フランスの北の方に旅をして、
そのことを、書きたいと思っていましたら、
また、ロックダウン生活に、入ってしまいました。
第2章の始まり。
上の写真は、
その、シェルブールで、潜水艦の中を見学した時のものです。
操縦室の景色です。
それが、
今の、気持ちです。
また、家で、
電話や、パソコンや、ウェブカムを使って、
仕事をすることになりました。
今回は、ちょっと新しいやり方をするように、
上司から、指示が出ました。
今、その準備をしています。
潜水艦だか、
宇宙ステーションだか、
そういうカプセルに入って、
ボタンを押したり、
スクリーンに向かって、しゃべったりしている、
そんな気分です。
少しくらいなら、こういうのも、おもしろいと言えますが、
ほんとうのことを言いますと、
もう、そろそろ、
そういうカプセルから出たい、です。
さて、
シェルブールから、帰ってくるとき、
車の中で、うとうとしていましたら、
友人からおしえてもらった、おもしろい店に、
着きました。
うす暗い、雨の空のノルマンディー。
田舎で、あたり一面、草木しかない景色の中に、
とつぜん、
古めかしいお店があります。
いくつもの民家があるのかと思いました。
うとうとしていたので、
自分が、今、どこにいるのかも、
よくわからないまま、
あわてて、その家の中に入ってしまいます。
傘を閉じて、
雨をはらって、入った、あたたかいお店の中は、
いくつものお店があると思っていたら、
中は、全部、通じていて、
一つの、大きなお店なのでした。
それは、
まるで、昔のおばあちゃんちみたいです。
やらかい色のランプの灯りの中に、
まぁ、いろんなものが、あふれています。
お菓子、
お菓子の材料、
アメ玉、
キャラメル、
ビスケット、
マドレーヌ、
イワシの缶詰、
スープ、
せともの、
お茶の、ものすごい数の種類、
などなど、
品物が、
ごったがえしした家の中のように、
あふれています。
まぁ、すごいお店です。
それに、
「3密」がそろっているのに、みなさん、平気で、
買いまくっていらっしゃいます。
まるで、
団体のバスが、何台も着いた、
お土産やさんのようです。
でも、バスなど、どこにもないのですが、
どの人も、
まぁ、すごい勢いで、買っています。
私も、つい、買いたくなります。
どこからどこまで、ぜんぶ、ジロジロ見て、
まぁ、その楽しいこと。
日本からのものまであります。
柚子の調味料、リキュール。
ステキだと思ったのは、
スミレの花のシリーズです。
砂糖漬け、
リキュール、
スミレ味のお塩、
チョコレート、
なんでも、スミレ味!
すごいです!
そして、
私はなんと、いちごの香りのする
石鹸を買ってしまいました。
北の地方ノルマンディーで、
南フランスの特産品を買ってしまいました。
ですが、
その、いちごの香りは、
遠い昔、昭和時代に、
ちり紙の、ほんのりした香りや、
いちごの形をした石鹸の香りと、
よく似ているのです。
そんな、
いかにも人工香料っぽいのが、
とてもなつかしく、思えました。
家で使って見ましたら、
手にやさしい、いい石鹸でした。
そこは、
古くからある、ビスケット屋さんだということが、
しばらくして、
わかりました。
奥から、できたての、
ビスケットやら、
マドレーヌを、運んでくる職人さんが、
見えました。
大きな袋、一袋いくら、というマドレーヌがありましたので、
手に取ってみました。
1キロ入りです。
それに、
ものすごく安いのです。
その、
ざっくばらんな売り方なのが、
気に入って、買いました。
あとで、
口に入れてみると、
そのマドレーヌは、小型で、
まぁ、
バターがふんだんで、おいしいです。
小型というのは、強みです。
すぐ、また、手がのびてしまいます。
いくつ、食べても、
また、食べたくなります。
いい加減、
これ以上食べるのは、やめておこう、と、
ブレーキをかけなくてはならない、
ちょっと、
こにくらしい、マドレーヌでした。
それにしても、
すごいお店でした。
楽しくて、
お菓子だの、
お茶だの、
クリスマスカレンダーだの、
たくさんのものを買って、
帰りました。
きょうも、読んでくださって、どうもありがとうございました。
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5 件のコメント:
Chiyoさん、こんばんは。
二度目のロックダウン、功を奏すと良いのですが。
お気の毒です、、。
日本とフランスでは衛生観念も、生活習慣も文化も違うでしょうから、
日本で出来る事でも、広くフランスの国民の皆さんに同じようにやって
いただくのは中々難しいでしょうね。
日本でだってうまくいっていない事もあり、一部の都市、エリアでは
再感染増加が懸念されています。
そうはいっても、そちらとはケタが違いますから、ヤキモキしてしまいます!
そんな、所のこの写真。
何々?なにやらSF映画?
