また、通信簿の季節がやってきました。
毎年2回、通信簿を書かなくてはなりませんが、
なぜか、毎回、締切におわれてしまいます。
去年も書いたと思いますが、
締切にあわせようと思えば思うほど、
おくれてしまいます。
それに、変だと思うのですが、
私のつとめる学校では、
はっきりとした締切り日がありません。
そのくせ、
早く、早く、とせかされます。
先ほど、
催促のメールがやってきました。
すると。
私は、とたんに、
お茶をいれて、一休みしたくなります。
ぜんぜん、やる気はでません。
それどころか、
なんだか心が、
ほんのちょっとですが、
ほんの数グラムだけですが、重くなったような気分です。
実は、
もう、下書きはできているのです。
あとは、ザーっと、機械的に、
入力しさえすればいいのです。
それというのも、
この週末は、ちょっとした仕事をたのまれて、
ちょっとカンヅメ状態になっていたのです。
だから、通信簿は、前もって、
超スピードでやろう!と決心して、
下書きを書いておいたのです。
なんの根拠もないですが、
「私は、スキーですべるように、すらすら通信簿が書ける」という、
いいかげんな暗示を、
自分で自分にかけてみたのです。
すると、
ほんとうに、すらすらと書けたのです。
考えもしないのに、どんどん、
いい文章がわいてきたのです。
(というふうに思えたのです)
いつもの5分の1くらいの時間で、でき上がってしまいました。
だから、準備はできているのです。
それが、さっき、催促のメールを見ただけで、
とたんに、やる気がなくなったのです。
ということは。
そうなのです!
毎回そうだったのです。
私は、ほんとうは、すらすら通信簿が書けるのに、
学校の人たちの、逆の暗示に、かけられていたみたいなのです。
「早く、早く」と言われるということは、
「あなた、おそいわよ」と言われてるのと、同じようなものです。
そうしてるうちに、
私は、「通信簿書きがおそい人」になってしまったようなのです!
なんとなく、そう思い込むようになってしまったのです。
そして、
やっぱり、
通信簿にある、
「これこれの欠点に気をつけましょう」
という欄は、空白にしておく、という私のやりかたは、
それでいいや、と、一人思いました。
いつ、文句がくるかな、と気にはしているのですけど。
だって、
教師にそんなことを言われたら、
生徒さんは、そういう暗示にかかってしまうかもしれないと思うのです。
欠点は、確定してしまうかもしれないです。
それから、
「練習しなさい、しなさい」と生徒さんに催促するのも、
やめた方がいいと、あらためて思ったりしました。
では、
ブログでこういうことを書いて遊ぶのは(?)、ほどほどにして、
通信簿にとりかかることにします。
きょうも、読んでくださって、どうもありがとうございました。
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2 件のコメント:
ジャスミンティーさんから、コメントをいただきました!
*****
こんばんは!
私事なのですが、私は二人姉妹の長女で、私とは出来が違い活発な妹がおります。
幼い頃から父親がジャスミンはだめだけど○○はしっかりしている、と言われ続けながら育ちました。
なので、それがふだん生活さんが言われてらっしゃるまさに「暗示」なのだな〜、と改めて思いました。
「暗示!」まさにそれかも。
まぁ、親のせいにばっかりしてはいけないのですが。。
でも、良いところもあるのです。
それは結婚する前のかなり小さい時から
「もし、私が結婚して子供が出来たら絶対に他の子供とは比べない、欠点を言わない」と
固く誓っていた事です。
なので、父親は私のいわゆる反面教師です。
ふだん生活さんのブログを読んでとっても共感しました。
生徒さんの成績表の欠点直しの欄を空白にする。
生徒さんの為にも本当に素晴らしい事だと思います。
私も成績表に自分のマイナスな事を書かれた文を読むのは悪い成績をとる事より何倍も嫌でした。
*****
ジャスミンティーさん、こんにちは。
コメントを拝読して、
うーん、と腕組みをしてしまいました。
いったい、なにをどうお話してよいやら。
他の子どもと比べられたりするのは、
私も、そういう覚えがあります。くやしいやら、みじめなのやら。
子どもに欠点があるのは、あたりまえのことなのに。
大人だって、欠点があって、あたりまえです。
子どもが、みじめな気持ちになるのは、
やっぱり、かわいそうすぎます。
なるたけ、避けられるなら、避けたいです。
ジャスミンティーさんは、
自分もされたからと、同じことをくりかえすのではなくて、
そこを、ぐっと、
歴史のちょうつがいを、反対がわにおすようにして、
ご自分の、固い決心の道を進まれて、
すばらしいお母さんだな、と、敬服の気持ちになりました。
コメント、どうもありがとうございました。
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