きのうは、
南フランスのモンペリエで、
たいへんなことになっていました。
なんと、雪がふったのです。
それも、けっこうな雪。
サボテンや、
ヤシの木が植わっている街に、
きれいな、粉雪がふって、
ズンズンつもったのです。
前にも書きましたが、
雪がふると、文句を言いたくなる方もありますが、
私は、手放しで、喜んでしまいます。
なんども、なんども外へ出て、
歩きました。
朝は、静かでした。
ただ、ひたすら、雪はふっていました。
午後になっても、
雪は、ふり続けていました。
そして、
街には、だんだん楽しいふんいきが、
あちこちに、わいてきました。
道には、
路面電車が、脱線して、
雪の中で、
立ち往生していました。
どうやら、
仕事に行けない方も、たくさんあるそうです。
学生さんたちも、授業は中止になったらしいです。
私は、歩くたびに、
顔が、笑ってしまいます。
雪の中で歩くのは、楽しい。
ついでに、
スキーの思い出なども、よみがえってきます。
あぁ、スキーに行けたらいいのに、
などと考えていると、
あらまぁ、
ほんとうに、スキーをはいて、
歩いてる人も、います。
こりゃ、おもしろそう、と、
坂の多いところに行ってみます。
すると、
大変なことになっています。
私だってやってみたい、と
思っていたことを、
やっている人が、います!
段ボールや、ポリ袋を、おしりにしいて、
すべっているんです。
それも、たくさんいらっしゃいます!
ゆかい、ゆかい!
旧市街の、細い坂道は、
楽しむ人たちで、いっぱい。
楽しい気分は、
ズンズンと伝わって、
たくさんの方が、
すべったり、
笑ったり、
スキーをしたり、
スノーボードをしたり、
スノボで、階段を、すべりおりたり、
雪の玉を投げっこしたり、
それを、上の方から、ながめたり、
それは、もう、楽しくって
楽しくって、たまらないものでした。
なんでも、すべれればいい、と、
ソリを出してきたり、
中には、バスタブが。
みなさん、大笑いです。
実は、
私も、すべってみたかったのです。
旅行中なので、
このジーンズがぬれたら、と思うと、
ちょっぴり、おっくうで、
すべりませんでした。
そんな雪の中でしたが、
私は、
目的の、ミュゼに行って、
古いデッサンを、見ました。
モンペリエの古い大学の、図書館にあって、
Musée Atger といいます。
それが、
宝物ぎっしりの、ミュゼでした。
たった、2部屋しかないのです。
ですが、
そこにある、いくつかのタンスをあけてもらうと、
マジックみたいに、
デッサンが、見られるようになっていて、
それは、まるで、鏡台の三面鏡を、あけているようです。
三面どころではなくて、
あけても、あけても、いくらでも出てくる。
5千枚くらいのデッサンを、
見せてもらいました。
見事です。
また、
ぜひ、来よう、と思いました。
きょうも、
読んでくださって、どうもありがとうございました。
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