毎日、雨ふりばかりです。
パリでは、セーヌ川がはんらんしているそうです。
それを聞いて、
ロワール川は、大丈夫なのかと、
心配してくださる日本の方もあります。
たしかに、ロワール川は、水かさがふえています。
でも、大丈夫。
ここでは、ふつうに、生活しています。
早く、カラッとした天気になってほしい、と
思っています。
たまに、雨があがって、
雲の切れ間が見えたときの、うれしさといったら!
あぁ、こういう気分になれるんだ、
お日様があると!
と、思います。
だから、南フランスや、スペインに住みたい、なんて、
夫は、言い出します。
はて、私は?
ここでの生活をぜんぶ捨てて、
お天気のいい地に、移り住みたいかしら?
それよりも、
天気図をみていると、日本の、東京は、
お日様の多い場所です。
冬は、東京が、一番いいと、
私は思います。
それに、
なによりも、東京は、私の町です。
私の根っこは、そこからきています。
だから、できたら、冬は東京に、と思うのかもしれません。
ところで、
きのうの朝、「伊勢丹タンタン」というビデオを、見ました。
見るのは、これで、25回目くらいです。
毎回、見るたびに、涙が出てきます。
楽しいビデオなのですが、
どうして涙がでるのか、私にも、わかりません。
ともかく、感激します。
気分が、よくなります。
これは、
矢野顕子さんの、ステキな歌です。
ビデオでは、
新宿の伊勢丹の内部が、見えます。
店員さんたちが、踊っています。
新宿の伊勢丹、といえば、
私が、東京の実家にいたころは、
よく行ったデパートです。
母に連れて行ってもらったのです。
買う、買わない、は別として、
見るのは、タダです。
ステキなものがいっぱい。
バーゲンセールにも、よく連れて行ってもらいました。
それに、新宿3丁目あたりは、
私の通学路でした。
だから、ビデオを見ていると、
母にしてもらった、ありがたさ、とか、
「自分ちの庭」のように思える新宿が、
なつかしくて、なつかしくて、たまらないのです。
これは、矢野顕子さんが、
伊勢丹が、好きで好きでたまらないから、と
自発的に、作曲された歌です。
それを、伊勢丹に持って行ったら、
スタッフの方から、踊ってみたい、という声が出て、
こういうビデオができたのだそうです。
一方、
私は、
矢野顕子さんの歌が、好きです。
それから、新宿伊勢丹も、大好きです。
矢野さんと、伊勢丹と、私が、
なんだか、交差点のように
交じり合って、
見るたびに、楽しくて、感激するビデオに、なりました。
それが、
さらに、ふしぎに思ったのは、
そのビデオを見て、感激したあと、
東京の母に電話してみたら、
今、新宿伊勢丹に行ってきた、
久しぶりに行った、
やっぱり、ステキだった、
あなたも、こんど足をのばしてごらんなさい、と
言っていましたので、
さらに、びっくりしました。
そう、やはり、テレパシーみたいなのが、
つながったのかもしれない、と思ったりしました。
「伊勢丹タンタン」。
これは、タダモノではないな、
と、ふしぎに思いました。
https://www.youtube.com/watch?v=gBwzxydX3rY
きょうも、読んでくださって、どうもありがとうございました。
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