貨物船にしては、大きなレーダーみたいなスクリーンがないなぁ。
あ、貨物船には魚影探知機は要らないんだ、、と、アタマがクルクル。
潜水艦に乗船されたのですか!
狭い内部は、さぞや効率的にイロイロしつらえてあったのでは?
興味深いです。
写真オーケーだったなんて、ラッキーでしたね。
もう退役したものだったのでしょうか?
そして、それとまた好対照の、かわいらしい家々。
家の形もデザインも、色もサイズも違う建物が、一つの大きなお店になって
いるとは、考えましたね。
目に映るもの全てに駆け寄って、手で触れてみたくなるも、あっ!いけない、と
コロナを意識したり?
ラブリーな石鹸、良かったですね。
気分が上がりそうです。
そうそう、昔はちり紙にほんのりとした香りがついたものがありましたね。
紙せっけんを思い出しました。
いい香りがする消しゴムとか。
お土産屋さんで産地をみると、全然別なところで作られていて、拍子抜け
すること多々あります。
北のノルマンディーで南フランスの特産品、いいじゃないですか。
思い出に残ります。
赤ちゃんマドレーヌ、後ろめたさなくお代わりできるサイズ。
お客さんの気持ちを捉えていますね。
パッと見たとき、小さいで、梅干しの種?色が違うけど、、、?
マドレーヌには小さすぎ、亀の手の水かき模様?
そんなはずはない、と。
鈴のカタチをした、カステラみたいな生地の焼き菓子を彷彿とさせますね。
それをちょっとつぶしたような。
止め時の難しいお菓子、分かります!
幸せな気持ちを運んでくれるのですもの、良いんですよ、食べ過ぎても。
小さな浅い水槽?
熱帯魚?小魚が泳いでいるのでしょうか?
カメさんですね!
う~ん、マドレーヌが亀の水かきに見えたのは、もしや、この
サブリミナル効果ではなかったか!
頭の体操になりました。
ありがとうございました。
たま
たまさん、こんにちは!
一緒に、
ノルマンディー散歩に、おつき合いくださったのですね。
とても楽しいです!
「物船にしては、大きなレーダーみたいなスクリーンがないなぁ。
あ、貨物船には魚影探知機は要らないんだ」
よく、ご存知ですね。
大きなレーダーのスクリーン、ありますよね。
実は、これは、
おっしゃるとおり、お役を終えた、
大きな、大きな、原子力潜水艦なのです。
ミサイルや魚雷も積んだ、大きな、
空間のゆったりしたもので、びっくりしました。
海洋博物館にありました。
そこで、手に入れた定規が、
このカメさん入りのモノなのです。
さて、
カメの写真を見たあとでしたから、
あのマドレーヌが、
カメの水かきに見えてしまったのかもしれない!
クスッと笑ってしまいました。
そして、
お話きいて、思い出しましたが、
それは、東京でいう「人形焼」ではないですか。
中にあんこがはいっていることもあります。
あぁ、
このマドレーヌもいいけれど、
あの人形焼の、やわらかさ、
そしてしっとりした感じも、いいなぁ、と、
ないものねだりの気持ちに、なってしまいました。
「幸せな気持ちを運んでくれるのですもの、良いんですよ、食べ過ぎても」
やさしい、お言葉。
これを思い出して、
これからは、気にせず、食べて、幸せになります。
とてもやわらかな気持ちになりました。
あ、
そうですね、紙せっけん。ありましたね。
そうそう、いい香りの消しゴムも。
これも、大好きだったものです。
きょうも、また、ご一緒、ありがとうございました。
たまさんへ追伸
ウイルスのこと、
ご心配していただいて、
ありがとうございます。
ほんとうに、どうやったら、
この状態から抜け出せるのでしょう。
おっしゃるとおり、
日本とは、ケタ違いなのです。
何か、奇跡がおこってくれないかと、
考えてしまいますよ。
たまさん、追伸その2
「鈴の形をしたカステラ」、
これは、人形焼とは、また別ものですね。
ありましたね!
九州の地方のでしょうか?
今、その写真を見ていましたら、
「ごまカステラ」、というのも、
思い出してしまいました。
楽しいお話、ありがとうございました!
Chiyoさん、こんばんは。
あのカメさんの水槽と思っていたのは、定規なんですか?
ずいぶん薄い水槽だ、と思いましたが、、驚きです。
目を凝らして、ようやくカメさんだと分かりました。
ごまカステラは初耳でしたよ。
健康的?という良い理屈で、心おきなく食べられそうですね。
もうしばらくすると、焼き栗も売られるのでしょうか?
お家で焼き栗なんて、ぜいたくです!
渋皮煮も美味しいですね。
マロングラッセとは、また一味違って。
どうか、穏やかにまた一週間をお過ごしくださいね。
たま
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