2022年4月21日木曜日

フランス選挙は、ハラハラする



まぁ、いろんなことが起こるのです。
毎日、毎日、あきることもありません。

まず、
フランスの大統領選挙、第一回目は、どうなることか、
心配していました。
今週の末には、第2回目。
極端な考えの人が多くなっているフランスです。
でも、
どうやら、「極端」は避けられるような見込みです。

少し、ホッとしています。



 

 







私は、音楽院でピアノを教えています。
それとこれとは、関係ないのですが、
もう、この際、そんなことかまいません。
私は、若い人たちに(ちびっこでも)、
「選挙があったら、投票しにいきましょう」と
宣伝をしています。

そして、
民主主義が、空気のようにあって、
そのありがたさがわからないかもしれない、と思って、
そんな話もします。

私の意見は、押し付けませんが、
でも、民主主義を守っていきましょう、と
いうことだけは、話します。
つい、こないだまで、
女性は投票できなかったんです。
それが、やっとできるようになったのですから、
どうぞ、どうぞ、貴重な一票、
よく考えて、使って、と言います。

変なピアノの先生、と思っているかもしれませんが、
この際、そんなことは、どうでもいい、と
思ってしまいます。

それから、思います。
ちびっこたちも、政治のことは、
かなり、知っているのです。
立候補した人たちの名前も、
よく知っている。
それは、かなり、いいと思います。
そして、
政治家のことを、よく見きわめてほしいと思います。
























ところで、話は飛びます。

とても残念なのですが、
私の「3度の飯より好きな」ボデイジャムが、
なくなりました。
いえ、
あることはあるのですが、
短縮形の、ライト版になったこと。
曜日が変わって、行けなくなったこと。

もう、がっかりです。
こんなに、
楽しくて、
ステキで、
優れもの(ケガをしないように、よくできている)なのに!

と同時に、
こんな日がいつか来るだろう、とは思っていたのです。
ですから、
それなりに、いろんな準備はしていたのです。
別な街に行って、ボディジャムをやる、とか、
ハウスダンスの稽古を、自分で、もっとまじめにやる、とか。

それでも、
10何年も続けていたボディジャム、
歩いて5分のところで楽しめたのです。
お仲間と一緒に踊るのも、
とっても、楽しかったのに。
えーん、と泣きたくなります。

と、こうやって書くのも、
つらくなります。

ので、話は、次に移ります。

























先日、夫をそそのかして、
ノルマンディー海岸に行ってきました。
一泊で。
次の日は、ゆっくり
夕方までお宿に居させてもらいます。

突然、行くことを決めたので、
いつものお宿は、満員。
ですので、
てきとうに、空いているところを、
とります。
空いていれば、いいのです。

え?そこは、どこ?と、
地図で調べても、あまりよくはわかりませんが、
海なら、なんでもいいのです。
ヨードの香りがする、浜辺で、のんびりしたいなぁと
思ったのです。

そういう時は、きっと、体もヨードが必要、と
思っているに違いないです。

行き先は、だいたいわかっているだけで、
どういうところなのか、着いてからのお楽しみ。
細かいことは、カーナビにまかせて、出発。
すると、
ただそれに従っていれば、
その、知らない場所に、着きます。
















いつも行くところは、どちらかというと、
パリジャンの多い海岸。
赤貝のような貝が、よくとれます。

ここは、そのすぐ近くですが、
どちらかというと、地元の人が来るような海岸のようです。
そして、浜辺にはムール貝のからが、いっぱいころがっています。
レストランも、数は少ないですが、
ムール貝が、多い。

海の色、
空の色は、
ノルマンディー独特の、いつもの、あれです。

それから、
ものすごく遠浅です。
それに、ものすごい大潮の日でしたので、
着いた時には、引き潮で、
浜辺がだだっぴろいだけで、海なんか見えないほどでした。

私は、まぁ、寒くても、水につかってこよう、と
水着に着替えました。
泳いでいる人は、誰もいなかったので、
水も冷たいだろうと思いました。
やはり、思った通り、ものすごく冷たい水でした。

足は、冷たい、というよりも、
痛くなりました。
















お宿は、目の前が、海でした。
満ち潮のときは、
すぐそこで、波がザザーン、ザザーンとしていました。

それが、うれしくて、
ただ、ただ、ながめていました。

日本だったら、こういうところでは、
お刺身だとか、
海の幸の、
酢の物だとか、色々出てくるのだろうなぁと、
ちょっとうらめしく思います。
ここでは、みなさん、なんでも生クリームをかけて、
煮ちゃうのです。

お魚の、生クリーム煮、
ムール貝の、生クリーム煮、
もしくは、地元のチーズ、カマンベール煮、など。

うーん。

時間があれば、
魚屋さんで、生の魚を、おろしてもらいます。
でも、魚屋さんは、「生で食べるんですか!?」と
気を失いそうになったりします。

生きのいいお魚を、わざわざ、
ワインや、クリームで煮てしまうことこそ、
私は気を失ってしまうのです。


















浜辺には、
なんの貝のだかわかりませんが、
卵のカラが、いっぱいありました。
ムール貝のかもしれません。

日本では、昔、こういうのを、
「海ほおずき」と言って、
色をつけて、売っていました。

かわいいらしいカゴに入れて、
おみやげ屋さんで、売られていました。
オカメほおずき、と、
ナタほおずき、という細長いのがありました。

糸切りバサミで、
ちょっと穴を開けて、
それを口に入れて、「ズイーズい」と、
音を出します。
なかなか、むずかしいのです。
できると、得意になります。
もう、宝物のように楽しいおもちゃでした。

今でも、そんなのはあるだろうか、
もう、ないだろうな、と思いました。


夕食も、
お昼も、海辺で、いただいて、
すっかり、ヨードの空気を吸いました。

子どもたちが遊んでいたり、
人がたくさん散歩していても、
なんとなく、おとなしい、海岸でした。
いい休憩になりました。

















きょうも、どうもありがとうございました。








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