2020年10月30日金曜日

またまた、ロックダウン

また、ロックダウンになるだろう、という気配は、
ありましたので、
びっくりもしませんでしたが、
とうとう、あしたから、また、フランスは、
ロックダウン!

学校は、そのまま続けられるということです。
私のつとめる、音楽院は、
学校なのか、なんなのか、よくわかりませんので、
ただいま、指示を待っているところです。

前回、
オンライン講座で、続けられましたので、
オンラインになっても、
そうでなくても、私は、どちらでもいいです。


それにしても、かわいそうなのは、
それで店じまいをしなくてはならない人たちです。
まったく、
アンラッキーなことです。
2000年に一度に起こるくらいのアンラッキーだ、と
「不運」を研究している人が、
言っていました。
これは、
「白髪三千丈」なんていう、オーバーな例えではありません。
リスクを研究している、保険会社の学者が、
言っていたのです。




 







さて、
用事があって、数日間、ノルマンディー地方に行っていました。
シェルブールというところです。

と、言うと、必ず、決まって、
「傘?」
と言う絵文字をもらったり、
そいうような、言葉をいただきます。
それほど、フランスでも、
「シェルブールの雨傘」という映画は、有名なようです。

ほんとうに、雨はよく降っていました。
たまに、晴れ間がありますが、
晴れていないときは、たいてい、雨でした。

海べに行くと、
携帯電話は、もう、イギリス扱いです。
ジャージー島だかなんだか、
イギリス領の島が、すぐそこに見えています。
「イギリスにようこそ」と、
携帯電話が、勝手に言ってきて、
料金は、これこれです、という説明が入ってきます。

でも、
ここは、フランスなのです。
そういえば、
ここは、貨物船に乗って、何回か通りましたが、
そのときも、
やっぱり、携帯電話は、
右は、イギリス、
左はフランス、と、狭い海峡ですから、
「イギリスへようこそ」
「フランスへようこそ」などと、あちこち
変わってばかりいたのを、思い出しました。

















久しぶりの海は、ステキでした。
こうして、風の強い海べで、
思いっきり、空気を吸うのは、気持ちいいです。
マスクなしで、です。

風がとても強かったのと、
海流が、ややこしい場所なのとで、
波も、しぶきも、ダイナミックでした。
すぐに、メガネは、しぶきにやられました。
目の前が、見えなくなりました。
カメラも、レンズがやられそうでしたので、
しばらくして、しまいました。

























もう一つの楽しみは、
海の幸です。
帆立貝を、魚屋さんに、さしみに準備してもらって、
それで、
夫が、カルパチオを作ってくれました。

ほんのちょっと冷凍して、
薄切りしやすくして、
あとは、レモンと、
オリーブ油と、お醤油を、かける。

ネットで調べたのでしょうか、
とってもじょうずに、作ってくれました。

それから、
夕ご飯には、大きな、
伊勢海老を、魚屋さんにゆでてもらいました。
この近くでとれたものなんですけれど、
私は、
なんだか、かわいそうで、
食する気も、
料理する気にも、なれないのです。

でも、
やっぱり、テーブルにならぶと、
食指が動きました。

























また、続きを書きたいと思います。

ここまで、読んでくださって、
どうもありがとうございました。




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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

Chiyoさん、こんにちは。

ヨーロッパ、特にフランスのコロナ感染者数の増大、教師惨殺事件、
ニースの教会でのテロ、再度のロックダウン、、と、わたしまで気持ちがどんより
の日々でした。

シェルブールですか!
そう聞いて、傘を思い出さない方は、まずいらっしゃいませんね。
年齢にもよるのでしょうが。

カトリーヌドヌーブ、美しかったですね。
彼女のお姉さん(もしくは妹さん)は、更に美貌の方だったそうですね。

海の近くは新鮮な魚介類が、その季節、時期に応じてたくさんあり、訪れる
目的の大きな部分を占めますよね。

ご主人、粋な一皿を作って下さったのですね!素敵。
日本でいうカルパッチョの事を、カルパチオと呼ぶのですか、勉強になりました。

ロブスター、カニ等は茹でるのが辛いお気持ち、わかります。
しかしながら、茹でられてお皿に乗って目の前に置かれると、別物ですね。
ありがたくいただくのが一番!

このところの、試練に次ぐ、試練のような状況、Chiyoさんのお心もなかなか
浮上しずらいのでは、、そうだ!貨物船の旅に、再度思いをはせてみられては?
と、独り思っていましたら、今日、携帯電話の話で、貨物船でドーバー海峡(?)
を航行する際の逸話があって、クスッと笑いました。

潮風をマスクなしのカラダいっぱいで受けて、リフレッシュでしたね。
わたしも磯の香りをかいだような気持ちです。

ありがとうございました。

たま

Chiyo さんのコメント...


‪‬たまさん、こんにちは。



フランス国が、
ゆすぶられている様子を、

遠くから、気にかけてくださって、

やさしいお気持ち、
ありがとうございます。

心にしみました。



そうなのです、

ただでもウイルスで大変なのに、です。



もっとも、
私は、
ロブスターをゆでるのが辛い、などと言って、

けっこう、呑気に暮らしています。

それにしても、

また、家へ、こもることになったのは、

つまらないことです。



「シェルブールの雨傘」は、

まだ、見たことがないのです。

若き日の、キラキラの魅力ですね。

これから、ぜひ見てみたくなりました。


私は、ドヌーヴさんの演技が、
大好きです。



たまさんも、
貨物船のことを、
思い出してくださいましたか。

以心伝心ですね。



まぁ、
そのうち、いつか、

船の旅も、

空の旅も、
思うようにできる日が、
くるのでしょう。


やまなかった雨は、ない、と言いますから。



それまで、

ステキな傘をさして、

やりすごしていきましょうか。



ありがとうございました。