ご存知のとおり、フランスのお店は、ロックダウン中です。
例外は、
生活に、必要なもの、
「第一必需品」を売るお店だけ。
ふだんは、
朝市だの、レアル(市場)ばかりに行っていたので、
気がつかなかったのですが、
きのう、商店街のある道を通りましたことろ。
まぁ、
その淋しさといったら、ありません。
洋服のブティックは、かわいそうに、
閉まっています。
「第一必需品」かどうか知りませんが、
チョコレート屋さんは、開いています。
あとは、
パン屋さん、
眼鏡屋さん、
ワイン屋さん、
タバコ屋さん、
金物屋さん、など。
マスクを作れるからでしょうか、
生地屋さんも。
私は、
前から欲しいと願っていたものがあります。
アイルランド製の、
軽い、ポヤポヤのモヘアの、織物です。
膝掛け、だそうです。
よく、ソファのはしに、
置いてあるような、ものです。
私は、肩掛けに、使いたいのです。
赤い色、黄緑色、が、
じょうずに、織られています。
軽くて、透き通って見えそうですが、
とても、暖かいにちがいありません。
そのお店を通るたびに、
「いいな」と思っていたのです。
何年も前から。
ウインドーから、それを見ていますと、
この、寂しい商店街なのに、
お店は、やっている、ということがわかります。
理由は、
中では、スコッチウイスキーだの、
イギリスのお茶を売っているからです。
さっそく、中へ入って、
おたずねすれば、
「これは、生活必需品ではないので、
売ることはできません」
ということです。
そういえば、セーターや、
マフラーの棚には、立ち入り禁止のテープが、
かかっています。
でも、そのあとが、おもしろいのです。
インターネット経由で、買えます。
あと、もし良ければ、袋に入れて、
用意しますから、
いったん店の外に出てください。
そして、
もう一度入って、支払いをしてくだされば、
この袋を、お渡しします。
ヘンなハナシなんですけどね。
ということです。
法律で、クリック&コレクト、という、
やり方なら、許されている、あれです。
なるほど、そうなんですね!
地元の人を応援したい気持ちも混ざって、
さっそく、
そうさせてもらいます。
それでは、と、
ちょっと遠く離れて、
2サイズある、その織物を、
広げて、見せてもらいます。
触ってはいけないのかもしれませんが、
ちょこっと、
となりの、色違いのを、見られてない時に、
触ってしまいます。
柔らかくて、いい感じです!
はい、それでは、
今、お金を持ってきますので、
このサイズのを、ください。
そして、
「クリスマスプレゼント用の、包みにしてくださいね」
と、
お願いします。
そうなのです、
これは、サンタクロースに、
おねだりすることにするのです。
それは、
いつも、夫が、
クリスマスや、お誕生日のプレゼントに、
私に何を選ぶか、と、
頭を悩ませているのです。
ですので、
何かいいものがあったら、
私が、手配します。
クリスマスになって、
この包みを開けることになったら、
この、ポヤポヤの、軽いモヘアを、
ごひろう、できます。
その時が、楽しみです。
サンタクロースも、
仕事を一つ、終えました。
そういえば、
今月、11月は、
サラリーマンにとっては、
ボーナスが出る月です。
ですので、
今では、ブラックフライデーというのも、
流行っています。
今年は、どうなるのか。
お店の方々にとっては、
かき入れどきなのですから、
もし、お店が開けられないとなったら、
気の毒なことったら、ありません。
私は、フランスでは、たぶん、
ちょっと遅れたブラックフライデーが、
できるのではないか、と思います。
このごろ、とても暖かかったですが、
きょうは、だいぶ、寒くなりました。
クリスマスに向けて、シンビジウムも、花の準備をしています。
みなさん、季節の変わり目、お元気でおすごしください。
読んでくださって、どうもありがとうございました。
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2 件のコメント:
chiyoさん、こんにちは。お写真を見ながら、なんて素敵な町に住まれているのだろうと感嘆しているところです。ところでこちらではブラックフライデーがブラックフライデーよりも随分前から始まっていて、如何に不景気なのかを実感しているところです。こういうの、有難いようで寂しい、と思うのは矛盾でしょうか。
yspringmindさん、こんにちは。
素敵な町って、それは、私のセリフですよ。
いつも、素敵な写真、
楽しみに、拝見しています。
ボローニャでは、
ブラックフライデーが、もう、
始まってしまっている。
そこまで切実なんですよね。
ここフランスも、
とても心配な感じです。
きのうも、いいお茶の各種をたくさん、
朝市で、格安で売られているのを見ました。
気になりました。
きっと、お店を閉めた方のものだと
思いました。
クリスマスが、
いいきっかけになったら、いいですね。
お声かけてくださり、
うれしく思いました。
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