 ロワール地方にも、夏がやってきました。
こないだまで、暖房を入れていたのに、
今では、酷暑の日が続きます。

そういう時は、
雨戸を閉めて、家の中にこもります。
なるべく朝のうちに雑用をすませます。
幸い、
石づくりの家は、ひんやりしています。

そして、
フランスでは、ロックダウンも終わって、
レストラン、ミュゼが開きました。
もう、皆さん、お祭り騒ぎのように喜んでいるのが、
伝わってきます。

夕方、テラスのキャフェのあるところを通れば、
もう、それは、小学校の休み時間よりも、
デシベルは高いはずです。
ものすごいおしゃべりの声で、いっぱい。
その中で、
また、おしゃべりをしようとすると、
さらに、大きな声を出さなくてはなりません。

それでも、
かまいません。
話なんか通じなくていいようです。
一緒にいられるのが、うれしい!という感じです。

















私はといいますと、
最近では、もっと静かな方が、好きになっています。
せいぜい2〜3人くらいでテーブルを囲む方が、いいです。

もう、外にテーブルを出せますので、
人とも、会って、
あまり心配せずに、おしゃべりをできます。

先日、
久しぶりに、古い友人のところに行きましたら、
友人は、あいかわらずでしたが、
まぁ、それは、
おもしろい動物がいました。
まずは、アルパカ一頭。
次に、一匹では退屈しているようなので、
小さな羊を一頭。
その2頭が、仲良く暮らしているのでした。

アルパカの首は、
ずんどうで、「くびれ」はないです。
それだけでも、あまりステキではないのに、
おまけに、足は短いです。
なんでも、人間のやることを見に来るわりには、
なでられることがキライのようです。

それにひきかえ、
黒い羊の方は、細い脚の形からして、
すんなり、エレガントです。
むくむく黒い毛は、もうそろそろ剃る予定です。
でも、顔だけは、
まるで、きちんと剃ったように、
かわいらしく出来上がっています。

それに、
頭を低くして、押してきます。
ですので、撫でてやると、喜んでいます。
オートバイなどが通ると、
音をおそれて、逃げてしまいます。
そのセンシティブなところも、可愛らしい。





 












と、
こんな動物の写真を載せますと、
ロワール地方ではそういうのが、ふつうなのかと思われる方も
おられるかもしれませんが、
そんなことは、ありません。
これは、ものすごく珍しいことです。

こんな変なペットを飼う人は、
まずいません。
もともと、私の友人は、
ヤギを育てていたことがあった人です。
だから、こんな流れになったようですが。

話を聞けば、
犬や猫よりも、世話がかからないですし、
エサも
ドクターの費用も、
ずっと、エコノミーだと言います。

なるほど。
そういうペットを飼う人も、出てきているのかもしれないです。

そして、
このウエッサン種の羊は、ものすごく、かわいいです!
犬のように、ワサワサ、はしゃぎません。
もの静かですし、
私がアコーディオンを弾いていたら、
聞きにきたのです。
庭の中を歩けば、後を追ってきます。

犬のように、賢くはないのかもしれませんが、
人馴れするようです。
「羊のように、おとなしい」と言いますけど、
本当に、その通りです。
羊の頭を、なでるなんて、初めてのことです。

こういう動物は、愛らしい。
グイグイ押してくる感じは、喜んでいる、ということのようです。

私も、ウエッサン羊が欲しくなってしまいます。
























ですが、
もちろん、そんなのは、現実的ではありません。
羊は、なんでも食べちゃうのだそうです。
たとえば、
友人の家に着いた時。
持って行った花束を見て、大喜びされてしまいました。
食べられそうになってしまいました。

そういえば、
友人の庭には、もう、草木も、何もありません。
大きな木しか残っていません。
草木を育てるのが好きな私には、
羊も育てるなんて、
無理な話のようです。

残念。




















さて、
今年の夏は、どうなりますか。
みなさん、バカンスに出かける方が多いようです。
外国に行くのは、いろいろ面倒な手続きがありそうですが、
国内旅行なら、
なんとか、できそうです。

私は、
貨物船の旅は、今年もできそうにありません。
ですので、
きっと、近い場所の、海べを楽しむ予定です。
1時間いくら、で、ヨットでも借りて、
水の上をスイスイとすべらせようか、と、
楽しみにしています。
いいお天気に恵まれれば、の話です!

















