心配していましたが、
フランス大統領選挙では、投票の結果は、
極端なチョイスにならずにすみました。
私は、やったー!という気持ちです。
「極端」は、ほんとうに、やめた方がいいと思います。
選ばれた大統領、若いマクロン氏は、うれしそうです。
きっと、なかなかむずかしい任期になりそうです。
私は、心の中で、応援しています。
フランス国は、今、
いろいろ、むずかしい時です。
今は、暗い、真夜中の最中、という感じかもしれません。
この先、なんだか、色々変化があるような気もします。
古いものが、いったんくずれて、
新しいものが、わいてくるような、
そんな気がします。
ばくぜんと、そんな気がします。
いったい、どんな展開になるのやら。
それにしても、職のない方々が、
仕事を見つけて、
お金をかせげるようになったらいいのに、と
私は、強く思います。
また同時に、
そのことを思うたびに、申し訳ない気持ちになります。
私は、外国から来て、
フランスで仕事をもって、生活しています。
フランスの方の、職を、一人分、とってしまったからです。
それだけは、
ほんとうに、申し訳ないけれど、
私は、できることなら、ここで働かせてほしいです。
そして、
そのことを考えるたび、
この国から受けている恩恵を、
ありがたく、いとおしく思います。
しみじみ、そう思います。
30数年まえ、フランスに着いたとき、
カンパーニュ(田舎)の方にたくさん会いました。
(元)夫は、ここから遠くない、田舎の出身です。
その親戚の方々に、た〜くさんお会いしました。
日本人に会ったのが初めて、という方も、多かったです。
そのとき、みなさん喜んで、
両手を広げて、受け入れてくれました。
へぇ、日本って、どういうところなの?
どういうものを食べてるの?
ね、これは、フランスの特産なんだよ。
などなど。
そして、
私がフランスの食事、もの、を喜んでいると、
みなさん、喜んでくださって。
その調子で、みなさん、
外国人を、どんどん受け入れていってくださったのでしょうか。
それが、今、オーバーになって、
外国人がいっぱいの国になっています。
そこで、
外国人の私は、ちょっと、考えてしまいます。
もし、
「今、ちょっとピンチだから、
お客さんのめんどうは、見られないです、
ひとまず、お引きとりください」
と、言われたら、
それは、実にもっともなことだと思います。
「それは、ごもっともです。
どうも、お世話になりました」と、
引きとるほか、ありません。
そんな立場にいますので、
ふだんから、私は、
お客として、受け入れてくれている、このフランス国には、
足を向けて寝られない、という気持ちです。
(フランス国に乗っかって、寝ているんですけれど)
きのうは、くもりの天気でしたが、
友人と、
前から約束していた、お城見物に行ってきました。
中世と、バロック時代のつくりの、
とっても古い、大きなお城でした。
400年も、500年も前の、けんか話や、
いろいろな話をききながら、
見物しました。
では、みなさん、きょうも読んでくださってありがとうございました。

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