うちの娘が、小学校のころ、
学芸会や、合唱のもよおしがあると、
私はよろこんで、見に行きました。
ふだんの、うちの子が、
お仲間と一緒に、なにかを、披露してくれる。
いったい、何を準備したのかしら。
いったい、何ができるようになったのかしら。
ワクワク、うれしくて、
しかたありませんでした。
うちの子は、どこにいるのか、なんて、
目は、そちらばかりを捜しています。
よその子のことなんて、
ぜんぜん、目に入ってきません。
まわりの、よその親御さんたちだって、
みんな、そんな感じで、興奮しています。
みなさん、うれしそう!
と、
なぜ、そんなことを書くかというと。
きのう、
次女が、テレビに出ていたのです。
討論会を、まわりで見ている「聴衆」の中に、
娘が、はいっていたのです。
それを見るのが、なんだか、
とてもうれしかったです。
そして、
なんだか、これは、
学芸会を見にいって楽しかったのと、同じだなぁ、
と、思いました。
本人は、もう大きな学生なのですが。
100人くらいいる、聴衆の中で、
私は、すぐに、「あ、ここにいる」と
わかってしまいました。
やっぱり、親ばかというか、
本能、なのかもしれません。
たまに、ちょこっとだけ写る娘が見られて、
私は、もう、うれしくて、しかたありませんでした。
学芸会なら、芸をやってくれますが、
きのうのは、その芸さえもなく、
ただ、じっと、だまって、すわっているだけです。
ほかの方が見たら、ぜんぜん、おもしろみも、意味もないものです。
なのに、です。
そして、
私は、父のことを思い出しました。
父が撮ってくれた、白黒の写真をみていると、
学芸会や、運動会のが、けっこうあります。
運動会なら、遠く、小さく見えるだけ。
学芸会ですと、暗いから、あまりよくは、見えません。
でも、たぶん、
そのときの、父も、
きっと、うれしくってたまらなかっただろうと思います。
がんばって、たくさん写真をとってくれたんだろうと、思います。
あのころは、ぜんぜん、気づいていなかったですけれど。
さて、
その、テレビ討論会というのは、
大統領選挙の決戦について、でした。
決戦投票は、あさってです。
さて、どうなるでしょうか。
それでは、みなさん、
よい、週末を。
きょうも、読んでくださって、どうもありがとうございました。

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