きのうは、パリ祭でした。
フランス独立記念日です。
けれども、このへんでは、
今年は、
夜の打ち上げ花火は、行われませんでした。
もっぱら、
テレビ中継で、シャンゼリゼ通りの軍隊パレードを見たり、
夜は、
エッフェル塔の下での、コンサートと、
とりの、打ち上げ花火を見ました。
花火も、
軍隊パレードも、見事でした。
もう、だいぶ元気になりましたが、
こないだの、ワクチンには、
ノックアウトされました。
今でも、ちょっと、ふつう、とは言えません。
もう、10日くらいたちます。
注射は、とても痛く感じました。
注射のしかたにも、うまい、へた、があるそうですので、
そのせいだと思いました。
でも、そのあと、なんともなかったので、
次の日の仕事も、うまくいけるだろうと思っていました。
ところが。
次の日は、仕事といっても、
会議、そして、それに続くカクテルパーティでした。
それが、
朝、ちっとも起き上がれませんでした。
熱はないですが、
関節が痛くて、体を、ほどけません。
この痛さは、カゼをひいた時とは、
ちょっとちがいます。
ものすごく、のろのろ、したくをしました。
そして、遅刻しました。
会議は、どうでもいい、と思いましたが、
カクテルパーティには、どうしても行きたかったのです。
がんばって、行きました。
結果、
楽しいパーティには、ちゃんと参加できました。
頭もぼーっとしていますので、
どちらかというと、聞き役に回ります。
そして、みなさんの作ったお料理の、楽しいこと、
おしゃべりの、楽しいこと。
しばらくぶりで、こういう会に、
出られました。
そのあと、関節の痛さは、ディミニュエンドしていきました。
数日かかりました。
その中で、ちょっと気になる痛みは、
心臓の痛みでした。
心臓が、痛くなるなんて、初めてです。
それも、だんだん消えてゆきましたので、
あまり心配はしていませんが、
今でも、たまに、心臓が、へんな感じに思えます。
これは、
ちょっと、へんだと思います。
ですが、
ドクターたちは、そういう可能性はある、と言っています。
この先、また、おかしくなったらどうしよう、と
ほんの少し、気になります。
なんとも、この疫病は、わからないことが多いです。
きのう、パリ祭休日は、ロワール川北がわ沿いを、散歩に行きました。
珍しくもありませんが、
いつもは、南がわなのを、北にしました。
たった、これだけで、植物が変わります。
まるで、外国へ行ったみたいです。
北がわですので、お日様がよく当たります。
歩いていると、いい香りがしてきます。
この香りは、慣れていて、よく知っています。
イチジクです!
ちょうど、実がなっているところでした。
まだ、青くて、食べられませんから、しばらくたったら、
また来るかもしれません。
でも、実がなくても、葉っぱだけでも、
こういう甘い香りは、するのです。
遠い昔、
昭和時代のことですが、
うちのお手洗いの横に、
イチジクの小さな木がありました。
その葉っぱの香りと、まったく同じです。
ところが変わっても、
時が移り変わっても、同じ香りです。
私は、日本に里帰りができなくて、困っている、
と、思っていましたが、
実は、やれば、できないことはないのだと、わかりました。
友だちの1人が、
今、東京の飛行場のそばで、ホテルに14日間こもっています。
あと、1週間ガマンすれば、晴れて、外へ出られる、
ということです。
この疫病のせいで、いろいろな国の、キャラクターが、
よく見えてきました。
フランスだったら、外国から来る人を、
14日間、隔離する、と言っても、
それは、とてもゆるい規則です。
「お家で、14日間、こもってください」の程度です。
今、もう少し厳しくすることが提案されています。
その内容は、
「ホテルに、こもってもらう。食事は配達する」と、
良さそうに思えます。
けれど、そのあとが、よくありません。
「朝、10時から12時までは、外に出てもよい」のです。
こういう、
やさしさだか、
甘さ、だか、
フレンドリーだか、
何と言っていいかわかりませんが、
それがあると、疫病は、しめしめ、と喜ぶはずです。
フランスの事情が、あまり良くないのは、
だいたい、こういうところからも、きていると、
私は、思います。
そういうことを決める政府が、
10時から12時までは、ウイルスが、お休みする、と、
考えているのではないかもしれません。
そうしないと、フランス人は、ものすごく文句を言う、
というのが、やっかいなのだと思います。
その点、日本では、
そのホテルこもりの友人は、
外にも出られず、毎日、プリズン生活をしています。
今年の春から、ビザを申し込んで、
いろいろ準備した、その最後の、関門です。
それが終われば、晴れて、自由?に、
日本中を歩き回ることができます。
さて、
私は、それだけのことをして日本に行くかと言いますと、
少なくとも夏だけは、日本には、行きません。
でも、
ワクチンも受け終わりましたので、
これから先、ぼちぼちと、里帰りの計画を立てようかと思います。
ところで、話は飛びます。
数年前に、昭和のお風呂を、
ここフランスで、作りました。
その時、なつかしい、お風呂屋さんのように、
富士山の絵のようなものを、かざりたく思いました。
その時、ちょうど、
蚤の市で、風景画を、ただのような値段で手に入れました。
19世紀の油絵ですが、
ボロボロで、汚くて、黒ずんでいました。
でも、とても気に入ったのです。
それを、きれいにしてもらったのが、下の写真です。
額にも入れず、
お風呂場にかけてあります。
湿り気があるのに、大丈夫ですか、と心配なさる方もあります。
でも、もともと、よくない状態のカンバスですし、
少しぐらいの湿り気は、わるくない、と思います。
それが、
きのうの、ロワール川ぞいを歩いていたら、
その風景と、同じのがありました。
(上の写真)
この画家は、この風景を描いたのかもしれない!と、
思いました。
それを言うと、
一緒にいた夫が、
「なあんだ、それなら、
わざわざここまで歩いてこなくても、お風呂場にいればよかったね」と
ちょっと冗談を言いました。
きょうも、読んでくださって、どうもありがとうございました。
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2 件のコメント:
chiyoさん、こんにちは。二度目のワクチン・・・。私も数日前に受けまして、ワクチンを受けた1時間後に倦怠感と身体の重みに襲われて2日間寝込みました。熱も出たしさ向けもしたし、特に頭の痛さは恐ろしいもので、ああ、血栓になるかもしれないと本気で怖くなりました。ま、2日間で回復して仕事にも行けましたが、時々重い頭痛が戻ってきて私を悩ませます。周囲の人達は少しも副反応がないのに。この差は何でしょうね。chiyoさんも私と同じように二度目のワクチンに悩まされていると知り、ちょっとお話を聞いて貰いました。ありがとうございます。お互い早く元気になるといいですねえ。
yspringmind さん、こんにちは。
そうなんですか!
貴女も、二度目のワクチンで悩まされましたか。
貴女の場合は、特に頭痛ということで、
人によって、こうも違うのですね。。
場所が場所なだけに、心配になりますよねぇ、
よくわかります。
私の場合は、心臓で、
こんなことは初めてですから、気になったのですが、
でも、さいわい、もう、戻ってくることはなくなりました。
これで、大丈夫だといいのですけれど。
それにしても、
副反応がある人、ない人、
場所がここ、あそこ、と、バラバラで、
気になりますね。
若い人の方が、副反応の率が高い、ということを、
聞いたことがありますけれど、、、でしたら、
若さの証拠、ということで、喜びましょうか?
お声かけてくださって、
ありがとうございました。
嬉しかったです。
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