2017年8月7日月曜日
貨物船の友だち、イルカ
きのう、貨物船の旅から、もどってきました。
ル•ハーブル港で、乗船しました。
アフリカをめざして、南に行くコンテナ船です。
私たちは、
スペインの南、アルヘシラス港で、降りました。
私にとっては、2度目のコンテナ船の旅。
また、違った味わいの旅でした。
撮った写真、
ステキなもの、こと。
たくさんありますが、
なにから、書いていいのやら。
とりあえずは、
イルカの写真を、アップします。
船の先頭(前甲板)に立って、
水面を見ていますと、
こういう景色に、出会うのです。
それが。
わざわざ、前方から、
こちらに向かってきて、
あっという間に、向きをかえて、
船と同じ速度で、泳ぎ始めるのです。
それも、先頭に立って、泳ぐのです。
むずかしいことだと思うのですが。
何匹ものイルカが、
一緒に、
同じ速度で、
船の首の前を、泳ぐ。
それだけでも、
おちょっかいで、なんとなく楽しいのに、
ときどき、
ピョイン〜と、
一匹が、はねては、
パシャン!と、飛び込む。
その飛び込み方も、ちょっと、
変わっています。
インタビューできることなら、
質問してみたいですが、
どういうわけか、
一度はねてから、半回転して、
寝そべるようにして、落ちる。
すると、
まるで、プールで飛び込みをするとき、
失敗して、胸をパシャンと強く打った時のような、
あの音に、なります。
横っ腹を打って、
さぞかし、痛いだろうと、思ってしまいます。
痛いのか、
痛くないのか、
それとも、まだ全回転できないから、
練習中なのか。
一匹ずつ、順番に、
ピョインと、はねて、
パシャン!
よく目をこらして、見ていると、
たまに、同じ一匹が、
何度もはねたりしています。
そして、
しばらくすると、
さーっと、左の方に、体をよせて、
船から、離れて行きます。
私は、
あまりにも、めずらしくて、かわいらしいから、
証拠写真をぜひ、とりたいと思い、
カメラと、戦っています。
顔を乗り出しすぎて、
船から落っこちたらまずい、とか、
カメラを落としたくない、とか、
いろいろ、考えながら、とっています。
実物を見ればいいのに、
ちらちら、と見るだけで、
実は、カメラのスクリーンを見ているだけだったりします。
あぁ、もったいない、と思うのですが、
でも、
あとで、やっぱり写真にとってよかった、とも
思いました。
あまりにも、あっという間のできごとなので、
実は、私の目は、ちゃんとイルカが見えていない。
写真で見ると、
イルカの体は、本当にかわいらしく、
親子だったり、
つるつるの肌だったりします。
あぁ、こんなふうだったんだ、と
あとで、写真をゆっくり見て、
また、うれしくなります。
あとで、食事のときに、
オフィサー(士官)の一人に、
その話をしましたところ。
イルカは、半回転だけじゃなくて、
全回転することもある、ということでした。
あれは、
やっぱり、練習中だったのかもしれない、などと、
思いました。
それにしても、
イルカは、なんで、船に寄ってくるのだろうか、と思います。
時速でいうと、30キロくらいで進む船。
それに、わざわざ向かって来るのです。
そして、一緒に泳ぐ。
そして、飛びはねる。
楽しいから、やっているのでしょうか。
ぜひ、たずねてみたい、と思ってしまいます。
そして、
士官さんにとっては、
イルカに出会うのは、別にめずらしい事ではないようです。
そういえば、
私たちも、ずいぶんたくさん、見ました。
塩を吹く、クジラも見ました。
まるで、イラストに描く、絵のようでした。
それが、実物だったので、
私は、ずいぶん、おどろきました。
貨物船から見る景色は、ステキで、
天気がよくても、悪くても、
朝でも、夜でも、
まるで、絵のようでした。
キャビンに、日替わりの、額ぶちの絵があるようでした。
また、
この続きを、書きたいと思います。
きょうも、
読んでくださって、どうもありがとうございました。
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1 件のコメント:
ジャスミンティーさんから、ツイートをいただきました。
いつも、読んでくださって、
エコーをしてくださって、うれしいです!
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わぁ〜!
もう戻られてたのですね。
貨物船の旅、早速拝見しました。
イルカ、ホント可愛い💕😍
そのイルカと真っ青な海…とっても素敵な写真!
イルカがくるり🐬と半回転しながら、
そして船と戯れながら泳ぐ、
なんて光景を すぐそばで堪能できるなんて 羨ましいです。
これぞ旅の醍醐味ですね。
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