2020年10月30日金曜日

またまた、ロックダウン

また、ロックダウンになるだろう、という気配は、
ありましたので、
びっくりもしませんでしたが、
とうとう、あしたから、また、フランスは、
ロックダウン!

学校は、そのまま続けられるということです。
私のつとめる、音楽院は、
学校なのか、なんなのか、よくわかりませんので、
ただいま、指示を待っているところです。

前回、
オンライン講座で、続けられましたので、
オンラインになっても、
そうでなくても、私は、どちらでもいいです。


それにしても、かわいそうなのは、
それで店じまいをしなくてはならない人たちです。
まったく、
アンラッキーなことです。
2000年に一度に起こるくらいのアンラッキーだ、と
「不運」を研究している人が、
言っていました。
これは、
「白髪三千丈」なんていう、オーバーな例えではありません。
リスクを研究している、保険会社の学者が、
言っていたのです。




 







さて、
用事があって、数日間、ノルマンディー地方に行っていました。
シェルブールというところです。

と、言うと、必ず、決まって、
「傘?」
と言う絵文字をもらったり、
そいうような、言葉をいただきます。
それほど、フランスでも、
「シェルブールの雨傘」という映画は、有名なようです。

ほんとうに、雨はよく降っていました。
たまに、晴れ間がありますが、
晴れていないときは、たいてい、雨でした。

海べに行くと、
携帯電話は、もう、イギリス扱いです。
ジャージー島だかなんだか、
イギリス領の島が、すぐそこに見えています。
「イギリスにようこそ」と、
携帯電話が、勝手に言ってきて、
料金は、これこれです、という説明が入ってきます。

でも、
ここは、フランスなのです。
そういえば、
ここは、貨物船に乗って、何回か通りましたが、
そのときも、
やっぱり、携帯電話は、
右は、イギリス、
左はフランス、と、狭い海峡ですから、
「イギリスへようこそ」
「フランスへようこそ」などと、あちこち
変わってばかりいたのを、思い出しました。

















久しぶりの海は、ステキでした。
こうして、風の強い海べで、
思いっきり、空気を吸うのは、気持ちいいです。
マスクなしで、です。

風がとても強かったのと、
海流が、ややこしい場所なのとで、
波も、しぶきも、ダイナミックでした。
すぐに、メガネは、しぶきにやられました。
目の前が、見えなくなりました。
カメラも、レンズがやられそうでしたので、
しばらくして、しまいました。

























もう一つの楽しみは、
海の幸です。
帆立貝を、魚屋さんに、さしみに準備してもらって、
それで、
夫が、カルパチオを作ってくれました。

ほんのちょっと冷凍して、
薄切りしやすくして、
あとは、レモンと、
オリーブ油と、お醤油を、かける。

ネットで調べたのでしょうか、
とってもじょうずに、作ってくれました。

それから、
夕ご飯には、大きな、
伊勢海老を、魚屋さんにゆでてもらいました。
この近くでとれたものなんですけれど、
私は、
なんだか、かわいそうで、
食する気も、
料理する気にも、なれないのです。

でも、
やっぱり、テーブルにならぶと、
食指が動きました。

























また、続きを書きたいと思います。

ここまで、読んでくださって、
どうもありがとうございました。




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2020年10月26日月曜日

ストリートダンサーは、不良扱い



こういう、夏らしい雲が見えたのは、
嵐のせいかもしれません。
秋、といえば、
くもり空、
しとしと雨、
まっ白な空、が定番なのですが。

久しぶりに、明るい光がはいってきます。
その気持ちのよいこと!
東京にいたら、
こういう光は、しょっちゅうのはずです。
空高く、、、なんていいたくなるような季節。
それと、そっくり。

部屋の中は、
明るい光で、いっぱいです。
夏は、日差しが、暑すぎて、迷惑。
いつも、雨戸をしめてしまいましたが、
今の季節は、
光が、うれしいこと。

日光浴、といいますが、
この光を浴びるのが、
おふろにつかったように、気持ちいいです。



 













日本の人は、年の暮れに、大そうじをします。
フランスでは、
春に、大そうじをする、という表現を、
よく聞きます。
家の中が明るくなってきて、
そうじをしたくなる、のだと思います。

この、久しぶりの秋の光で、
私も、大そうじを、したくなります。
ふだん、気のつかなかったところに、
ホコリがあるのを、見つけてしまったりします。


大そうじ。
そして、
夏物をしまう。


どこもかしこも、
ピカピカになって、
また、気持ちよくなりました!


















