きのう、日本のテレビを見ていて、
感激して、拍手をしてしまいました。
東京の地下鉄のことです。
東京の地下鉄は、時刻表との誤差が、
0.30秒以下なのだそうです。
世界一の、正確さだということですが、
そりゃ、そうです!
パリのメトロは、
時刻表がない、ときいています。
前と、後ろにいる車両とのバランスで、
適当に、走らせているのだと思います。
(「適当」に、というのは、
「適切」という、いい意味で)
どうやったら、1秒以下の狂いだけで、
走らせることができるのか、
東西線の運転手さんの、仕事ぶりを、
テレビで、見ることができました。
そりゃ、もう、感激です。
職人さんかたぎの、熱心さで、
走らせているのです。
そのために、9ヶ月もの訓練を受けて。
それにしても、
運転手さんの、
時刻表が、秒単位だなんて。
私のよく知っている、あの東西線。
スピードの上げ方も、
スピードの落とし方も、私も、体で知っています。
スピードを感じるだけで、
本を読んでいたって、
「あ、次は、高田馬場だな」と、わかるくらい、
よく知っている地下鉄。
なつかしいのと、
かげに、そんな努力があったんだ、と、いう感激と、で、
すっかり、うれしくなってしまいました。
そんなことを考えながら、
ここ、フランスで生活していて、
その、なんとなく呑気なやり方とを、比べてしまいます。
私は、
「秒刻みの時刻表」のような、シャープな正確さが、
ちょっぴり身についてしまっていますから、
フランスで仕事をしていて、
みなさんと、テンポが合わない時があります。
仕事をする上では、
まぁ、だいたい、
締め切りに合わせる、とか、
時間を守る、ということは、
気に入られていると思いますが、
でも、
仕事相手の、生徒さんなどは、
キリキリしてしまって、
苦笑しているのかもしれません。
いずれにしても、フランスに来て、
この地方の、みなさんの呑気さ、
やさしさ、みたいなのに、
ものすごく助けられてきた、というのも、
事実です。
きのうは、
フランスのあるところで、
300人も集まった、かくれたパーティが発覚しました。
今、パーティを開くことは、
禁止されているのですが。
その中に、ウイルスを持った人が一人いたそうです。
というので、
パーティに参加した人に、テストをするように、と、
呼びかけているそうです。
「そんなこと、しちゃいけませんよ」と
叱る前に、
まずは、
「テストに行くように」と、呼びかける。
まぁ、
それについて、非難している人もいるのでしょうが、
どちらかというと、ニュースでは、
ウイルスをくい止める、方に、注意がいっています。
なんだか、
これも、やさしいなぁ、という気がします。
ところで、わが家では、
今、ビワの花が、満開です。
いい香りです!
桜餅のような、香りです。
このまま、この花がぜんぶ実になったら、
ものすごい量になります。
さぁ、
どうなるでしょうか?
来年の夏までの、お楽しみです。
来年の夏になったら、
もう、このマスク生活も、終わるのではないかと、
思います。
だと、いいです。
きょうも、読んでくださって、ありがとうございました。
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4 件のコメント:
Chiyoさん、こんばんは。
日本のJRおよび各電車、地下鉄等の運行時間の正確さは、本当にすごいですね!
そうですか、良い番組をご覧になったのですね。
そういう事を扱った番組をみると、驚きと、尊敬の念を運転士さんはじめ、
整備をされる方、駅員さんたちに感じます。
相当の、ストレスもあられるでしょうし、また達成感も!
最近は、自分の日ごろのうっぷんを、口答えのできない駅員さんたちにぶつけて
いるかのような、悪い態度の乗客も多く、気の毒におもいます。
もっと敬意をもって扱われるべきだー!
と、憤ってみたりする私です。
さて、ビワの花が桜餅のような香りがするなんて、楽しいです。
たくさん、実をつけるといいですね~。
長崎の茂木(もぎ)という所は、ビワの産地で有名で、露地栽培も多く、近くを
通ると花を見ることもあります。
車の中からでは香りも届かず、Chiyoさんのブログを読むまでは、そのような
香りがあると知りませんでした。
ビワと聞くと、いつもこの童謡を思い出します。
ご存じでしょうが、、、
びわはやさしい木の実だから~
お日にぬるんで うれている
ママといただくヤギさんの~
お乳よりかもまだ甘く
これは一行目のみ一番で、あとは二番の歌詞なのですが、わたしはこういう風に
覚えていました、どういう訳か。
日本とフランスの両国の違いを、日々の暮らしの中で、良きにつけ悪しきにつけ
感じて過ごされておられることでしょう。
どちらがいい、悪い、ではなく、違う、のでしょうね。
良いと思われる面を見て、吸収されるご様子、ステキです。
なかなか、言うは易く行うは難し、、のわたしは、学ばないと!
今日もありがとうございました。
たま
ほっこり、しあわせな気分に浸れます。
東西線の特集番組、私も見ました。その時に乗っている乗客の乗車率でブレーキをかけるタイミングが違って来るというのは、私も驚きでした!素晴らしい技術と感覚が体に刷り込まれているということですよね。これはどの世界にも通用することで、やはりその道のプロは並々ならぬ努力の積み重ねなのだと思いました。ピアノを再開してまだ1年未満ですが、良い弾き方の感覚を体に染み込ませることができるまで残りの人生頑張りたいです!実践的でためになるレッスンをいつもありがとうございます��
たまさん、こんにちは。
ええ、そのとおりです。
電車整備の方、運転の方、
世界一の職人さんなんですよね。
もっと、尊敬されてもいいですよね!
さて、長崎は、そして茂木は、
ビワの名産地なのですね。
ネットで見ました。
そして、
その、童謡。
やさしい雰囲気ですね!
知りませんでしたが、
あの、実の、やさしい形が、伝わってくる歌詞です。
地域によって、歌う童謡が違う、
というのは、楽しいです。
日のあたった、海に面した斜面を、
思い浮かべます。
それに比べて、
フランスでは、ギリシャ産のが売られています。
私は、何度か買って、
タネを取って、まきました。
そうですね、
所変われば、品変わる、なのですが、
それでも、人間は、どこへ行っても、
人間。
みなさん、それぞれ、がんばってらっしゃる、というのが、
東西を比べがちな、私の感想です。
どうもありがとうございました。
Judyさん、こんにちは。
そうですか、同じ番組を、
たぶん、同じ時刻に、見ていたのかもしれませんね。
本当に、
車両の重さで、ブレーキのかけ方も違ってくる、
それを体で覚えているというのは、すごいですよね!
それが、
ピアノと通じることがあるのかもしれませんね。
そうですね、きっと。
頭で考えていては、時間がないです。
感覚を頼りにやっていると思います。
いつも、熱心に追求なさってるご様子、
これからの人生、お供させていただくのが、
楽しみです!
きょうは、どうもありがとうございました。
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