朝、
散歩に行くのが、
だいたいの日課です。
たまに、
夕食後にも、散歩に行きます。
きのうの晩、
ルートをかえて、
こども病院の方に、行ってみますと。
車の入り口に、
大きな布がかかげてあって、
「あなたがたのメルシーに、
メルシーを言います」というようなことが、
書いてありました。
大学病院のメンバーが、
「あなたがたからのメルシーに、
感謝してます」と言っているのです。
なんだか、
かわいらしくて、
こんな大変な時に、
よくまぁ、こんなことをしてくれました、と、
また、それに、
メルシーを、言いたくなりました。
「ありがとうと言ってくれて、
ありがとう、なんて言ってくれて、
ほんとに、ありがとうネ」
という気持ちです。
ご存知かもしれませんが、
ロックダウンが始まってから、
フランスでは、
夜8時きっかりに、
窓をあけて、拍手をします。
毎日、です。
医療関係の携わっている方々、
その他の方々に、
感謝の気持ちを、「拍手」で、
あらわす、というものです。
それに対するお礼でしょう。
心がほろりとします。
こんなこと、
今まであったかしら、と
考えてみます。
私の知っているフランス人は、どちらかというと、
親切なくせに、
ありがというと言っても、
はにかみ屋なのか、くすぐったいのか、
「なになに、どってことないですよ」と、
素っ気ない答えをする人が、多いように、
思えます。
いえいえ、
もしかすると、
そういうことは、あったかもしれません。
お礼されて、うれしかったと、
素直によろこぶフランス人。
あります、あります、そういうこと。
あまり、メルシーと言われたことない人かもしれません。
そういう思い出が、よみがえってきました。

それから、
先日の土よう日も、
夕ご飯の後に、散歩に出ましたところ。
どこからか、大きなボリュームで、音楽がきこえてきます。
だれかが、窓をあけて、
ダンスパーティをひらいている模様です。
よくよく歩いて、
その窓とやらを見つけました。
大通りの、交差点の2階の窓。
音楽をつけて、お兄ちゃんが、
拡声器で、DJをやっています。
楽しそうです。
そういえば、きょうは、土よう日ですものね。
向かいの2階では、アパートの外に出て、
歩いては危なそうなところで、
踊っているカップルもいます。
バス停にいる若い人たちは、
うれしそうに、踊っていますし、
ちらほら見える、そこらへんの人たちも、
なんだか、踊っています。
!
もちろん、
私は、踊ってしまいます。
歩きながら、進みながら、
踊ります。
くるりと一回転します。
そばにいる夫は、すぐ恥ずかしがって、
「やめなよ」というジェスチャーをしますが、
かまわない、かまわない。
おどるあほうに、
見るあほう、
おなじあほなら、おどらにゃそんそん♬
あ〜、ゆかいゆかい。
その窓の下を通りますと、
私のようなおばさんが踊っているのを、見たのでしょう、
拡声器のお兄ちゃんは、
とたんに、ちょっと、盛り上がります。
何を言ってるのか、よくわかりませんが、
一緒に踊れて、お互い、うれしいのは、
たしかです。
このごろ、
家でひとり踊ってばかりです。
やはり、
だれかと一緒に踊るというのは、
とても、楽しいです。
あぁ、
早く、パーティや、バーに行きたい。
ダンスのレッスンにも行きたい!
そういえば、
今週の木曜日には、
ラテンダンスの講習会に参加することになっています。
もちろん、
ネットでなのですけれども。
私の大好きなボディジャムの先生は、
ヒップホップ系もうまいですが、
もともと、
ラテンダンスが専門なのです。
私はその先生が大好きなのと、
応援したい気持ちで、
参加することにしました。
(ラテンものは、はじめてです)
すると、
参加者みなさんが、
画面に映るのだと思います。
みなさんと一緒に、ダンスを習うことになると思います。
どうなりますか、
とても、楽しみにしています。
どういう服で、
どういう靴で参加するのか、
よくわかりません。
前日に質問するつもりです。
ラテンは、ヒップホップとは、
雰囲気はちがいます。
でも、
私のやっているヒップホップのボキャブラリーを、
豊かにしてくれるのではないか、と
ひそかに楽しみにしています。
きょうも、
お訪ねくださって、どうもありがとうございました。
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