さて、ごぶさたしておりました。
日本は、とても暑いそうです。
こちらは、といえば、
涼しいです。
もやか、霧が、かかっています。
ロワール川に散歩に行きますと、
なずなが、いっぱいはえていました。
しゃがんで見ると、
小さいとき、よく庭で遊んだ、
そういう目の角度になります。
ござをしいて、おままごとをする。
雑草を、菜っぱに見立てて、
それをきざんで、お味噌汁をつくる。
はこべだの、すずめのかたびらは、
いつでもどこにでもある、菜っぱです。
そんな、
しゃがんで、草をじろじろ見ていたときのことを、
思い出します。
土のにおいもします。
草の色が、くっきり、きれいに見えます。
きのう見たのは、
なずなでした。
ぺんぺん草といって、
三角になっている実のほうを、
ちょっと下にひっぱる。
全部、ひっぱって、だらんとさせる。
そして、でんでん太鼓のように、
両手にはさんで、くるくる回します。
それが、「ぺんぺん」という音なのだそうです。
私はまた、でんでん太鼓のように、
威勢のいい音が、でるのかと思って、
いっしょうけんめい、力強く回しますが、
出てくるのは、わりと小さな、ぱらぱら、という程度の音です。
まさか、
これで、小さい子をあやしていたのだろうか、と
貧しく、静かで清らかな生活を、想像してしまいます。
それにしても、
この音に注目するなんて、
なんて、静かだったのだろうと、思います。
音の大きさからいったら、
かなり、段差のある話にうつります。
きのうは、ヒップホップのダンスパーティーがありました。
自由に、みんなで輪をつくって、
自由に、踊りたい人が真ん中に出て、
即興で、一人でおどる、という形式です。
それは、初めてのときは、かなり勇気がいりましたし、
大して踊れないのに(技術がないのに)、
即興なんて、まぁ、恥ずかしかったです。
それに、輪になっていますから、
四方八方から、みなさんが見ている。
それでも、
先輩たちが、やさしく応援してくださったので、
とても助かりました。
暖かい気持ちでした。
今でも、恥ずかしいですが、
ずいぶん慣れてきました。
音楽に集中して、それを、そのまま表そうと思うと、
恥ずかしさどころか、
何もかんがえていない自分があります。
踊り終わってから、恥ずかしくなりますが、
ほんのちょっとだけです。
それに、
今は、
新しい方々がやってきます。
やはりみなさん、恥ずかしそうです。
まずは、ビールを飲んだり、
おしゃべりばっかりしたり、
なかなか、まん中にでません。
でも、かなり踊りたそうでもあります。
その感じ、わかるような気がします。
だから、私は応援する側にまわります。
あの恥ずかしい感じというのは、
ほんとに、いやなものです。
パーティのあと、夜中に目がさめて、
恥ずかしくなってしまったこともあるくらいです。
けれども、
いったん、それを抜けてしまうと、
いったいあれは何だったんだろうと、思うくらい、
どうでもいいことのようにも、思えます。
でも、私の場合は、
まだ、恥ずかしさと、恥ずかしくないときとが、
シマ模様のように、両方、あります。
まだまだ、です。
考えすぎると、絶対恥ずかしくなります。
あ、先生が見てる、何といわれるかな、と
思ったら、もうおしまいです。
輪の中に出て行けなくなります。
ですから、
なるべく、考えないようにしています。
こんな感じです。
きょうも、
読んでくださって、どうもありがとうございました。
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