しばらくの間、ここロワール地方は、
とても寒かったです。
最低気温は、マイナス1度、
最高気温は、プラス1度。
お昼になっても、
お日様はさしませんし、
温度も上がれません。
1度と0度の間を、うろうろしています。
音痴の人*が、歌を歌ったり、
しゃべったりすると、こういう感じになるのかと、
考えたりします。
抑揚がないのです。
(*とはいうものの、
本当に音痴の人というのは、
ほぼいない、と言われているのです)
毛糸の帽子をかぶって、
手袋をして外へ出れば、まぁ、大丈夫です。
ですが、ジメジメと寒いこと。
でも、
きのうあたりから、温度が上がってきました。
まだ、ジメジメはしていますが、
抑揚は出てきました。
もう、これで冬は終わって、
春の方に向かうのではないかしら、と
思います。
先日、ダンスでトレーニングをしすぎて、
足の筋を痛めてしまいました。
しばらく、ダンスもスポーツもお休みしていました。
それが、だんだん、なおってきました。
以前のように、スタスタと歩けるようになりました。
「スタスタと歩けた時が、天国にいたように思える」なんて、
書きました。
今、歩けるようになったのです。
では、天国にいるような気持ちか?というと、
そうではないです。
気持ちは、「ふつう」なのです。
ということを発見して、
うあぁ、なんて、欲が深い、ばちあたり、
と、自分が情けなくなります。
でも、いくら理屈でこじつけても、
気持ちは、ふつうです。
心の深いところでは、これがあたりまえ、と思ってるらしい。
そして、
「ありがたい」と言葉では書けます。
でも、
それより、
あのこと、
このこと、
あれ、片づけなくちゃ、
これ、考えなくちゃ、
などなどと、
細かい用事のこと、
どう解決しようか、などと、いろいろ考えてしまいます。
そして、あれよあれよと、
時間がすぎていきます。
!!
せっかく、数日前に、
「天国にもどりたい」と思ったのですから、
その時の痛みを思い出しては、
ね、今は、スッキリでしょう?と、天国を味わいます。
たしかに、スッキリ、
体を動かせるのは、楽しいです。
ダンスの練習も、ぼちぼち始めます。
ピアノだって、前のように弾けます。
それは、やっぱり楽しいことです。
あぁ、良かった。
これが、天国だな、と思います。
先日、友人と、おしゃべりをしていましたところ。
その人が、
「完璧、っていうのは、ないものなんですよ」と、
クスッと笑ったのです。
そうだなぁ、
折り合いをつけないとならないことは、あるなぁと、
納得します。
それにしても、そうやって、
クスッと笑われたのが、衝撃的です。
実は、その人は、
もと、ピアノの生徒さんです。
あんなに小さかった人が、きれいな、レイディになったのです。
そして、
そんな風に、「教え子」に、
さとすように笑われると、かなり、衝撃的になります。
あぁ、そうねぇ、そのとおり、そのとおり、と
数日たった今でも、
うなずき続けてしまいます。
ところで。
フランスでは、ウイルスにかかる人が、
もう、たくさん出ています。
日本もそうかもしれません。
それが、平凡なことになってしまっています。
カゼで寝込みました、というのと同じような感じ。
これは、グッドニューズです!
もうそろそろ、終わりに近づいているのでしょうか。
これにて一件落着〜、となる日も、
もうすぐなのかもしれないです。
きょうは、これから、
田舎の方に、音楽会に、行きます。
ずっと延期になっていたのが、実現します。
これまた、元、生徒さんの、です。
もしかすると、また、「衝撃的」になるかしら?
なったら、いいなぁと、
ちょっと楽しみにしながら、車を走らせることにします。
きょうも、訪ねてきてくださって、ありがとうございました。
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