さて、
その後、天気は、くずれました。
きょうの午後に予定していた、
ヒップホップダンスの集まりは、
はたせませんでした。
また、きっと、来週あたりに。

だから、以前は、駅の構内で、
ヒップホップの集まりがあったのだと、
今、合点がいきました。
フランスの冬は、
しとしと雨が、多すぎます。
外で踊ることばかり考えていたら、
なかなか、思うように踊れません。
でも、
駅の構内なら、高い天井があります。
どんな雨でも、風でも、大丈夫です。
おまけに、
大理石の床で、踊りやすいです。

でも、ずいぶん前から、駅で踊るのは、禁止されているのです。
理由は、
我々ストリートダンサーは、「不良」扱いされているからです。
そのかわり、
ピアノが置いてあります。
駅ピアノ、です。

ピアノ弾きは、不良じゃないのに、
ストリートダンサーが不良だというのは。。。

では、
一人の人が、両方の場合は、
どうなるのでしょう、と聞きに行きたいところですが。
まぁ、
私は、
別に、不良扱いされても、
ぜんぜん、かまわないです。

















先日、
若い生徒さんと、おしゃべりをしていて、
洋服をどこで買うか、という話になりました。

私は、どこどこ、の店に行く、と、
彼女がいうので、
「あらまぁ、私も、そのお店にはよく行きます。
このTシャツも、そこで買いましたよ」
と、言ったら、

「知ってるよ、そのTシャツ。
色違いで、赤のもあるよ」と、
すらりと言ったので、
うわあ、細かいことを、よく覚えてる、とびっくりしました。
もっと、お話ししたくなりましたが、
それ以上、脱線すると、
スケジュールがおくれるので、やめときました。

きょうも、
読んでくださって、どうもありがとうございました。



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2020年10月23日金曜日

口紅が、へらない!


アレックスという嵐が、
フランスを、ずいぶん荒らしていきました。

その次は、バルバラです。
バルバラ嵐は、ずっとやさしかったようですが、
なまあたたかい、変な風が、吹いていました。

日本では、台風何号、と数字をつけるのに、
こちらでは、
こうして、アルファベット順に、名前がつけられています。
なんだか、とっても風流です。
親みも、持ってしまいそうです。
ただし、
内容は、ぜんぜん、風流ではないです。

ただでも、
ウイルスのせいで、困っているというのに、
こういう嵐がやってきて、
その上、
「言論の自由」をめぐって、いろいろなことがおこって、
フランスという国が、ゆれています。

フランスは、今、
「泣きっ面にはち」状態です。



















そして、きのうは、
ウイルス対策について、週一の、政府の発表が、ありました。

私は、ボディジャムに行って、
仲間から、そのことを知りました。
それによりますと、
私の住んでいる地方も、
厳戒令*のゾーンに、なってしまいました。
制限の「最高レベル」になったのです。

パリのダンス仲間たちは、なん週間も前から、
もう、すでに、そういうレベルにいました。
彼らは、
レッスンが中止になっていて、踊れていませんでした。
まさか、
私の住んでいる地方が、そうなるとは!

またもや、
私のシュミの、
ダンスレッスン、そして、
ジムでの遊びが、なくなってしまいます。

(*厳戒令で、21時〜6時まで外出禁止)

















しかたありません。
それでも、
健康なのだし、
仕事も続けられるのだから、ラッキーと、
自分に言いきかせて、
なぐさめます。

そして、
今週の日曜日は、午後に、
お仲間と、「野外で集まって、踊る」という計画をたてました。
もともと、
ヒップホップダンサーは、
こうやって、外で、踊るのがほんとうです。
レッスン、なんて、ありませんでした。
踊れる人が、踊れない人に、教える、という、形でした。

ケンカは、しないで、踊りで、バトルをします。

それは、
遠い昔、
昭和時代、私が小さかったころ、
近所の子どもが、いっぱい、一緒になって遊んでいたことと、
ちょっと、似ています。

ガキ大将がいたり、
大きい子が、小さい子に、遊びを教えたり、
かばったり、
チビちゃんが、「おみそ」になったり。

同じクラスの子と遊ぶのではなくて、
いろんな年の子どもが、いっしょくたになって
遊ぶ。

今度の日曜日は、
そんな、ヒップホップの、
もとの姿に、もどる感じかもしれません。
















きのうの午後は、
そんな厳戒令のことも考えずに、
のん気に、ショッピングをしていました。

マスクをしてばかりいるせいで、
口紅をすることが、あまり、ありません。
せっかく用意してある、大好きな口紅も、
いっこうに、へりません。

そのかわり、
それでは、目のメイクを、楽しもう、という気持ちがしてきます。
化粧品は、今、テスターを使わせてもらえませんから、
どうやって、選ぶのだろう、と、
心配でしたが、

お店では、
アイシャドウだけは、さわってもいいようになっていました。

九つもの、色が入っている、パレットを買いました。
全部、使いこなせるとは、思えませんけれど、
少なくとも、3色は、使えるだろうと思いました。

家へ帰ってきて、
あけてみて、やっぱり、
これは、どうやって使うのだろうか、と、
まるで暗号を見ているような気持ちになりました。

YouTube 先生に、おたずねして、
なるほど、やっと、
ナゾが、解けてきました。

ためしてみたら、
なんだか、ステキな気持が、してきました。

きょうも、読んでくださって、ありがとうございました。



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2020年10月20日火曜日

ふんだりけったりの、フランス


 ただでも、ウイルス関係で、たいへんなことになっているフランス。
「言論の自由」をめぐって、
また、めんどうなことが、おきています。

なかなか、むずかしいことです。

これだけ、いろんな種類のカルチャーの人が
集まって、一緒に住んでいるフランスです。
どうにか、
「仲良く」まではいかなくても、
少なくとも、「ほっとく」程度にして、
一緒に暮らせたら、よいのですが。

一方、
日本人の私が、ここフランスで、
なにか、困ったことがあったかといいますと、
私は、なかったです。

それどころか、
日本には、
マンガ、アニメがあったり、
懐石のお料理があって、
さらには、ラーメン、お寿司がありますから、
日本、といえば、
「うわぁ」と、目が輝いてくる反応の方が、
多いくらいです。
そういうのが好きなフランス人は、多いのです。

きっと、私は、トクをしています。



















先日、
箱にひかれて、アイスクリームを買いました。
箱は、食べられないのですが、
あんまり、ステキな色と、模様だったので、
いろいろ考えましたが、手にしました。

いつもなら、
このシリーズには、チョコレートの皮が、
ついています。
私は、それがちょっと苦手なのですが、
これは、ホワイトチョコレートです。
なんとか、いけそうです。

ただ、
ほんとうなら、いちご味がよかったのですが、
これは、フランボワーズ(ラズベリー)。
どうしよう、と思いましたが、
いちご味の方は、ブラックチョコレートの皮となっています。

それに、ブラックチョコレートの方は、
箱が、そんなにステキではありません。
でも、
いくらステキでも、
箱は、食べられないのですが。

さんざん、迷ったのですが。。。

結局、手にして、レジへと進みました!

家へもどって、

友人に、
これ、ステキでしょう、と見せると、
そうね、
今は、インスタなどで、写真を撮る人が多いので、
「見かけ」に、とても力を入れている、
という説明でした。

なるほど。

見かけと、おいしさとが、
どうバランスをとっているか、というのは、
おもしろい話です。

















スポーツジムに行くと、
今は、だんだん、人が減ってきているのが、
わかります。

それもそのはずです。
パリなどの都市では、もう、スポーツジムは、
閉鎖されています。
私の住んでいるところは、
まだ、大丈夫なのですが、
でも、やっぱり、これはあぶない、と思う方が、
でてきたのだと思います。
もし、この先、ジムがつぶれてしまったら、どうしよう、と
心配になります。

