先日、
読者の、「多聞さん」という方から、
こんなご質問をうけました。
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当方、パリ近郊在住の日本人です。
ここ数年家庭菜園にはまっておりますが、
夢のひとつにフランスで梅干をつくることがあります。
はたしてフランスで栽培が可能なのか
ずーっと疑問に思っておりましたが、
拝見した写真に見事な梅干が
それもたくさん!写っていて感動し、
この地域はどうも日照時間が
少ないような気もしますが、
是非我家でも梅を育ててみたいと思った次第です。
フランスで苗を見つけられたのか?
2本の木はどんな種類の梅の木なのか?
あれだけの梅の実がなるのに
何年位かかったのか?
育てるのは大変?
等々お伺いしたいことがたくさん!
何かの機会にブログででも
取り上げて頂けたらとてもうれしいです。
今拙宅の庭には、茗荷、山椒が育っています。
少々ですが収穫もありました。
今年は枝豆を初めて植えてみましたが、
味はよかったです。
それではよろしくお願いいたします。
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はい、そうですね。
梅の木は、苗を、東京から運んできました。
南高梅と、あともうひとつ、名をわすれました。
南高梅と、あともうひとつ、名をわすれました。
2本、となり合わせに植えると、
花粉のぐあいで、
実がなりやすいそうです。
フランスのわが家は、町中で、
庭も、あまり日当りがいいとはいえないです。
そこに、きゅうくつですが、2本植えました。
これで、8年くらいになります。
けれど、そのうち1本は、しばらく、
実が、ぜんぜん、なりませんでした。
理由は、ネットで、剪定のしかたを、読みすぎたことです。
読めば読むほど、私の頭は混乱して、
よくわからなくなりました。
ノートにまとめて、そのとおりにやりましたところ、
まったく実のならない年が、続きました。
1本だけは、なんとか、実がなりましたので、
それで、梅干しを作ったり、梅酒をつくったり。
そして、去年のことです。
どうせ、実がならないのなら、
せめて、青々とした葉っぱを楽しもう、と
剪定をしませんでした。
そうしたら!
実がなった、のです!
今まで、カットをしすぎて、実がつかなかったようです。
梅の才能を、カットしてしまった私。
なんとも、もったいないことでした。
今年は、具合よく、霜にもやられず、
「大漁」となりました!
2本で、16キロとれました。
ですから、
この私の「あやまち」が、ご参考になれば。
けれども、まぁ、どう剪定すればいいのか、
これは、まだ、よくわかっていません。
たぶん、夏のはじめに、切りすぎたのではないかと、
思っています。
たぶん、夏のはじめに、切りすぎたのではないかと、
思っています。
梅干しの漬けかたは、
これまた、ネットで、読みすぎて、よくわからなくなりました。
毎年、試行錯誤しています。
もし、よくご存知でしたら、
教えていただきたいところです。
上の写真のように、
私は、
私は、
フランスの粗塩を、まぶして、作りました。
しばらく、漬けて、
そのあと、ちょっと、干しました。
しばらく、漬けて、
そのあと、ちょっと、干しました。
今年は、
完熟までに、ぽろぽろ落ちる、小梅も、
漬けました。
塩と、去年の梅酢につけました。
カリカリして、おいしかったです。
そう、
赤シソもあったらいいのですが、
種をまいたところ、
うちに遊びにくる、鳥の、メルル君が、
ぜんぶ、ほじくって、散らしてしまいました。
(メルルというのは、つぐみという鳥)
うちに遊びにくる、鳥の、メルル君が、
ぜんぶ、ほじくって、散らしてしまいました。
(メルルというのは、つぐみという鳥)
ですから、赤くない、梅干しになりました。
こんなところです。
ご参考になれば、さいわいです。
ところで、
茗荷、山椒、枝豆、なんて、風流ですね。
いい考えを、いただきました。
私も、まねしたいと思います。
どうも、ありがとうございました。
また、なにかあったら、お気軽にどうぞ、
ご質問ください。