きのうは、
復活祭でした。
クリスチャンでない私でも、
ふだんなら、
卵型のヌガーや、
チョコレートをプレゼントしたり、
小さな集まりをしたり、します。
きのうは、
ロックダウン中ですから、
夫と2人で、ささやかな復活祭。
こんなとき、
なんでも行事は、大歓迎!
このモノトーンな毎日に、
アクセントをつけたくて、しかたないのです。
ですので、
お昼には、
お寿司もどきを、作りました。
思うように、買い物はできませんが、
注文したもので、
つくってみます。
グリーンアスパラと、
いり卵と、
塩づけの、にしん、
サーモン、
いくら、を、
酢めしの上に、ちらします。
のりを、きざんで、
ふりかけると、
なんとなく、ちらし寿司のようです。
遠目には、ピッザのようでもあります。
さて、
デザートは。
スーパーに注文して、届けてもらった、
お菓子です。
日本のお菓子。
遠い昔、
昭和時代、
幼稚園、教会学校に通っていたころ、
イースターには、
きれいな色のセロハンに包まれた、
ゆで卵を、一個もらえました。
家にかえって、
セロハンをあけると、
先生が、描いてくださった、
きれいな模様がでてきます。
サインペンで、
ずいぶんと時間をかけて、描いてくださったはずです。
毎回、ちがいます。
それが、うれしくて、
ゆで卵も、
いつもより、おいしいと思ったりしました。
それから、
中学のころ、
ヨーロッパのおみやげを、いただいて、
おどろきます。
めずらしい、
ウサギの形をした、大きなチョコレート。
中は、がらんどうですが、
そのおいしさといったら、
日本にはない、おいしさでした。
少しずつ、少しずつ、いただきました。
そのあと、
外国人の、英語の先生に、
「どうして、復活祭というと、
ウサギが、出てくるのでしょうか?」と、
質問をしたことがあります。
東京生まれの私には、
ウサギと、復活祭と、
どう結びつくのか、
とても、不思議です。
卵なら、なんとなくわかります。
でも、なぜ、ウサギ?
けれど、
その時の、先生のお答えは、
わかりそうで、わからない。
「春だから、
ウサギが、ぴょんぴょん出てくるから」
うーん、なるほど。
でも、
実感は、ありません!
それが。
けさ。
こういう景色を、
橋の上からながめていたとき。
目を、よくこらしてみると、
(写真の具合、ゴメンナサイ。
右下のあたり、よくごらんください)
とても、いたずらそうな、
ウサギ君が、いるのです。
しばらく、きょとんとしています。
そのあと、
鳥のようなスピードで、
ダッシュしていきました。
その速いこと、速いこと!
うわぁ、
これが、ウサギか。
ピーターラビットそっくりです。
イースターの、マスコットなんだなあ、と
ようやく、
長年の疑問が、とけて、
すっきりした気持ちになりました。
お話にでてくるように、
きっと、長い冬眠から、起きだして、
こうやって、走り回っているのかもしれません。
私たちも、
もうじき、
こんなふうに、走り出す時が、くるはずです。
私たちの冬眠よ、はやく、終われ〜。
さて、
きのうの、イースターのデザートは、
なんだったかと言いますと、
ミルクチョコレートの、ポッキー。
フランスでは、
「ミカド」という名前で、
すっかりなじまれています。
外国でみつかる、
私にとっての、昭和の、味。
遠足の時の、おやつの味。
しばらくぶりだったので、
それは、それは、
なおさら、味わいぶかいものでした。
紅茶といっしょに、
いただきました。
きょうも、
読んでくださり、ありがとうございました。
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