「三度の飯よりも」好きなボデイジャムが、
できなくなったら、どうしよう!と。

換気はよくないですし、
スポーツするときは、
マスクをしなくていいことになっていますから、
みんなにうつされそうで、心配になってあたりまえです。
そんな中、
私だけが、スポーツ用のマスクをしています。
ヒップホップダンスのレッスン中も、です。

マスクには、私は、もう慣れましたが、
先日、スポーツの先生が、一人、
「マスクをして、ハードじゃないですか?」
と、聞いてきました。
スポーツ用マスクなので、大丈夫ですよ、と
言ったのですが、
先生も、マスクをして、
みんなにすすめれば、
結果として、
みんな安心して、スポーツができるのに、
と、残念に思ったりしました。

















きびしい制限が、効果をだして、
フランスが、
早く、よい方にむかっていけますように。

みなさんも、お大事に、おすごしください。

きょうも、読んでくださって、どうもありがとうございました。


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(追伸

新しいブロガー作成になってからは、
写真のあとに、空白ができてしまいます。
この改善のしかたが、ちょっとむずかしのですが、
どなたか、
イージーにできる方法を、ご存知ありませんでしょうか?
ありましたら、
ありがたいです)


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2020年10月15日木曜日

つらい仕事


 


 たぶん、ウイルスのせいだと思うのですが、
ものすごく、がっかりすることがあります。

朝市でいつも買っていた、リンゴ売り場が、
すっかり消えてしまったのです。
この近くの田舎で、リンゴを育てている人です。
ものすごくたくさんの種類を、
木の箱につめて、いっぱい売りに来ていたのです。
親子でやっていましたし、
孫の代の人も、見かけていました。

もう、15年くらい毎週、
リンゴや、梨を買っていましたから、
すっかり顔なじみです。
その、やさしいおじさんが、あいさつもなしに、
いなくなってしまったのです。

とりたての、
そのリンゴのおいしさといったら、
日本のリンゴくらいおいしいです。
と、言うのもおかしいですが、
日本にいた時は、うちでは、
長野の知り合いから、新鮮なのを送ってもらっていたのです。
それと、同じくらい。

そんなリンゴは、もちろんスーパーでも、
ほかの商人のところでも、手に入らないほどです。
日本のお店で、でも、なかなか。

電話番号を見つけて、
かけてみましたところ、
もうろくした、おばあさんが、返事に出るだけで、
ラチがあきません。
こんど、その農園に、抜き打ちで、
行ってみようと思います。

あのリンゴが手に入らないなんて、
秋が来た気分がしないです。
がっかり!

夏の前には、
商売あがったり、と、
言っていましたから、きっと、
おつらい状況に、おちいっているのかもしれません。
でも、あきらめずに、
あの、おいしい無農薬のリンゴを、
育て続けていってほしいのですが。。。

















つらい状況、で思い出すことがあります。
先日、テレビで、Francis Cabrelフランシス・キャブレルという、
歌手のインタビューを見ました。

私は、あまりよく知らない歌手なのです。
でも、聞けば、あ、その歌なら、知っています、と
いうくらい、有名なヒット曲を出しています。
ステキで、心に残る歌が多いです。
フランスの、シンガーソングライターです。

その人が、
言ってましたが、
自分の父親は、労働者として、
毎日、つらい仕事をしてお金を稼いでくれた、
子どもたち(自分)を育てるために。
なのに、自分は、
こんなにラクをして、歌うたって、
かんたんに、お金がはいってくる。
そんなことに、いつもずっと、
申し訳なさを、感じている、ということでした。

(そんな気持ちを込めてうたったのが、
こんど、久しぶりに出る新曲なのだそうです。
それが、とてもさわやかで、
心にひびきましたので、
下に、のせておきます)

それにしても、
「こんなにラクに」「かんたんに」曲を作って、
というのには、なんとなく、合点がいきます。
ふつう、
アーチストは、苦しむことが多いと思います。
でも、うまくいく時というのは、
ラク(楽)に、
つまり、楽しんでいる瞬間、なのかもしれない、と
なんだか、よくわかる、と
思ってしまいます。
たしかに、そういう瞬間は、あるのです。