今年は、
アジサイの鉢植えの、鉢を、一回り大きくしました。
結果、
ものすごく大ぶりの植物になってしまいました。

同時に、
ヤツデの鉢も、大きくしましたところ、
これまた、大きな「木」のようになってしまいました。
おかげで、庭は、
ちょっと、うっそうとして、ひんやり、という感じ。
それはいいですが、
でも、庭は広げられませんから、
ちょっと困っています。
やはり、いつかは、
カットもしなくてはならなくなりそうです。

そういえば、
あの羊君も、
アルパカ君も、カット屋さんの到来が、もうじき予定されています。
カットのあとは、
ものすごくやせて見え、
みすぼらしくなるそうです。

アルパカ君は、むしろ、
かっこよくなるのではないか、と、
私は、想像しています。

















きょうも、読んでくださって、
どうもありがとうございました。




Chiyo


動画添削レッスン
フランス在住ピアノ講師

レッスン放題。動画、無制限。
初心者、歓迎中
2週間無料、試し。
(中期、長期割引あり)

↓ もっと読む
https://tateitoyoko.blogspot.com/p/blog-page.html


にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村

2021年6月4日金曜日

外に閉じ込められる

このごろでは、
家の中で、静かに外の音を聞いていますと、
通る車の音が、違います。

ふつうの音は、みなさんご存知でしょう。
ですが、最近は、
「ふあぁー」という、やさしく軽い和音の音が、します。
ちょっぴり、
メランコリックなこともありますし、
まるで宇宙に行ったような気持ちがする、
ニューエージ音楽的の音色のこともあります。

これは、
電気自動車の音です!

これは、いい音とまではいかなくても、
いやな音ではありません。

時代が変わってきている、と思います。

疫病の「きゅうくつ生活」も、
ちょっぴりゆるんできています。





 






先日は、ハウスダンスの集まりに行ってきました。
先生が、屋外でトレーニングをする、と
声をかけてくれました。
15人も、久しぶりに集まって、練習できました。
やっぱり、仲間と一緒に踊るのは、楽しい。

かなりさび付いているかもしれない、と
思いながら行きましたが、
けっこう体は動きました。

来週は、スポーツジムにも行けるようになりそうです。
これで、
私の生活も、かなりふつうに戻ったことになります!

あとは、
飛行機に乗って、日本に行けるようになれたら。
















自由に動けない、単調な生活をしていて、
ちょっと頭がボケた、と思ったことがあります。

この間、
カギを持たずに、外へ出てしまったのです。
そして、
外へ閉じ込められてしまった」のです。

フランスでは、そういう言い方があるのですが、
実に、
外へ閉じ込められてしまった気持ち、
家がなくなった気持ち、
浮浪者さんの気持ちがわかる気持ち、
でした。

出かける前に、
ふつうなら、2点くらいチェックしています。

「お金を持ったかな」
「カギは?」
というような。

今から思うと、
その日は、
雨が降りそうだったので、
傘を持ちました。
マスクもして、ショルダーを下げて、
もしかすると買うかもしれないから、
お金も持って、用意周到という気持ちで、
外へ出ました。
















実は、
ロックダウンでお店が閉まっていた時期に、
ある靴屋さんで、いいサンダルを見たのです。
晴れて、お店が開いたら、
試しに行こう、と決めていました。

もしかすると、
気に入って、買うかもしれないから、
お金を持って行こう、と考えたのが、
運の尽き。
そこまで気をまわしたので、
はい、準備万端、という気持ちになってしまったのだと
思います。

その分、
カギ、という項目が抜けてしまったようです。
もしくは、傘のせい。
雨に濡れるのはいやだから、
近いところだけれど、ちゃんと傘を持って行こう。
そこまで、考えたのだから、
大丈夫、という考えだった思います。

この単調な毎日の中では、
サンダルを試しに行く、ということは、
ものすごいイベントになってしまっています。
それをマネージする能力が、
すっかりなくなっているみたいです。

おかげで、
3時から7時まで、街中をふらふらと
歩き続けることとなってしまいました。


















そういうことは、
今までにも、ありましたし、
これからも起こると思って、実は、
お隣の人や、ちょっと先の知人のところに、
合鍵は、預けてあるのです。

それが、
お隣さんは、お留守。
知人も、お留守。
ダブルアウトです。

それを知った時は、ちょっとガーンとなりましたが、
まぁ、仕事の予定もないですし、
なんとかなるとも思いました。
ふらっと出た散歩ですと、
お金も持っていないですが、
今回は、お金もあるし、傘もある。
テラスも解禁になっていますから、
外で4時間、楽しもう、などと思いました。

