2020年10月11日日曜日

 変わることもある


 大きな栗が、売られていましたので、
さっそく買ってきて、焼き栗マロン・ショーを作りました。

栗ひとつひとつに、切り目を入れてから、
中華鍋で、ローストします。
20分くらい、ひっくり返しながら、焼いたら、
あとは、新聞紙にくるんで、
それをまた、毛布にくるんで、ほっときます。
すると、できるのですが。

今年は、新聞紙をさがしましたが、
うちには、見つかりませんでした。
今は、ニュースは、ネット新聞で、読みますから、
新聞紙がないです!
無料広告新聞も、なかったです。
しかたなく、
紙袋に、入れましたが、

あの、新聞紙の中に、
ほかほか熱い栗を入れておくと、
ある香りが、するのです。
それは、焼きいもの、香りです。
たしか、新聞紙を切って、のりではった、
紙ぶくろに入れてもらっていました。

その、熱い新聞紙の香りはしませんでしたが、
栗の方は、
おいしかったです。
大きいので、むくのが、実にかんたんでした。



















ところで、秋になって、ミョウガがとれた、
という話をしました。

小さなのが、ちょっととれただけですので、
お味噌汁に、きざんで、薬味に入れました。
その、おいしいこと!
ひさしぶりなこと!

とても幸せでした。

けれど、思い出しますと、
昔は、
私は、ミョウガを好きではなかったのです。
今、思えば、
小さな子どもが、好きそうな味ではない、というのが、
よくわかります。

それが、いつのまにか、おいしくなりました。

同じことが、「すき焼き」にも、おこりました。
何年も前のことです。
あまり、好きではなかったけれど、
子どもや夫に、食べてもらおう、と
作りましたところ、

自分でも、おいしい、と思ったのです!
それは、
きっと、ネギがきらいだった、とか、
たった、それだけの理由らしいのです。

その日、どなたかが作ったすき焼きの、
味付けのバランスがとれていなくて、
たまたま、ネギの味に「やられて」しまっただけで、
「すき焼き」全体を、きらってしまったのかもしれないです。

それなのに、
それ以来、ずっと、「すき焼き」を、きらっていたのです。

そんな、もったいないことは、ありません。
仲なおりできて、よかった、と
一番思ったのは、私です。
(「すき焼き」の方は、どうでもいい、という顔しています)


















また、
食べ物の話になりました。

そのついでに、続けますと、
先日、小さな生徒さんが、ドラジェ(砂糖菓子)を、
持ってきてくれました。
お祝いの時に、みなさんに、配るものです。
(昔、お祝いごとがあると、お年玉とか、お餅を配ったみたいに)

それが、洗礼のお祝いだったそうですが、
本当は、5月に祝う予定だったのが、
ウイルスのせいで、
秋までのびたのだそうです。
というわけで、お祝いしましたので、
と、得意そうに、小さなつつみを、くれました。
「よかったね!おめでとう!」

昔は、
アーモンドの砂糖がけでしたので、
楽しみに、かじってみましたら、
中身は、アーモンドではなく、
チョコレートでした。
ほんの少し、がっかりでした。

今は、みなさん、チョコレートが好きだなぁ、と、
もしかすると、
私もいつか、
チョコレートが好きになる日がくるのだろうか、と
(ちょっと、いぶかしく)思ったりしました。
















きょうも、読んでくださって、
どうもありがとうございました。



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4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

Chiyoさん、こんにちは。

焼き栗、美味しそうですね!
ホクホクと季節をほおばっていられる、って贅沢。
シアワセ、ですね。

新聞紙、、、
ウチも広告をチェックするために新聞を取っているようなものです。
夫はネットで読んでます。
ないとちょっと不便、たまると邪魔、な存在。
焼き芋と焼き栗、フィッシュ&チップスには新聞紙は欠かせないイメージです。