それについて、
申し訳ない、とずっと思っている、というのも、
また、なんともいえない、と思います。


インタビューのあとの、
テレビスタジオでの、ライブ演奏は、
とても、すばらしかったです。
涙が、出ました。

























うちの、スイカズラ、Halliana(針穴)さんは、
もう、夏は終わったのに、
まだまだ、ステキな花を咲かせてくれています。
打ち上げ花火の、最後の方、みたいです。
しばらくすると、この青い葉っぱも、
落ちていくはずです。

寒くなってきました。
みなさん、お身体大切に。
きょうも、読んでくださって、どうもありがとうございました。

♪フランシス・キャブレルの歌をきく。
ここをクリック↓





*歌詞のホンヤク。
***
「あなたに似るということ」

あなたは私の年齢まで生きられなかった。
これのために頑張りすぎたんだよな。
村の入り口の工場では丸一日中
夕方には、2つの家庭菜園の仕事
あなたの子供たちが食べられるように、と
それはよくわかっている、私はそこにいたのだから...


そんな時間に起きるのは、勇気がいることさ
夜が明けるずっと前だ
真っ暗な頃に起きて、
素手で、冷たい自転車のハンドルを握って

そして、それはすべて、
あなたの子供が眠れることができるように、とやってくれたこと
それはよくわかってる、私はそこにいたのだから...
私も、もっとあなたのようになれたらいいのに...と思っていた
でも、思っても、なれなかった。
私の性に合わなかったんだよね...。
お父さんだって、本当に色々考えたでしょう?
そして、ある日、ギターに出会ってしまって。
そして、それ以来楽しく生きてきた...。
あなたの足は地面についている人だった。
そして、私はその正反対。

"愛してる "とは言ったことはない
ハグもしたことはない...
愛情に関することは
すべて自分たちで憶測するだけ。
私たちは、そんなふうに育てられた
そして、本当に、大きくなったでしょ。
知ってるさ、私はそこにいたのだから。

これほどいい運を得られたことを
たまに、申し訳なく思う
まわりを見渡してみると
私の家は広いし、
庭は見て楽しむもの(食べるためじゃない)
そしてあなたは遠く離れた天国から
私を見張っているということを、私は知っている

あなたは私の年齢まで生きられなかった。
このために頑張りすぎたんだよな。

***








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2020年10月11日日曜日

 変わることもある


 大きな栗が、売られていましたので、
さっそく買ってきて、焼き栗マロン・ショーを作りました。

栗ひとつひとつに、切り目を入れてから、
中華鍋で、ローストします。
20分くらい、ひっくり返しながら、焼いたら、
あとは、新聞紙にくるんで、
それをまた、毛布にくるんで、ほっときます。
すると、できるのですが。

今年は、新聞紙をさがしましたが、
うちには、見つかりませんでした。
今は、ニュースは、ネット新聞で、読みますから、
新聞紙がないです!
無料広告新聞も、なかったです。
しかたなく、
紙袋に、入れましたが、

あの、新聞紙の中に、
ほかほか熱い栗を入れておくと、
ある香りが、するのです。
それは、焼きいもの、香りです。
たしか、新聞紙を切って、のりではった、
紙ぶくろに入れてもらっていました。

その、熱い新聞紙の香りはしませんでしたが、
栗の方は、
おいしかったです。
大きいので、むくのが、実にかんたんでした。



















ところで、秋になって、ミョウガがとれた、
という話をしました。

小さなのが、ちょっととれただけですので、
お味噌汁に、きざんで、薬味に入れました。
その、おいしいこと!
ひさしぶりなこと!

とても幸せでした。

けれど、思い出しますと、
昔は、
私は、ミョウガを好きではなかったのです。
今、思えば、
小さな子どもが、好きそうな味ではない、というのが、
よくわかります。

それが、いつのまにか、おいしくなりました。

同じことが、「すき焼き」にも、おこりました。
何年も前のことです。
あまり、好きではなかったけれど、
子どもや夫に、食べてもらおう、と
作りましたところ、

自分でも、おいしい、と思ったのです!
それは、
きっと、ネギがきらいだった、とか、
たった、それだけの理由らしいのです。

その日、どなたかが作ったすき焼きの、
味付けのバランスがとれていなくて、
たまたま、ネギの味に「やられて」しまっただけで、
「すき焼き」全体を、きらってしまったのかもしれないです。