ところが、
最近は、そういうことをしたことがないのです。
東京にいた時は、4時間、デパートなどを
ぶらぶらすることは、よくありました。
途中で、どこかへ座って、甘いものでも、いただく。
でも、こんな小さな町に住んでいますと、
そういうことを、あまりしないです。

一生懸命、ぶらぶらしなくてはなりませんでした。
お店に行っても、
買うものが、あまりないです。


ただ、ひたすら、
知らなかった、新しいお酒の瓶をジロジロ眺めたり、
成分表を、一生懸命読んでみたり、
ステキな文房具をながめたり、
途中で、アイスクリームを食べたり、
風が吹いてきたので、
テラスはあきらめたり。

あまり、楽しいとも言えません。
早く、家へ帰りたい、と思います。
ゆっくり、本を読むつもりだったのに。

時計も携帯も持っていません。
バスのデジタル掲示板で、時間を見て、
あとどれだけ、と数えます。
昔、学校の、退屈な授業のことを思い出します。

それに、
一昔前だったら、平日でも
いつでも家にいるような、お年寄りがいました。
その人たちは、皆、いなくなってしまった、と、
その人たちのことも思ったりします。

















さて、ようやく、そのころになります。
あともう少しで、夫が帰りますから、めでたく、
家へ入れるようになります。

まだ、だいぶありますが、とりあえず
家の方に向かいますと、お隣さんが、いました。
ああ、良かった!
「また忘れたの」と、からかいの目で笑っています。
うん、また、忘れた、
そして、今、またすぐ返します。次の時のために。

ようやく家へ入ります。
もう、足は、くたくたです。
寝そべって、あ〜くたびれた、
家がない、ということは、こういうことか、と
たった、4時間で、すごい経験をしたような気持ちになりました。

くたびれるだけではないです。
なんだか、みじめな気持ちがします。
そして、ニュースで見る、
いろいろな人たちのことを思います。

自分の家がある、ということは、すばらしいです。

家で、スポーツをしようと計画していましたが、
それは無しにして、
急いで、
買ってきた、鶏の丸焼きを、夕ご飯の献立にしました。

しばらくして、夫が帰ってきて、
そりゃ、大変だったね、と目を丸くしました。

あと、しばらくは、
「カギ」ということに、
ものすごく気をつけると思います。

それでは、きょうは、このへんで。
読んでくださって、ありがとうございました。





にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村



もうひとつのブログ
オンライン「ふだん塾」。
ピアノ教師として、上達の
ヒントを、書いています。

こちら↓







2021年5月28日金曜日

ワクチンの、ショック



先日、となりの県まで行って、ワクチンを受けてきました。
その県は、あまり状態が良くないので、
ワクチンも、たっぷりあるようなのです。

一時間くらい車を走らせて、
注射場に、着きました。
注射場では、まぁ、それはそれは、
うまく段どりができていて、
空港を通り抜けるよりも、ずっとラクです。

ただし、
みなさんの、ドキドキが伝わってきます。
なんでだろう、と思いますが、
やっぱり、注射の「後」のみなさんが、ドキドキしていないのを見ますと、
ははーん、注射がこわいのですね、という推測になります。

















私は、注射自体は、ぜんぜんこわくありませんが、
そのあと、どうなるのか、
重体になるのか、
体が、新しい変なことになってしまうのか、というような気持ちは、
ちょっとは、あります。

よく知らないワクチンです。
この先のことは、だれもわかりません。

でも、結果は、今のところは、
大したこともなく、すみました。
あとで、15分くらい座って待って、様子を見てから、
帰ってもいい、と言われました。

そのあとは、
ル・マンの街を、ぶらぶら歩きました。
24時間のレースで有名な、あの、ル・マンです。

















たった1時間で、着けるというのに、
なかなか来ない街です。
用事がないと、来ることはありません。

地図も持たずに、ぶらぶら歩きますと、
旧市街は、ステキでした。
中世の時代に戻ったような気になります。
























もう、そろそろ疫病のことも忘れて、
ふつうに、ぶらぶらしているような気持ちになります。
ただ、
カフェへ入って、座る、ということは、
まだ、しません。

テラスは、一応開いていますから、
本当は、座りたいのですが、
さて、座った時に、となりの人が、どのあたりに座るのか、
そして、
風の具合で、風上に、もし、ウイルスの人がいたら、
どうなるのか、などと考え始めますから、
ゆったり座れそうにもありません。



