あの小さな小さな葉っぱは、やはりハスだったのですか。
今はまだ、ミニチュアのようですが、楽しみですね~不忍の池からの
ハスだなんて正統派の蓮ですからね。

先日、早朝のお散歩の折、どこからともなく何とも良い香りが!
そう、金木犀の香りだったのです。
まわりの建物や木々の塩梅、風向きの影響で香りがなくなったり、
また香ってきたり。

もうそういう季節なんだ、と姿の見えない金木犀に教えてもらいました。
銀木犀はちょっと地味。やはり金木犀が華やかで好きです。
ほんのいっとき、香りの届く範囲の人々を笑顔にしてくれます。


ミョウガ、わたしも子どもの頃は苦手でした。
ネギも。
反対に、甘いジュースはもう全然飲む気になりません。

すき焼きは甘辛なので好きでしたね。
しゃぶしゃぶは今一つ。
味がしない?というか、ポン酢、ゴマダレ、子供にはちょっと魅力に欠けると
いいますか。
でも、それらはぜいたく品ですから鶏の水炊きが多かったです。


チョコレートは苦手なのですか?
もったいない!?
ポリフェノールが入っている、と日本では食べるに良い口実が出来て、新製品もたくさん出ました。食べ過ぎては意味ないでしょうが、正当性があるのは心強いですからね。
商売商売。

写真のかわいらしい巾着袋にドラジェが入っていたのでしょうか?
ポプリ入れにもよさそうです。

所によっては、そろそろ紅葉も始まる頃。
冬支度になりますね。

ご自愛ください。
ありがとうございました。

たま

Chiyo さんのコメント...

たまさん、こんにちは。

金木犀の季節に、なりましたね。
姿は見えないのに、
香りは、ほんとです、すばらしく、華やかです。
早朝のお散歩で、笑顔になられたことでしょうね。

フィッシュ&チップスも、
そうですね、新聞紙ですね。
新聞紙の少ない、今は、どうするのか、
興味が出てしまいます。

しゃぶしゃぶは、実家では、
一度も食したことがありません。
鶏の水炊き、は、よく出ました。
たしかに、味がしない、感じです。
「水」で炊く、という名前も、ノーテイストな印象です。

はい、ドラジェは、
あの小さな袋に、入っていました。
アーモンドの形をしているくせに、
中身は、チョコレート。
そうですね、チョコレートは健康にいいそうなので、
こちらでも、
みなさん、積極的です。

そういえば、そろそろ、ツタの葉などが、
赤くなってきました。
これまた、華やかな、もみじの季節ですね!
楽しみです。

きょうも、ありがとうございました。














yspringmind さんのコメント...

こんにちは。秋のミョウガ。それもいいではありませんか。私も次の帰省の時は、ミョウガの苗を探します。うちでは金木犀が二度目の花を咲かせましたが、そろそろ終わりのようです。とても良い秋を楽しませてくれた金木犀に感謝です。今はテラスの柚子が豊作で、毎朝数個収穫しては知り合いに分けています。日本人は勿論のこと、イタリア人も柚子を喜んでくれるのが驚きでした。柚子の皮を刻んで食するうどんや蕎麦の美味しいこと。ああ、chiyoさんが近所に居たら、いくつか持っていくのになあ、と思いました。

Chiyo さんのコメント...

yspringmindさん、こんにちは。

そうですね、次の帰省の時に、
ミョウガが楽しみですね。

金木犀、二度、咲きましたか?
我が家も、なのです。不思議です。
夏の終わりは、ずいぶんカラッとした香りでしたが、
二度目は、小雨の中、日本らしい、
しっとりした香りになりました。

ところで、
貴女のところでは、柚子があるのですね!
毎朝数個、なんて、ずいぶん豊作です。
お見事です!
うどんや、蕎麦に、なんて。
ありありと、あの感覚が伝わってきてしまいます。
近くに住んでいないのが、残念ですけど、
お気持ち、とっても嬉しくいただきましたよ。

どうもありがとうございました!