また、ロックダウンになるだろう、という気配は、
ありましたので、
びっくりもしませんでしたが、
とうとう、あしたから、また、フランスは、
ロックダウン!
学校は、そのまま続けられるということです。
私のつとめる、音楽院は、
学校なのか、なんなのか、よくわかりませんので、
ただいま、指示を待っているところです。
前回、
オンライン講座で、続けられましたので、
オンラインになっても、
そうでなくても、私は、どちらでもいいです。
それにしても、かわいそうなのは、
それで店じまいをしなくてはならない人たちです。
まったく、
アンラッキーなことです。
2000年に一度に起こるくらいのアンラッキーだ、と
「不運」を研究している人が、
言っていました。
これは、
「白髪三千丈」なんていう、オーバーな例えではありません。
リスクを研究している、保険会社の学者が、
言っていたのです。
さて、
用事があって、数日間、ノルマンディー地方に行っていました。
シェルブールというところです。
と、言うと、必ず、決まって、
「傘?」
と言う絵文字をもらったり、
そいうような、言葉をいただきます。
それほど、フランスでも、
「シェルブールの雨傘」という映画は、有名なようです。
ほんとうに、雨はよく降っていました。
たまに、晴れ間がありますが、
晴れていないときは、たいてい、雨でした。
海べに行くと、
携帯電話は、もう、イギリス扱いです。
ジャージー島だかなんだか、
イギリス領の島が、すぐそこに見えています。
「イギリスにようこそ」と、
携帯電話が、勝手に言ってきて、
料金は、これこれです、という説明が入ってきます。
でも、
ここは、フランスなのです。
そういえば、
ここは、貨物船に乗って、何回か通りましたが、
そのときも、
やっぱり、携帯電話は、
右は、イギリス、
左はフランス、と、狭い海峡ですから、
「イギリスへようこそ」
「フランスへようこそ」などと、あちこち
変わってばかりいたのを、思い出しました。
久しぶりの海は、ステキでした。
こうして、風の強い海べで、
思いっきり、空気を吸うのは、気持ちいいです。
マスクなしで、です。
風がとても強かったのと、
海流が、ややこしい場所なのとで、
波も、しぶきも、ダイナミックでした。
すぐに、メガネは、しぶきにやられました。
目の前が、見えなくなりました。
カメラも、レンズがやられそうでしたので、
しばらくして、しまいました。
もう一つの楽しみは、
海の幸です。
帆立貝を、魚屋さんに、さしみに準備してもらって、
それで、
夫が、カルパチオを作ってくれました。
ほんのちょっと冷凍して、
薄切りしやすくして、
あとは、レモンと、
オリーブ油と、お醤油を、かける。
ネットで調べたのでしょうか、
とってもじょうずに、作ってくれました。
それから、
夕ご飯には、大きな、
伊勢海老を、魚屋さんにゆでてもらいました。
この近くでとれたものなんですけれど、
私は、
なんだか、かわいそうで、
食する気も、
料理する気にも、なれないのです。
でも、
やっぱり、テーブルにならぶと、
食指が動きました。
また、続きを書きたいと思います。
ここまで、読んでくださって、
どうもありがとうございました。
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