結局、ふらっと、ミュゼに入ります。
マスクをしたまま、ひたすら歩いて、
油絵を楽しみます。

この地方の景色が、
ものすごくよく説明されている絵が、たくさん。
地元の方たちは、それはそれは、
誇りに思っていることでしょう。

ですが、こんなに素晴らしいのに、
私は、それほど、興味もわきません。
それより、
故郷のみんなは、どうしてるだろうか、だとか、
故郷のひと昔の景色は、どんなだったのだろうか、
の方が、気になってしまいます。

ずいぶん長いこと、故郷に帰っていませんから、
ホームシックになっている、というのが、
わかります。
















それでも、
中に、あ、すてき、と、
好きになってしまう絵に、出会います。

もちろん、このあたりの風景なのですが、
説明を見れば、
珍しく、
画家は、地元の人では、ありません。

私のような、外国人でもありませんが、
やはり、別なところから、やってきた人が描いた絵です。

























しばらくぶらぶらして、
お茶は、やっぱり、家で入れよう、ということになりました。
用意してきた、お茶の道具は、
そのまま家へ戻ってきました。

ワクチンを腕に、
さぁ、具合はどうなるか、と待ちかまえていましたが、
何が起こるということもありません。
ちょっと、くたびれたかな、ぐらいです。

注射のすぐあとに、
体に異物が入ってきた、という感じと、
泣きたくなるような気持ちが、少ししましたので、
そんな話を友人にしたら、
「ちょっとしたショック症状でしょう」と言いました。

そうかもしれませんが、
ショックといえば、
私のワクチンの書類を見た時に、
年齢のところの数字を見て、
ちょっぴり、ショックを受けました。
どなたか、別な人の書類かと思いました。

あぁ、そうだっけ、
そういう年になったのだっけ、ということに
気がつくまでに、しばらく時間がかかりました。


















きょうも、読んでくださって、
どうもありがとうございました。


にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村



もうひとつのブログ
オンライン「ふだん塾」。
ピアノ教師として、上達の
ヒントを、書いています。

こちら↓









2021年5月23日日曜日

ワクワク、ワクチン

けさは、久しぶりに、仕事場に行きました。
しばらく、リモートで仕事でしたので、
行くのが、あまりに、久しぶりすぎて、
着いて、アラームを解除するのに、失敗してしまいました。

パスワードを入力するのに、
そのパスワードは、ある歴史事実の年号、と記憶しています。
ですが、
いくら入れても、らちがあきません。
学校の歴史のテストの時の、あせりを思い出します。
この年号はあってると思うのですが。

なんどやっても、ダメです。
しばらくすると、
1分で、ゲームオーバーになって、ものすごい音が!

あわてて、外へ飛び出します。
警察に行って、やっとの思いで、
親切なおまわりさんのおかげで、
なんとかなりました。


 












あとで、わかったことは、
その歴史事実の始まりの年ではなくて、
その事実の期間の、でした。
終わり2けたを2つ。

そういえば、おぼろげに、
そういうことだったな、と思い出します。
私の脳みそは、ずいぶん、ぐにゃぐにゃになっているようです。

ただでも、私は、歴史の年号に弱いです。
日本の歴史の年号でさえ、おぼつかないのに、
フランスの歴史なんて、
もっと、よくわかりません。
外国に住まうということは、こういうことか、と、
ちょっと、さみしくなります。

























さて、数日前から、
フランスでは、ロックダウン終了です。
テラスには、人があふれています。
お祭りのように、楽しそうです。
お店も、また開きましたし、
夕方も、9時まで、外をうろつくことができます。

私は、静かなロックダウンが、きらいではありませんから、
また、元どおりになる、と聞いても、
あまり、感激もしませんでした。
でも、いざ、こうして、またにぎやかになると、
これもいいな、と思います。

それに、
ハウスダンスのトレーニングを、屋外で始める、と
知らせが来ました。
これは、すごく、いいことです!


























あすは、ワクチンを受けに行くことになっています。
いくら打ってもらっても、
どれくらい有効なのか、それを知りたかったのです。
どうやら、
少なくとも8ヶ月は、有効だそうです。

では、と、
予約をしようとしたのですが、
なかなか、私の好きな?ワクチン銘柄は、予約が取れません。
ですので、
となりの県まで足をのばしてはどうかと考えましたところ、
ル・マンには、その銘柄が、どっさりありました。

そういえば、
その県は、状態が良くない県です。
そのため、ワクチンも、たっぷりもらったようです。
すぐに、予約が取れました。

なんだか、ワクワクしてしまいます。
これで、なんだか、
話がすむ、というような気持ちです。
疫病の心配がなくなる、というような気がしてしまいます。

実際は、そうかんたんではなさそうですが、
少しでも、
終わりの方向に、早く行けそうな気持ちです。
















話は変わります。

先日、
出勤初日に、8才の女の子が、
お菓子を持ってきてくれました。

こういうことは、リモートでは、
起こらないことです!

