きょうは、
モンペリエから、海辺へ行ってきました。
天気は良くて、お日さまの光が、
バツグンに、きれいです。
でも、風が冷たかったです。
砂浜で、日光浴でもしようと、
はじめは思っていました。
ですので、
バッグの中には、オレンジと、水筒。
けれど、
いざ、砂浜につくと、
風が冷たくてしかたありません。
どこか、風のない場所はないだろうかと、さがしました。
やっと、港の方に、
風のこないところを見つけて、
しばらく、岩の上にすわって、
すきとおった海をながめました。
しばらくして、
あたたかいお店に入って、
お茶をいただきました。
そこから、ふたたび海を見てみると、
ちょっと、違うふうに見えました。
なんだか、
もっと、きれいに見えました。
こんなきれいな色をしていたかしら、
と、少し不思議に思いました。
あたたかいところで、
心が、ほっとして見た景色だからかもしれません。
そんなものかな、
私の心なんて、あまりアテにならないな、と
おかしくなりました。
そこで、目の前に広がる、
海、
空、
ヨット、
白く動く波、
着陸する飛行機、を、
ぼんやり、ながめました。
ロワール地方の、
渋い景色の色とは、
ちょっと違う、明るい色でした。
ロワール地方が渋い色をしているのは、天気が、いつも、ぐずついてるからだろうな、と、思います。
どちらがいいのかしら。
私は、渋い色が好きですが、
天気がぐずつくのは、
ちょっと、つまらないとも思います。
冬は、明るい方がいいと、
このごろ、つくづく思います。
などなど、
目に入ってくる、いろいろな色や光のことを、おもしろく感じました。
そして、
おいしいクレープ屋さんがある、
というので、行ってみますと、
おいしそうなパフェもありましたので、
それを注文しました。
自家製のアイスクリームと、
ホイップクリーム、
バナナ、
チョコレートソースが、
みごとに、ハモっていました。
遠い昔、
昭和時代に、
父に連れられて、よく、パフェをたべさせてもらったことを、
思い出しました。
はじめの一口は、
まったく、ぴったし、
同じ味のように、思えました。
そして、
また、冷たい風の中、
大急ぎで、バス停まで歩きました。
あったかいバスに乗って、
モンペリエへ戻りました。
明るい冬の、散歩でした。
きょうも、読んでくださって、どうもありがとうございました。
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