それなのに、
それ以来、ずっと、「すき焼き」を、きらっていたのです。

そんな、もったいないことは、ありません。
仲なおりできて、よかった、と
一番思ったのは、私です。
(「すき焼き」の方は、どうでもいい、という顔しています)


















また、
食べ物の話になりました。

そのついでに、続けますと、
先日、小さな生徒さんが、ドラジェ(砂糖菓子)を、
持ってきてくれました。
お祝いの時に、みなさんに、配るものです。
(昔、お祝いごとがあると、お年玉とか、お餅を配ったみたいに)

それが、洗礼のお祝いだったそうですが、
本当は、5月に祝う予定だったのが、
ウイルスのせいで、
秋までのびたのだそうです。
というわけで、お祝いしましたので、
と、得意そうに、小さなつつみを、くれました。
「よかったね!おめでとう!」

昔は、
アーモンドの砂糖がけでしたので、
楽しみに、かじってみましたら、
中身は、アーモンドではなく、
チョコレートでした。
ほんの少し、がっかりでした。

今は、みなさん、チョコレートが好きだなぁ、と、
もしかすると、
私もいつか、
チョコレートが好きになる日がくるのだろうか、と
(ちょっと、いぶかしく)思ったりしました。
















きょうも、読んでくださって、
どうもありがとうございました。



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2020年10月6日火曜日

もう、クリスマスの準備


 旧市街に住んでいるくせに、
旧市街をぶらつくことは、少ないです。
けさは、ひさしぶりに、
旧市街の、バーやレストランのあるところを、
通りすぎました。

すると、
今までのレストランがなくなって、
かわりに、チェーン店があったりします。
ちょっぴり、さびしいですが、
それもいいのかもしれません。
パリに行っても、
ニューヨークに行っても、
同じ店があるということです。
どこに行っても、見慣れたものがある、ということです。

それでも、そのそばには、
いつもの、昔ながらのサロン・ド・テが、
あいていました。
くもり空の下、暖かい照明の色が、
店の中に、あふれていました。
おいしそうなタルトが、ショーケースに、たっぷり、
キラキラしています。
まだ、まだ、昔風のは、あります。

見上げると、
もう、クリスマスのイルミネーションが、
用意されていました。
12月に用意するより、
11月に用意する方が、経済的だからだということです。
それが、
今年は、10月に。
なんて、気の早いこと!
















私は、
こういう、くもり空の、秋の日が大好きです。
家で、ぬくぬく、お茶をすすったり、
静かに、友とおしゃべりをしたり、
という、季節です。

窓をあければ、しっとり雨がふっていて、
どこかで暖炉を燃やしている、においがします。
秋だな、しめしめ、と思います。
暑い、苦手な夏が終わって、
やっと、生きた心地がします。

もう、セントラルヒーティングは、
ぜんぶ、つけました。
それでも、少し湿った感じがします。
人が訪ねてくるときなど、
暖炉に火をくべようか、などと迷ったりします。

















そうそう、きのうは、
ミョウガがとれました。
植えた一年目は、収穫がないかもしれない、と
聞いていましたので、
今年は、もうあきらめていたのです。

それが、
きのう、ニョキニョキと、花芽が出ているのを見つけたので、
とびきり、うれしく思いました。
ほんとうは、夏に、おそうめんと一緒に、と
楽しみにしていたのです。
それが、あきらめた今ごろ、
秋になってから、とれました。

思えば、ミョウガは、
買ってから、一年がたちます。
去年の里帰りの時、持ち帰ったのです。

今年は、残念ですが、ウイルスのせいで、
里帰りは、はたせません。
なんとも、さびしいことですが、

準備もけっこう大変だということに、
行かない今年、気がつきます。

たった2週間で、欲張って、いろいろなことを
したいですから、

いろいろなことの予約、
人と会うお約束(大臣並みのスケジュールになる)、
お土産、
自分の散策や、買い物の予定、

などなど、
そして、トランクに何をつめるか、
重さは、どう、など、
気をつかうことは、けっこうあるのです。

それがないと、
ずいぶん、ヒマができます。
今年は、ゆっくりする予定です。

















先日、一回り下の友人と話をしていましたら、
結婚したいけれども、
なかなか機会がなくて、という悩みをききました。

今は、出会いのアプリがありますよね、と
いいましたら、
「えーっ、そんなの、だめです。私、もう37才ですから」と、
いうことでした。

私から見たら、ものすごく若いのですが、
それに、彼女は、とってもエレガントで
美しい人なのですが、
なるほど、自分は、もう「年」だと思っているのだな、と
こりゃ、たいへん、
ならば、私は、一体なんなんだろう、という気持ちになりました。