それは、
ラマダーンという、ムスリムのおきての、
断食のような期間が終わって、
お祭りだったから、と、
その、おすそ分けでした。

そして、お話を聞けば、
その女の子も、ラマダーンをやりとげた、ということです。
すごい決心をしたんですね!
彼女は、
無口で、
少し無表情ですが、
目は、キョロ、キョロ、とよく動きます。

そういえば、
私が行く八百屋さんのお兄ちゃんたちは、
モロッコの人です。
お兄ちゃんたちの顔色を見ていると、
ラマダーンが、今、どのくらいつらい時なのか、というのが、
よくわかります。
最初の10日間は、くたびれ果てています。
しばらくすると、だんだん調子が良くなってくるようです。

そして、
こないだ、それがやっと終わって、
晴れ晴れとした顔。
なんだ、かんだ、と話をしてくる、その感じが、
「よくやったね」と言いたくなります。
しつこいほど、おしゃべりになっています。

子どもは、あまり断食はしないと思っていましたら、
8才の女の子は、
やりとげた、ということでしたから、
へぇ、すごいねえ、と私は、ものすごくおどろきました。


















いただいたお菓子は、
「どこで、こんなのが手に入るのですか」と、
聞きたくなるくらい、
香りの良い、おいしいものでした。
オレンジの花、はちみつ、知らないスパイス、
くるみ、ココナッツ、などなど、
いいハーモニーでした。

お祭りのおすそ分けを、
ちょっと、ここでも、いたします。

きょうも、
読んでくださって、どうもありがとうございました。


にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村



もうひとつのブログ
オンライン「ふだん塾」。
ピアノ教師として、上達の
ヒントを、書いています。

こちら↓










2021年5月10日月曜日

「レ島」で、ズッコケる


 だいたい、
「レ島」なんていう名前からして、おかしいです。
ドレミ、のレ。
レの島、って、いったい何を考えて、つけたのか?と、
思ってしまいます。

そんな島に、
先日、私は、家人を説得して、
遠足に行ってきました。

フランスでは、やっと、
10キロ以上移動してもいい、というおふれが出たのです。
その初日は、平日でしたから、
きっと、観光客もいないだろうと思って、
日帰りで、いくことにしました。

久しぶりの遠足です。
海では、まだ泳げそうにありませんが、
砂浜でピクニック、を予定しました。

お天気は、ものすごくいいです。
着いてみると、
おまけに、海の色が、きれいです。
大西洋では、いつも、
海が、砂の色なのですが、
波が静かなせいか?珍しく、るり色になっています。
まるで、南フランスにいるようです!
















レ島には、橋で、行けます。
一昔前は、ひなびた、こじんまりとした、
静かな島でした。
カキや、お塩を作ることを糧として、
島の人々は、暮らしていました。

ところが、ある時から、
まぁ、日本で言えば、「アンアン」や「ノンノ」で、
絶賛されたために、
フランスの「アンノン族」が、たくさん押し寄せてきて、
そればかりでなく、
別荘を持とうと、いろいろな人々が、ねらったために、
雰囲気は、とても高級になってしまいました。

雰囲気だけでなくて、
たぶん、民宿も、高級ホテルっぽくなってしまっています。

















まぁ、
それはいいとして、
私は、その一昔前に、
ここに連れてきてもらったりしています。
それから、
私が、大好きだった人たちが、
ここでバカンスを過ごしていて、
毎年、
絵ハガキをもらったりしています。

ですので、
思い出は、たくさんあります。
今、
そこらへんを歩いたり、
借りた自転車で走っていると、
もう、旅立っていってしまった、その人たちが、
そのあたりに、いて、
お話をしているような気持ちにもなります。



















今回だって、
「あ!あの時もらったおみやげは、
ここで、買ってくれたのかもしれない」と、
思ったりします。
自家製の石鹸を、カゴに詰め合わせて、
売っているのです。

