2020年4月13日月曜日

ロックダウン的イースター


きのうは、
復活祭でした。
クリスチャンでない私でも、
ふだんなら、
卵型のヌガーや、
チョコレートをプレゼントしたり、
小さな集まりをしたり、します。

きのうは、
ロックダウン中ですから、
夫と2人で、ささやかな復活祭。
こんなとき、
なんでも行事は、大歓迎!
このモノトーンな毎日に、
アクセントをつけたくて、しかたないのです。

ですので、
お昼には、
お寿司もどきを、作りました。
思うように、買い物はできませんが、
注文したもので、
つくってみます。

グリーンアスパラと、
いり卵と、
塩づけの、にしん、
サーモン、
いくら、を、
酢めしの上に、ちらします。
のりを、きざんで、
ふりかけると、
なんとなく、ちらし寿司のようです。
遠目には、ピッザのようでもあります。

さて、
デザートは。
スーパーに注文して、届けてもらった、
お菓子です。
日本のお菓子。

遠い昔、
昭和時代、
幼稚園、教会学校に通っていたころ、
イースターには、
きれいな色のセロハンに包まれた、
ゆで卵を、一個もらえました。

家にかえって、
セロハンをあけると、
先生が、描いてくださった、
きれいな模様がでてきます。
サインペンで、
ずいぶんと時間をかけて、描いてくださったはずです。
毎回、ちがいます。
それが、うれしくて、
ゆで卵も、
いつもより、おいしいと思ったりしました。


それから、
中学のころ、
ヨーロッパのおみやげを、いただいて、
おどろきます。

めずらしい、
ウサギの形をした、大きなチョコレート。
中は、がらんどうですが、
そのおいしさといったら、
日本にはない、おいしさでした。
少しずつ、少しずつ、いただきました。

そのあと、
外国人の、英語の先生に、

「どうして、復活祭というと、
ウサギが、出てくるのでしょうか?」と、
質問をしたことがあります。
東京生まれの私には、
ウサギと、復活祭と、
どう結びつくのか、
とても、不思議です。
卵なら、なんとなくわかります。
でも、なぜ、ウサギ?

けれど、
その時の、先生のお答えは、
わかりそうで、わからない。

「春だから、
ウサギが、ぴょんぴょん出てくるから」

うーん、なるほど。
でも、
実感は、ありません!

それが。
けさ。

こういう景色を、
橋の上からながめていたとき。
目を、よくこらしてみると、
(写真の具合、ゴメンナサイ。
右下のあたり、よくごらんください)

とても、いたずらそうな、
ウサギ君が、いるのです。
しばらく、きょとんとしています。
そのあと、
鳥のようなスピードで、
ダッシュしていきました。
その速いこと、速いこと!


うわぁ、
これが、ウサギか。
ピーターラビットそっくりです。
イースターの、マスコットなんだなあ、と
ようやく、
長年の疑問が、とけて、
すっきりした気持ちになりました。

お話にでてくるように、
きっと、長い冬眠から、起きだして、
こうやって、走り回っているのかもしれません。

私たちも、
もうじき、
こんなふうに、走り出す時が、くるはずです。
私たちの冬眠よ、はやく、終われ〜。


さて、
きのうの、イースターのデザートは、
なんだったかと言いますと、
ミルクチョコレートの、ポッキー。
フランスでは、
「ミカド」という名前で、
すっかりなじまれています。
外国でみつかる、
私にとっての、昭和の、味。
遠足の時の、おやつの味。

しばらくぶりだったので、
それは、それは、
なおさら、味わいぶかいものでした。
紅茶といっしょに、
いただきました。

きょうも、
読んでくださり、ありがとうございました。


にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村

0 件のコメント: