先日、
読者の、「めめさん」から、
こんな、ご質問がありました。
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夏休みに入ったころでしょうか、マルシェで買った綺麗な花(ボジリなどの)入った野菜のサラダの味はいかがでしたか?
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はい、そうでした。
そのことは、
書こうと思っていたのです。
そのことは、
書こうと思っていたのです。
お花のはいったサラダ。
どんな味がするか、
私も、興味しんしんでした。
もしかすると、見栄えだけで、
味は、大したことないかもしれない、と
思っていました。
それが。
とても、おいしかったです!
松葉ボタンのような草は、
ぬるぬるとした歯ざわり。
オレンジの花は、ツンとした、味わい。
味を、ことばで説明するのは、なかなかむずかしいですが、
ラベンダーの花だって、
かなり、おいしいものです。
たくさんですと、うるさい感じですが、
ちゃんと分量を配分すれば、ステキな芸術品になりそうです。
おっしゃる、「ボジリ」というのは、
どれなのかしら?
いずれにしても、それぞれ、
すばらしい!です。
また、買ってしまいました。
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次に、梅干しを作るようなことをおしゃってませんでしたか?
私も我が家の庭のたくさんの梅の木で作りますが、シソ(夫が作る)と蜂蜜を使う二種類を作りますが、
フランスでの作り方は?
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お宅でも、作られるとのこと。
きっと、たくさんできるでしょうね!
ハチミツ、というのは、おもしろいですね。
私も、こんど、やってみるかもしれません。
シソは、こちらに、売られてはいないのですが。
種から育てて、ということもできそうですが、
別にシソがなくてもいい、という意見が、
ネット上にあったので、
私は、なしにしました。
そして、フランスの粗塩、
ブルターニュ地方の塩を使いました。
そして、フランスの粗塩、
ブルターニュ地方の塩を使いました。
すると、こんな感じになります。
色は、ほんものの梅干しの色ではないです。
これで、日の丸弁当をつくったら、
別な国の旗に、なりそうで、もうしわけないです。
でも、味は、一人前の梅干しです。
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最後の質問は、貨物船の中でのお食事は何を食べるのでしょう?
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去年乗った貨物船も、
今年のも、なかなか、おいしい食事でした。
朝ご飯は、パンと、
野菜と、ソーセージ、ハム、チーズ、にしんの酢漬け、
卵、などなど。
パンは、焼きたてのクロワッサンだったり、
ホームメードのパン、それから、
食パンがありました。
お昼、夕方は、
前菜、スープ、主菜、デザート、と、
ちゃんとしたコースです。
貨物船、潜水艦などでは、
大した楽しみもありませんから、
食事で、気分転換をしてもらおう、という考えがあるのだそうです。
ですから、
船の食事がいい、というのは、だいたいどこの国でも、
同じ評判です。
私の乗った船では、
材料は、とてもよかったです。
お肉は、とびきり味がいいですし、
果物、野菜も、よりぬかれていました。
とはいうものの、コックさんによって、
お料理の味は、ちょっと変わってくるはずです。
たとえば、
去年のデザートは、とてもすばらしかったです。
バックラバーというトルコのお菓子とか、
タルト、アイスクリーム、クリーム類、いろいろ、
手作りの甘いものが、毎回出てきました。
今年は、おもに、フルーツでした。
主菜は、だいたい、
お肉、お魚、プラス付け合わせ、ですが、
それが、中華だったり、
フランス、アルザスのシュークルートだったり、
アラブ風だったり、
ピロシキだったり、
ピザ、パスタだったり、
もう、とりどりみどり。
万国旗を見ているようです。
モノトーンなお仕事の中、
船乗りさんたち、あきあきしないように、
工夫されているのかなと、思ってしまいます。
今年は、おまけに、
船長さんたちが釣ってくださった、
おいしいサバ料理が、出てきました!
スープに入っていたり、
オーブンで、こんがり焼かれたり。
ところで、
コックさんは、フィリッピン人でした。
一度、ウクライナの士官の方が、
「今晩は、ボルシチですよ。
どうです?おいしいでしょ」と、
自分の国の料理を、なつかしそうに、
誇らしそうに、
声をかけてくださったことがあります。
「ただし、フィリッピン味の、ですけどね」と
小声で、つけ加えてらしたので、
思わず、
クスっと、笑ってしまいました。
興味をもってくださって、ありがとうございました。
楽しかったです。
また、なにかご質問がありましたら、お気軽にどうぞ。
では、また!
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