夏休みは、
片づけをしたいと、思っていました。
今回は、本と書類。
私は、片づけ、と考えただけで、
なんとなく、別なことがしたくなったりします。
仮に、片づけを始めたとしても、
「あぁ、こんなモノ、あったっけなぁ」と
ながめ入ったりして、
時間がものすごく、かかります。
おまけに、
片づけているはずなのが、
やればやるほど、部屋の中は、
ごちゃごちゃが増えてきます。
それが山となって、
今度はそれを、どう片づけるか、を
考えなくてはならない。
それが、もすごく不安の素となります。
今回も、
まぁ、かなり時間がかかりました。
一日がかりを、
数日間。
古いものを、整理して、
捨てる、とっておく、と分類するのは、
時間だけでなく、
「気持ち」のエネルギーも、かかりました。
その日の晩は、
眠るのにも、頭がごちゃごちゃ混乱したのか、
夜中にめがさめてしまいました。
そんなことは、めったにないのに。
でも、
結論からいうと、
すっきりした気持ちです。
まだ、全部は、終わっていませんが、
なんだか、はずみがついて、
もっともっと、片づけをしたくなっています。
さて、
この夏は、また、貨物船の旅に出ます。
去年、初めて行きましたところ、
ものすごく気に入ったのです。
今年は、夫も一緒に。
大西洋を渡って、アメリカ大陸に行きたかったのですが、
とても人気があるそうで、予約はとれませんでした。
それは、来年に、おあずけです。
今年は、
フランス、ル•アーブルから、
南スペインにおります。
飛行機なら、2時間足らずのところを、
コンテナ船に乗って、一週間かけて、行きます。
アフリカとヨーロッパをつなぐ航路の一部を、
乗せてもらうのです。
去年ほどは、ドキドキわくわくしていませんが、
船の、あの雰囲気のことを考えただけで、
やっぱり、かなり、うれしくなります。
船の上では、
何もすることがない。
コンテナ船の、
クルー、士官の人たちは、お仕事中です。
私は、ただひとり、ぼけっとしていられるのです。
ただ、ひたすら、海と空をながめていられるのです。
今年は、絵の具を持って行きます。
甲板で、空や海の色を描けたら、
楽しいかもしれない、と。
画板をもって、地べたにすわって絵を描く、というのは、
遠い昔、小学校で、よくやったことです。
写生会、といって、
お弁当をもって、よく行きました。
横浜の港で、船を描いたことも。
こんどは、その、あこがれの船にのって、
絵を描けるのです。
きけば、
フランスの人は、写生会の経験が、ないようです。
私は、日本で、
いい習慣を、おしえてもらったものだと、
得をしたような気持ちになります。
では、
しばらく、インターネットも使えない場所に行きますので、
しばらく、ごきげんよう。
暑い夏、お元気でおすごしください。

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