私のことを思い浮かべながら、
買ってくれたのだろうな、と、その人の、
やさしい気持ちが、またよみがえってきます。

















砂浜でのピクニックは、もう、上等でした。
メニューは、いつも同じようなものです。

自家製ブリオッシュ、
バターたっぷりぬって、生ハム、
野菜の煮物(ラタトウイユ)、
きゅうり丸かじり、
オレンジ、
お茶。

だれもいない砂浜で、毛布を敷いて、
この地方では珍しい、青空の下で、
波の音だけを聞きながら、食します。
マスクは、とっていますから、
海草の香りも、ちょっとします。

お腹ペコペコ、食欲たっぷり、ですので、
どってことない食事ですが、
ものすごく豪華に、感じます。


そういえば、この浜辺は。
大好きなマダムと一緒に、このあたりに、
来たことがあります。
マダムは、毎日、犬を連れて、
クロスワードパズルをやりながら、
ここに、ひたすら座っていたのです。
ひと月も!

マダムのニコニコ顔が、見えるような感じがします。
ボンジュール!

















そのあと、
灯台を見にいきます。
といっても、灯台以外、別に何もありません。
ただ、行くだけです
あまり何もない島ですから、
「灯台」があるだけで、行く価値が、出てしまうのです。

それから、
貧しい感じのする塩田もあるのですが、
きょうは、行きません。

貧しい感じ、というのは、
実は、
泊まったことのある民宿のおじさんが、
塩田を見せてくれた時、
その仕事が、どれほど大変で、
どれほどお金にならないか、というのを、
説明してくれたことがあるからです。

はだしで、塩の上を歩いて、
大きなモップのようなもので、平らにならしています。
ずいぶんの重労働のようです。

おじさんの汗水が、塩の結晶になってしまう、という
感じがします。
それ以来、
「レ島」あたりのあら塩は、
見るたびに、おじさんのことを思い出してしまいます。

















小さい島ですが、
あと、もう一つ、灯台があります。
「くじら灯台」、という名前です。

その灯台に着く前に、
アイスクリーム屋さんに、目が行きます。
バニラソフトクリーム!に、
決まりです。
もう、しばらく、アイスクリームを外で食していないのです。

マスクをはずして、
久しぶりのソフトクリームは、蜜のようにおいしいです。
ぶらぶら、歩きながら、
ソフトクリーム。

あまり、たくさんよそってくれなかった、
背の低いソフトクリームだと思いました。
残念ですが、
ダイエットには、その方がいいか、と
心の中で、折り合いをつけていますと、
実は、
アイスは、とても濃厚です。

それに、
食べても、食べても、
アイスは、とぎれることがありません。
いくらでも入っています。
コーンも、
おふのようなのではなくて、
がっしりとした、クッキーのようなものです。
とうとう、
下まで行っても、最後の最後まで、
アイスが入っていました。

こんなにおいしいソフトクリームも、
ものすごく、久しぶりです!









さて、
そろそろ、帰ろう、というような時。

車を止めておいたところで、
うろうろしていて、
お手洗いは、あっち、と指をさされて、
そちらの方に歩いていましたら、
夫が、「いや、そっち」と、
別な方向を指さしたので、方向を90度、
転換しましたところ。

ズルッという音がして、
私は、ころびました。

あらまー、
こんなところで、すべるとは、思ってもいませんでした。
ふつうは、
冬に、道路凍結、というところで、
すべって、ころぶのです。
ですので、慎重に、慎重に、歩きます。

こんなふうに、晴天、カラッとした日に、
すべるなんて、思いもしません。
でも、
私は、平らな道の、ジャリにやられて、
見事に、ずるっとすべって、ころびました。

私を見て、
痛そうな顔をしている、家人の顔が見えます。
そんなに、派手にころんだかな、と思いますが、
大丈夫、
すぐに、起き上がれました。
パンパンと、服についたホコリを払って。

ちょっと、頭がいたいですけれど、
けがは、ありません。

あとで話に聞けば、
まぁ、おもしろいほどパタンと、倒れたそうです。
おっとっと、とならずに、
パタン、だったそうです。

ころんだのは、
ずいぶん、久しぶりのことです。
小さいころは、よくころんだっけ、と、
これまた、
なつかしく思いました。
大きなケガをしなくてよかった、と思いました。




 






















おみやげは、
大きな石ころと、
ソフトクリームの思い出と、
見事なズッコケの、ヒザのあざでした。

ちょっと、特別な1日でした。

きょうも、読んでくださって、
どうもありがとうございました。





にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村



もうひとつのブログ
オンライン「ふだん塾」。
ピアノ教師として、上達の
ヒントを、書いています。

こちら↓