先週の木曜日には、夕方に、
カステックス首相の発表がありました。
12月半ばに予定されていた、ロックダウン解除ステップ1を
どうするか、ということです。
おもに、私は、クリスマスやお正月に、
家族の人が、フランス国内を移動できるのか、ということと、
音楽院は、再開できるのかどうか、に、
興味がありました。
フランスのウイルス状況は、
今、あまり良くなっていません。
発表結果は、
*国内を移動することはできますが、
*夜8時には、戒厳令。
*クリスマスの日だけは、解除されますが、
*おおみそかの日は、家におこもり。
そして、
*音楽院は、まだまだ開けることはできず、
リモートで、レッスンということです。
シネマ、コンサート、ミュゼも、閉まったまま。
私としては、
クリスマスを祝うことができそうなので、
うれしいニュースでした。
問題は、
音楽会、シネマ、シアター関係です。
この分野の人は、もう、アウトです。
ダンスも、できません。
ただでも、カルチャーの分野の人は、
生きるのに精一杯の人が多いです。
国から援助はでますが、
どの程度か、と言いますと、
これは、人によって、かなりきびしそうです。
思い切って、
何か別なことにのりかえるのがいいのかもしれません。
そういえば、
フランスの、有名な映画監督の人が、
映画館など、別に閉まっていてもいい、
みんな、家で映画を見られるのだし、
本を読めるのだから。
映画界も、変化しているのだ、
変化についていくべきだ、
というようなことを言っていました。
それより、
外へ出ると、映画よりも、もっと
興味深いことがおこっている、
それは、マスクをしている人たちがいる風景だ、と
いうことです。
確かにそのとおりです!
同感です。
フランス人が、みんなマスクをしている。
ちゅ、ちゅという挨拶のキスも、しなくなったし、
握手も見られないです。
その方が、よっぽど、奇妙です。
現実は、小説より奇なりです。
なんでも、変わっていく、というのは、
悲しいことです。
でも、
また、新しいことがある、とも思います。
毎回、散歩といえば、
ロワール川そいを歩くのですが、
ちょっと、あきあきしてきましたので、
先日は、方向を変えて、
植物園の方にしました。
まだまだ、歩いている人は少ないです。
それに、天気もぐずついて、
初霜もおりました。
そのせいか、植物園には、人がほとんどいませんでした。
医科、薬科大学のとなりにある、この植物園は、
薬草園でもあります。
歩いていると、
2年前だったか、
東京、小石川の、
やはり薬草園で歩いた、その景色と、
おんなじ風景、だと思ってしまいます。
小石川でもやはり、
大学が、となりにあります。
大学付属の薬草園です。
自分が、どこにいるのだか、
よくわからなくなります。
ヘイのそばには、
椿の種類がたくさんあります。
これも、小石川と、そっくりです。
椿と、サザンカ、とは、どうちがうのか?
私にとっては、同じなのですが、
椿は、カメリアジャポニカ、と書かれていて、
サザンカは、sasanquaと、書かれています。
うわあっ!「サザンくゎ」だ、とびっくりします。
それに、
ひりゅう、と書いてありますが、
これは、一体、どういう漢字なのでしょう。
飛ぶ、龍?
こんなにシンプルなお花が、と不思議に思います。
飛龍、
火竜、
飛流、、、
(否竜?)
久しぶりに、ちがう方向に歩いていきました。
植物園なんて。
でも、考えますと、
実は、
これは、ダンススクールの練習場の方向なのです。
心のすみでは、
早く、ダンスに戻りたい、という気持ちで、
足がそっちへ向いていったのかもしれません。
それは、自分でも、よくわかりませんが、
ダンスレッスンに行けるようになるのは、
まだまだ、このずっと先。
まずは、ロックダウン解除の、第2段階で、
音楽院やシネマが、再開すること。
まだ数週間かかりそうです。
次に、最終段階で、
レストランや、バー、
そして、
スポーツクラブや、
ダンススクールも再開できるようになること。
これは、一体、いつになるのでしょう。
早く、
そんな日が、来ますように。
きょうも、読んでくださって、
どうもありがとうございました。
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2 件のコメント:
飛竜、ですね。
草木に詳しそうであられる、ミミさん、
そうなんですね!
ありがとうございました!
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