それにしても、
その年で、「そんなのだめ」って、思うなんて、
ちょっと、頭かたいですよ、という気持ちにも、
なりました。
でも、まぁ、家に帰って、ひょっとすると、
出会いアプリを開けて見ているかもしれない、と
勝手に想像したりもしました。

きょうも、読んでくださって、ありがとうございました。



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2020年10月2日金曜日

フランスは、やばいことになっている


 ほんとうに、残念なことですが、フランスは、今、
ちょっと、タイヘンなことになっています。

ケセラセラセラ、のお国柄、なのだからでしょうか、
こうなってしまっても、しかたない、
と思ってしまいます。
ウイルスが、勢いをつけて、出回っています。

別にマナーがわるい、というわけでもなく、
ただ、単に、「のんき」な人をよく見ます。
「今まで、大丈夫だったんだから、
大丈夫でしょう」という考えです。

そういうオプティミストな性格は、
私にとっては、うらやましいことなのですが、
この手ごわいウイルスに関しては、
もう少し、警戒をレベルアップしても、
いいと思います。

一番、態度がよくないのは、
私の年代、そしてその上の人、と、
私のまわりの若い人は、言います。

どちらかというと、
お年寄りのために、若い人たちも注意して、努力しているのに、
肝心の、リスクの高い人たちが、
マスクをしなかったり、
しているのに、しゃべる時は、
はずす、なんてことをしている、というのです。

なるほど、
と、思います。

来週あたり、
いろいろな、きびしい規制が、
出そうです。
 















夕べは、「アレックス」という名の嵐がくる、
という知らせを聞いて、床につきました。
雨戸を、ぜんぶ、しめました。
朝、起きてみますと、
前ぶれより、ずっと軽く、すんでいました。

でも、強い雨がふったようです。
とうもろこしくらい、背の高くなっていたジュズは、
たおれているのもあります。
まだ、実が黒くなっていませんから、
もう少し、がんばってほしいのですが。
実がとれたら、
今年は、それで、お手玉をつくろうと思っています。

夏は終わりましたが、
まだ、紅葉とまでは、いっていません。
もうじき、菊の花が咲いたら、
紅葉になるはずです。

すると、
そのあとは、ツバキが咲いて、
ランが咲き始めて、クリスマスのかざりになります。
そして!
また、そのあとは、梅の花の時、になります。
ぐるぐる、季節は、回ります。

























そのころには、なにか、いい知らせがあるでしょうか。
ワクチンができたとか、
ウイルスがくたびれて、弱くなった、とか。

あるかもしれません!


















スポーツジムでは、
だんだん、お客さんが、来なくなっています。
場所によっては、ジムは、閉鎖されているところもあります。
それも、そのはずです。
マスクをして、中に入らなくてはなりませんが、
いざ、スポーツを始めるときは、
マスクをはずしてもいいのです。

換気もないところで、
密のところで、スポーツするなんて、
私は、まずいと思っていました。
長いこと、行きませんでしたが、
スポーツ用マスクが手に入ってからは、
ボディジャムには、通っています。
(マスクをして踊っているのは、私だけです)
私は、うれしいのですけれど、
いつ、クラスターがおこっても、
ふしぎはないです。

とはいうものの、きのうは、
大学生の方とおしゃべりしていましたら、
この密のジムの状態は、まずいのではないか、
とか、
来週は、大学も閉鎖されるようだ、と、
話していました。

みなさん、だんだん、考えも少しずつかわって、
いい方向に向かうのではないか、
と、希望の気持ちがしてきました。

そうなることを、祈っています。

きょうも、読んでくださって、ありがとうございました。





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